私も前日まではまだ余裕で相場を見ていたのですが、5日の大引けは驚いています。私の相場観測法の下値支持線を切れてしまいました。ここで注目はトヨタ、みずほです。(『相場コラム『わしの罫線』』)
2番底形成の可能性が高い日経平均 トヨタ、みずほに注目したい
節割れを起こした東京市場
ニューヨーク市場もしっかり、今日は上海市場も高い。がしかし、東京市場だけは胸が悪くなる様な大幅続落。何が悲しくてこれ程売られなければならないのかと思いますが、5日の日経平均は390円安15732円。TOPIXは34.34ポイント安1268.37ポイント。出来高は概算22億4千万株で終わりました。
私も前日まではまだ余裕で相場を見ていたのですが、5日の大引けはちょっと驚いています。と申しますのは、私の相場観測法の波動の下値支持線を切れてしまいました、考えられることは2つ。
1. 最悪、向こうこの1週間下げるとしても2月12日の安値を切ることなく、最大、日経平均は15250円で止まり、2番底入れとなる
2. これより第3段の下げに突入し、13000円まで下げる。
このどちらかです。
当然、後者の暴落となれば、主力銘柄、特にトヨタ<7203>、みずほ<8411>等もこれから大きく下げることになるわけですが。
そこでトヨタ<7203>を見ると186円安、5439円。波動から割り出す第1底値指数は5120円にあります。仮にそこまで到達したとしますと、その後は7週間で6760円までの急反騰が出るはずです。これは世界の優良株、トヨタの癖です。
みずほ<8411>7.7円安、153.2円。この株は波動から割り出す第2底値指数が148.9円にあります。2月12日の安値を0.4円下回る事になりますが、日足は下げの10ポイント目。次に下げるとしたら120円ですが、その為には1回戻って仕切り直しを入れる必要があります。
このように見てきますと、この東京市場、まだ下げる。しかし底割れには至らず、2番底となる。これが妥当なところと考えられます。6日の動きは重要です。注目!