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エジプト旅行記 - 仕方噺 6日目 ルクソール博物館

2008年11月10日 ルクソール博物館

カルナック神殿を後にし、次に訪れたのはルクソール博物館。ルクソール周辺で出土された数々の埋葬品、神像などのコレクションが、1975年にオープンした近代的な設備の中に納められている。カイロ博物館に比べると展示品はかなり少ないが、その展示品は程度もよく貴重なものが多いという。内部は広く、隣の展示物を見ている人たちの邪魔にならないくらい、一品一品スペースを取ってある。内部の写真撮影は出来ない。
セキュリティをくぐり中に入ると、順路に従って順番に見ていくことになる。スロープに沿って2階に上がり、また元の入り口に戻ってくる。
特に印象深かった展示品が何点かある。
若い頃のアメンヘルプ3世と仲良く並ぶセベク (Sebek) 神。ワニの頭を持ち、豊饒の神様である。像にはラメセス2世のカルトゥーシュがあるが、後に書き換えられたもので、アメンヘルプ3世が正解らしい。
アクエンアテンに関する展示品もすばらしい。彩色したブロックtalatat(タラタート)を積み上げた壁画を修復し、壁一面を使って展示してある。かなり細かいバラバラのパーツを、よくこれだけつなぎ合わせたと感心してしまう。
ほとんどカイロ博物館に持って行かれてしまったようだが、ツタンカーメンの墓からも貴重な出土品が数品展示されている。
2階には戦車もあり、木製の車輪の作り方がおもしろい。また、弓矢なども展示されている。

入り口を入ってすぐ右側には特別展示室がある。1989年に、ルクソール神殿のアメンヘテプの中庭から出土した24体の彫刻が展示されている。
ルクソール博物館は、英語でも解説されているのでありがたい。全て解る訳ではないが、何となくこんな感じかな?と解るだけでもかなり違う。
建物の外にも何点か像が立っていた。
そういえば、解説の中でこんな話があったと思う。ラムセスという名が付くと王の直系の子供たちで、トトメスというのは側室の子供たちだという話だった。

博物館を出て、昼食のためメルキュール・ホテル(Mercure Hotel)へ立ち寄った。看板の文字がおもしろい。

メニューは、モロヘイヤスープとソテー、コフタというのだろうか細長いミートボールみたいなもの。味の方は・・・いつも通りだった。しかし、マンゴージュースは何処で飲んでもうまい。今のところ、外れなし。
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