死ぬ間際にタイトル決まるかも

ちと書いてみたかっただけ

立川志の輔

2008年04月30日 | 趣味・娯楽

WoWoWで「志の輔らくご in パルコ」が放送された。

立川志の輔は1996年から渋谷パルコ劇場で独演会を毎年開催し、2006年は落語界でも初めての同一会場での1ヶ月公演を行い話題となっている。
2007年、2008年でも1ヶ月公演を行ったが、本放送は2008年1月19日に行われたもの。

志の輔落語の看板は、何といっても新作落語。
古典落語から新しい解釈をして、現代にも通じる話に創りあげている。

今回はその中でも最高傑作といわれている「歓喜の歌」をノーカットでオンエアしている。
歓喜の歌は昨年映画化されている。
映画プロデューサの李鳳宇が、日頃から落語の題材を映画にしたいと狙っていたらしい。

その作品に出演している浅田美代子は
「落語は全く聞いたことがなかったが、これを機に(志の輔の落語を)聞いてみた。聞いてると、話してるだけなのに情景・・・絵が浮かんでくるんです。凄いな、と思いました。」
と言ってた。

そして作品「歓喜の歌」へ。
志の輔は冒頭の喋りでこんなことを言っている。

「我々落語家もお客と戦っています。それは『笑い』があるからです。
『怒り』や『悲しみ』は殆どの人が同じ場面で抱く感情ですが『笑い』は各人が色々な感覚を持っていますので、ひとつの小話に万人が笑う、ってことはありません。
ですから我々は、いろんな種類のネタを用意してお客に披露し、その反応でネタに優先順位をつけて次に披露するといった繰り返し。
そして少しでも多くの人に笑ってもらえるよう頑張っている訳です。」

そこで披露した「いろんな種類のネタ」というのは

・「お姐さん、イキ(粋)だね!」「わたしゃ帰りだよ!」
(これを言ったあと『ほーら、皆笑ってる訳じゃないでしょ?』と大爆笑を誘った。

・「これは誰の絵?」「ゴッホです」
 「これは?」「ダ・ヴィンチです」
 「・・・あっ!これは分かるわ。ピカソでしょ?」「それは鏡です・・・」

・(ハイジャック犯)「この機をロンドンに向かわせろ!」
 (機長)「バカな真似はよせ!」
 (ハイジャック犯)「いいから早く向かわせろ!」
 (機長)「この機はロンドン行きだ」

・(患者)「最近コーヒーを飲む度に右目が痛いんです」
 (医者)「いつものようにやって貰えませんか?」
 (患者)「はい」
 (医者)「・・・あなた・・・コーヒーを飲むときはスプーン取らなきゃ!」

面白く拝見しました。
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