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インセプション

2010-08-01 | 映画
映画の日ということで朝1の回で見てきましたよ。
公開後日にちも経ってるということで空席もぽつぽつと。

荘子→攻殻機動隊→マトリックス、という流れに連なるような作品でした。
「マトリックス」の映像面のフォロワーはたくさんいましたが
内容面でのここまでのフォロワー的存在は珍しいというか。
夢、というテーマからか、ニール・ゲイマンの「サンドマン」を思い出す流れも。

難解、という評も多いようですが、前半の説明を聞いてさえいれば
最後の内容までしっかりと理解できるとは思います。
(「マトリックス」がよくわからないという人には難しいのかも・・・)

オープニングミッションは007風、メンバー集め+作戦実行は「スパイ大作戦」風と
(「ミッション:インポッシブル」とは絶対言ってやるもんか、というテレビ版派)
あぁ、ノーラン本当は007撮りたいんだろうな・・・
WB、MGMから権利買い取って撮らせてやれよ・・・と思ったり。

難点といえば、バットマンシリーズでもよく言われている
アクション描写の弱さ、でしょうか。
アクションシーンつるべ打ちな展開(特に後半)なのに
見ていて燃えないんですよね・・・
殺陣の組み立て方というより魅せ方が下手なのかな、と思えるというか。

あ、同じくノーラン監督の弱点で挙げられる
「女優がきれいに撮れない」は、今回はマリオン・コティヤールが
ちゃんと美人に撮れてたと思います。怖かったけどw
マリオンとならぶとディカプリオ頭でかいなー、と思いましたね。
あとケンワタナベはあんまりいい所なかった気がする。かっこよくはあったけどもw
いつものマイケル・ケイン&キリアン・マーフィーはすっかりノーラン組って感じですね。
念願叶って007撮るときも出演してそう。
あと、今回も劇伴はハンス・ジマー。
重厚感のあるサウンドで映像にも重みを加えてくれています。
音響のいい劇場で見たいですね。

「ダークナイト」と同じく、ツボにはまれば何度でも見たくなる作品。
一度目はストーリーを追い、2度目以降は細部をチェックしたくなるような。
画面止めて確認できるソフト化がいまから待ち遠しいです。





・・・終わり方に関しては、賛否両論あるだろうなぁ、ってのは確かに思いました。

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