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DJ-【コラム】中国住宅市場に忍び寄る破裂音、投機熱は一服

2016年12月20日 17時26分43秒 | 社会経済

 

――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」

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 中国では債券市場の破裂音が鳴り響く中、新たに発表された住宅データにはさらに悪いニュースが含まれてい
た。

 中国の住宅市場が、現在あるいはかなり近い将来にピークを迎えることは間違いない。

 11月は多くの都市で住宅価格が上昇したが、大都市の伸び率は2カ月前の水準から急激に鈍化した。また、上
海や南京といった裕福な1級・2級都市では伸び率が0.5%以下にとどまった。これらの都市では9月には3~4%上
昇していた。

 住宅価格の上昇に急ブレーキがかかったことは、厳しい融資条件によって投機筋が閉め出されつつあること
を示している。16日に発表された「中央経済工作会議」の経済運営方針で、当局は「住宅は住む場所であり、投
機のためのものではない」と投機筋を厳しく批判した。

 一方、投機筋が主導する大都市の住宅市場は中国全体の住宅価格動向のよい先行指標となっているが、実際の
投資や建設の状況が正しく反映されていないことを投資家は心にとめておく必要がある。3級都市はおおむね貧
しい内陸部に位置しており、住宅市場の60%程度を占めているが、現況ははっきりせず、モメンタムの鈍化はさ
ほど明確になっていない。

 公式統計では、3級都市の価格が前月比0.1%増と緩やかな伸びにとどまったが、3カ月単位ではまだ上昇トレ
ンドが続いている。さらに、11月の不動産投資の伸びは低調だったものの高水準にあり、今年の大規模な景気刺
激策の効果が遅れて現れるとみられることから、鉄鋼やセメントの実需は今後数カ月間にわたり堅調な動きが続
きそうだ。

 電力や鉄鋼などの生産は引き続き拡大している。11月の電力生産は伸び率が前年同月比で小幅低下して7%増
となったが、4月の減少からは大きく回復している。

 中国の建設活動は引き続き良好だが、大都市では鈍化しており、融資コストが全土で上昇し始めているため、
価格上昇の鈍化が始まっている。2017年半ばごろには破裂音が大きくなる可能性がある。
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