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デンマーク・デザイン

2016-12-24 | アート
メリークリスマス(2度目)
クリスマスイブが休みになった、ということで長崎県美術館に。
1Fでケーブルテレビのローカル番組が収録されてるのを横目に
23日に始まったばかりの企画展「デンマーク・デザイン」見てきました。

昨年の「1∞ ミナカケル ―ミナ ペルホネンの今までとこれから」や
2012年の「フィンランドの暮らしとデザイン」、
さらに遡れば2007年の「北欧モダン デザイン&クラフト展」と
北欧(テイスト含む)のデザインを企画展で取り上げてきた長崎県美。
長崎と北欧では気候も生活もまったく変わってくるわけですが
それゆえの憧れ、もあるのではないでしょうか。
(毎年やってるイメージがあったけど、調べたらそんなでもなかった・・・)

アルネ・ヤコブセン、ハンス・ウェグナー、フィン・ユールといったデザイナーたちが
伝統を活かし、または逆らって生み出してきた家具や食器、電化製品たち。
それは「誰もが良質で快適な生活をする」ということを目指してきた
高福祉国家であるデンマークのあり方を反映したもの、という側面もあるのかもしれません。
短い夏と長い白夜のフィンランドとは違い、
爽やかな夏と高い緯度の割りに穏やかな冬のデンマークは
「大量生産のできる低コスト性と、高いデザインセンスと快適な使い心地の両立」を
そのデザイン思想の根底に置いている感があります。

デザイン立国としての始まりともいえるロイヤルコペンハーゲンの食器たちが
おもに白と青の2色だけで構成されているのもコスト削減という側面があったり、
戦争の物資不足でも快適な椅子を求めて低コストで作れる椅子のデザインを考えたり・・・
ヤコブセンを代表する作品「アント・チェア」も整形合板とスチールパイプという
安価な材料で、かつ積み重ねできるという側面を持っています。
(「背もたれと座面を一枚の板でつなげた初めての椅子」ということです)
そして初のプラスチックでの一体成型を行ったパントンチェアなど新時代の素材を活用した製品、
バング&オルフセンの見た目のシンプルさとインテリアとの調和を考えたオーディオ機器など・・・
そうそう、世界中で愛されるLEGOもこの国生まれのプロダクトでした。

食器、カトラリー、アクセサリーに玩具、ポスター、テキスタイルと
さまざまなデンマークデザインに触れた先には、
実際に展示されているものと同タイプの椅子に座ってみることができる
(展示品には触れませんからね・・・)コーナーが。
ここでいままで見てきた名品の「すわり心地」を実際に知ることができる
(さらに椅子作りのパーツに実際に触ることも)ことで
『いつかはヤコブセン』という気分になったところで物販コーナーでは
イズミファニチャーによって実際に椅子が販売されております。
・・・値段が7桁だったりもいたしますが。

クリスマスからバレンタイン直前まで開催、ということで
デートにも向いてるんじゃないの、と思えるそんな展覧会。
1月末から2月頭まで開催の長崎ランタンフェスティバルとご一緒に
是非長崎県美術館に足をお運びくださいませ。
美術館内のカフェで一休み、もいいものですよ。
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