2年ぶりに穴水町の牡蠣祭りに行ってきた。
前日に福井からお義母さんが駆け付けたが、週末から今シーズン一番の寒波が上空に襲いかかる。
穴水までの能登路は積雪や凍結が心配された。
「折角福井から来てくれたのに・・・延期にしますか」というパターンも考えられたが、当日までの積雪は意外に少なく、覚悟を決めて家を出発したところ道路状態も良くて助かった。
相変わらず下の子が牡蠣嫌い。
4人前だけ予約して、別に鶏の唐揚げを用意して頂く。
今回伺ったのは料理旅館「竹亭」さん。
子供が小さい頃から訪れてて、たまに「お久し振りです」と声を掛けてもらってた。
焼き牡蠣、牡蠣フライ、炊き込みご飯、お吸い物。いつものフルコースでいつもの美味しさ。
毎年直ぐに「もうお腹一杯!」と、あまり食べないお義母さんが、今回はしっかり食べてくれて、こちらとしても嬉しかった。
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牡蠣との格闘を終え、辺り一面 焼け野原。
自宅に帰ってからも暫く指先から牡蠣の匂いが消えなかった。
穴水町字川島イ90 Tel:0768-52-0021
で、我が家で牡蠣好きはというと、飲んべえの「私と娘」・・・長男&次男は「フライはなんとか頑張れば・・・タルタル多めでね」ぐらい。(笑)
その昔・・・広島転勤したばかりの頃、実家に殻付き牡蠣を送ったところ、大喜びした親父とお袋・・・食べ方も知らない二人(私も特に伝えず・笑)は、カセットコンロに網引いた上で牡蠣を焼いて食べたそうです。
いつ食べごろか?当然わからず・・・「牡蠣の口が少し開いたら小刀で貝柱を切ってしまえばええから」・・・なんてこと知らない二人は、バチバチ爆発する殻攻撃を受けながら悪戦苦闘・・・で、最後に「貝柱を切る」事に気がつき、美味しく食したとのことでした〜!
テーブルと言わず「そこいら中(部屋中)」牡蠣の殻だらけ!
それこそ焼け野原(笑)だったそうですが、「メチャクチャ美味かった!」と翌日電話があった(昔懐かしい出来事)のを思い出しました。
何も考えず、牡蠣だけ送った愚息に「美味しかった」の一言は、今も感謝感謝です。(笑)
25年ほど前、北海道へバイク旅行した時に函館の市場から自宅の両親宛てに毛ガニとウニを送ったんです。
当時私は福井県で寮暮らしだったので、年末年始くらいしか顔を合せることがなかったので、両親も突然の送り物に驚いたことと思います。
後日、親父が寮に電話してきて「ありがとう、美味かったわ」と一言。
そんなこと言う人じゃないと思ってただけに・・・送って良かった、と思った瞬間でした。