ringoのつぶやき

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PIMCO:米英の国債デフォルトに備えたCDS売りに好機

2011年03月01日 21時01分47秒 | 債券

2月28日(ブルームバーグ):米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)のマネジングディレクター、アンドルー・ボールズ氏(ロンドン在勤)は、国債を保有するよりもソブリン債のデフォルト(債務不履行)に備えるクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)を売る方がより良いリターンを得られる可能性があるとの見方を示した。

  ボールズ氏は28日にロンドンで記者団に対し、「金利リスクを取るよりも、国のデフォルトに対する保証の売り手になる方が妙味はあるだろう」と述べ、「米英のデフォルトの確率は無視できるほど低いが、カントリーリスクをヘッジする必要のある市場参加者がいるため、保証の売り手になることは可能だ」と指摘した。

  10年物英国債利回りは28日に10年間の平均を83ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下回る水準だったが、CMAの価格情報によると、デフォルトに対する保証コストは今月25日の取引終了時点で、2006年4月以降の平均である55bpを7bp上回る水準だった。

  ボールズ氏はユーロ圏について、「中核にフランスやドイツなどの国があるが、これらの国についても保証を売ることは魅力ある提案だ」とし、「経済協力開発機構(OECD)加盟国の金利、利回りが著しく低下するとは予想しにくい」と付け加えた。



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