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ワンダーウーマン

2017-08-25 | 映画
女性戦士・アマゾンたちが暮らす島、セミッシラ島。
その島の王女、ダイアナは近くの海に落ちた飛行機から一人の男を救出する。
彼の名はスティーブ・トレバー、イギリスの命を受け、ドイツに潜入していたスパイであった。
膠着した第一次大戦の戦況をひっくり返す新兵器をドイツが開発したことを
イギリスに伝えようとして逃げる途中に撃たれ、墜落した、ということを知ったダイアナは
「戦争を終わらせ、人類に平和をもたらす」ために外の世界に出ることを決意する。

トレバー、そして彼が集めた仲間達とともに「世界を救う」戦いに参加するダイアナ。
しかし、外の世界、現実の戦場、そして戦争は彼女が思い描いていたものとはまったく違っていた。
はたして彼女は、世界を救うことができるのか?


1941年に誕生し、1976年にテレビドラマ化して途中放送局を変えながら3シーズンが放送、
その後も映像化企画は立てられるもののなかなか納得いく結果を得られなかった
DCの「トリニティ」の一角、ワンダーウーマン。
DCエクステンデッドユニバース(DCEU)の1作として、
BvS」に登場したガル・ガドット演じるワンダーウーマンの単体主役作1作目が今作です。

女性監督(パティ・ジェンキンス)による世界一有名な女性スーパーヒーローの映画化、ということで
どうしてもフェミニズム的な文脈や視点から語られるような印象もあったのですが
映画自体は派手なアクションあり、コメディ要素も、ラブストーリー要素もある
「よく出来たアメコミ映画」でありながらも、婦人参政権もなく窮屈なファッションに押し込められる
当時の女性に対する見方をユーモラスに描き出すことも忘れない・・・という作品です。

公開初日ということもあるのでネタバレは避けますが、
神話世界と第一次大戦の戦場の現実が交差する物語は、MCUで言うところの
「マイティ・ソー」+「キャプテン・アメリカ:ザ・ファースト・アベンジャー」的であるとともに
『英雄になる』とはどういうことなのか、を考えさせられる一作としても
良質なストーリーであったと思います。
世界中で大ヒット、ということでハードルが上がっている感はありますけども、
本当によくできた「アメコミ映画」ですし、何よりガル・ガドットの美しさを大スクリーンで味わう
(クリス・パインもカーク船長とは違ったいいヒーローっぷりでしたね)のもおすすめの
彼氏も彼女も満足なデートムービーにもおすすめしたい一本です。


今回エンドロール後の映像はないですが(むしろオープニングがそれっぽいというか)
次なる彼女の戦いは、早くも3ヶ月後、11月。
彼女とバットマンによる新時代のヒーローたちをスカウトしての巨悪との対決
ジャスティス・リーグ」がついにやってきます。
11月はMCUも「マイティ・ソー:バトルロイヤルラグナロク」が公開されたりもいたしますが
・・・当然、どちらも見に行きたいところですね。

そしてマーベル側は、いよいよ明日から福岡アジア美術館で「マーベル展」開始。
六本木会場ほどの大規模(ショッピングモール店舗でのコラボメニューとか)ではない模様ですが
展示に限定グッズ(九州限定はあるのかな?)はとても楽しみです。(僕は来月に行く予定です)
・・・DCも九州でこういうイベントあればいいのになぁ。

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