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日光二荒山神社別宮 滝尾神社 散策その2

これより滝尾道
稲荷川沿いの道と平行に、木々の中に石畳の小径が滝尾神社まで続いています。

滝尾道

滝尾道

滝尾道

北野神社
古い鳥居が左手にあり、鳥居から少し奥まったところに拝所があるのが北野神社です。お社の建物を持たない小さな神社です。
「学問の神、菅原道真(天神さま)を祀る。寛文元年(一六六一)筑紫安楽寺の大鳥居信幽が勧請したものである。祭日は八月二十五日。
鳥居や祠の奥の巨岩に天満宮の梅鉢紋がみられる。」


北野神社

北野神社

北野神社

北野神社

神馬の碑
「慶長五年(一六〇〇)関ヶ原の戦いの折り、徳川家康が乗った名馬の碑。家康が亡くなった後も、元和三年(一六一七)から寛永七年(一六三〇)に亙る一四年の間、東照宮に御神馬として奉仕した。
延宝六年(一六七八)梶定良の建立。由来の碑文が刻まれている。」


神馬の碑

神馬の碑

この近くに「手掛石」があったはずだが気が付かずに通り過ぎてしまっていたみたいです。北野神社に詣でた帰りにこの石に手を掛けて祈願すると、字が上達するという信仰があるそうです。また、「手欠け石」とも言われ、石の一部を欠いて持ち帰り、神棚に供えると学力向上するとも言われているらしい。

昌源杉
「滝尾参道の周辺には、五〇〇年以上の老杉群がある。文明八年(一四七六)日光山第四十四世別当になった昌源が、山中に数万本の松と杉を植えたもので、「昌源杉」と呼ばれる。以前はそのうちの一本が、飯を盛ったような形に繁り目立ったので、「飯盛杉」と呼ばれていたが、昭和三十八年の突風で倒れてしまった。」

昌源杉

昌源杉

しばらく緩やかな登り坂を歩きます。足元が石畳なので歩きにくく、結構疲れてきます。

昌源杉

大小べんきんせいの碑
「古くは、このあたりに栃御門(桜門)、下乗石、木の鳥居などがあり、これから先は滝尾神社の聖域に入るので、大小便を禁ずる碑が立てられた。
庶民にも読めるようにと、「大小便禁制」のうち大小のほかは、「平仮名」で書かれているのが珍しい。」

昔は庶民が大勢お参りに来たということでしょう。ここまでの間はお好きなところで…ということですね。

大小べんきんせいの碑

大小べんきんせいの碑

このあたりで、二荒山神社からの道と合流します。

二荒山神社方面

いよいよ滝尾神社に到着します。その手前、左側に「白糸の滝」があります。小さな滝です歴史のある滝です。
「天狗沢にかかる名瀑。高さ約十メートル。弘法大師修行の場と伝えられる。
文明十八年(一四八六)京都聖護院の道興准后が日光を訪れ、その時の紀行文「廻国雑記」に左の和歌が詠まれている。

世々を経て 結ぶ契りの 末なれや
この滝尾の たきの白糸」


白糸の滝

白糸の滝

パワースポットはひとりひとりそれと感じる場所は違うと思います。ここで紹介した場所は、私がパワースポットだと感じた場所ですので、すべての人に当てはまるというわけではありません。

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