死ぬ間際にタイトル決まるかも

ちと書いてみたかっただけ

追憶

2017年05月11日 | 映画
 
舞台の富山で起こった殺人事件によって刑事、容疑者、被害者として25年ぶりに再会した幼なじみ3人が辿る運命を描く。

今や日本の代表的な名優となった岡田准一だが、劇場で作品を観るのは初めて。
そして好きな俳優 柄本佑(たつく)も出演してるので「これは観なければ」ってことになった。
他に小栗旬、長澤まさみ、木村文乃、安藤サクラ、吉岡秀隆、安田顕、渋川清彦といった豪華な顔ぶれ。

しかし作品の入りが物足りない。
序盤に渋川清彦が殺される一連のシーンは何だか迫力がなかった。
その後も淡々と話が進んでいって・・・田所啓太(小栗旬)の役どころを無理やり高い所まで持っていこうとしてるのではないか、と不自然さを感じた。

レビューで「映像が綺麗」といった声が多く書き込まれている。
名カメラマン木村大作の撮影なのだが、鈍感な自分は映像の素敵さに全く目がいかなかった。
反面、自分の好きな高岡市のラーメン屋「まるなかや」が使われていて、背景に映る暖簾の「まるなかや」の文字が、店内に向けて掲げられているのが気になって仕方がなかった。

人間ドラマとしてもサスペンスとしても、折角の豪華なキャスト陣の色を出し切ってない中途半端さを感じた。
上映時間は短めの100分足らず。
もう少し丁寧な描写があってもいいような気がした。
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