you are my sunshine

~40歳で娘を授かったわたしのこんな毎日~

被災した友達にできること

2017-07-12 | 日々のこと
被災した友人Iちゃんの話を聞いたものの、わたしは横浜ですぐに駆けつけることはできない。
でもどんなに大変なのかは、泥出しの経験をしたわたしは少しはわかる。

Iちゃんと同じ福岡に住む友人たちに、Iちゃんの現状を伝えて、手伝いに行ってほしいと言いたいけど、
自分が行けないくせに、どうしたものかと思っていたら、
ブログを見たMちゃんが電話をくれました。
友達にはほとんどブログのことは話していなくて、
リアルな友人で知ってるのは、高校と短大の友達ひとりづつだけ。

そのMちゃんがIちゃんのこと心配して電話をくれたので、
Iちゃんの現状を伝え、よかったら泥出しに行ってもらえないかと頼んだら、
土曜は仕事だから、日曜日に行ってみるよと言ってくれました。
IちゃんとMちゃんの共通の友人H君も行ってくれないかなって言ったら、
H君も引き受けてくれた模様。
Mちゃんはひとり暮らしで、女性ひとりはちょっと危ないかもしれないので。

Mちゃんが行くよと言ってくれたので、
思い切って今度は別の友人にも電話してみました。

Iちゃんの現状を伝え、自分から手伝いに来てなんて言えないから、
よかったら行ってもらえないかなと話したら、
別の友人にも相談してみるねと言ってくれ、
しばらくしてまた電話がありました。

行ってあげたいとはずっと思ってるんだけど、
行くならホテルを取らないといけないし(ちょっと手伝うだけでは申し訳ない)
そもそもたどり着けるかもわからないってこと話したんだよね。
二次災害の危険だってあるんだぞと夫も言ってるんだよね・・・。

それを聞いて、
ホテルなんてとらなくていいんだよ、1~2時間手伝うだけでもいいんだよ。
そんな大げさに考えなくていいんだよって伝えたけど、
ご主人も巻き込んでいろいろ不安のようで、伝えてよかったのかなと思いました。

Iちゃんが、お礼のことやお昼ご飯の心配してたのは、実はIちゃんの福岡市内に住むお姉さんから言われたことだったんです。
心配してくれたお姉さんだけど、手伝いに来るとは言ってくれなかったらしい。
そしてもしひとに手伝いを頼んだらお昼も出さないといけないよね、
お茶出しもしないといけないだろうし、お礼だってしないといけないとかいろいろ言って、
お見舞いにとお金を包んでくれたらしい。
それを聞いていたIちゃんは、そうなんだ・・・とゲンナリしたらしい。

「こんなこと言っちゃダメだってわかってるけど
 正直お金なんていらないんだよね、姉ちゃんごちゃごちゃ言わずに(手伝いに)来てよ!って思うんだよね」

って言ってたんです。
ほんとにそうなんだと思います。

Mちゃんはゴチャゴチャ言わず「わかった!行くよ」って。
そういうタイプの方が珍しいのかもしれません。

でも事態が変わり、
Iちゃんの広島に住む30代の姪っ子さんが手伝いに行きたいとお母さん(Iちゃんのお姉さん)に連絡してきたそうで、
その流れでお姉さんも一緒に来ることになり、だったらとなったのか、
下のこちらも福岡に住むお姉さんも大学生の息子を連れて駆けつけることになったそう。

日曜日はひとりで泥出ししたIちゃんでしたが、
月曜日は被害のなかったご近所さんが手伝いに来てくれて、
ふたりで泥出しをしたんだそう。
そのご近所さんはおにぎりも持ってきてくれたんだとか。
そのご近所さんは「ごめんね、うちの母も連れてきたかったんだけど痴呆の爺ちゃんひとり置いとけないから」
そして支援物資を取りに行ってご近所にどんどん配って、Iちゃんちの庭の泥出しもどんどんやってくれて。
目を見張る働きぶりに、Iちゃんも元気がでてきたんだと。

「ひとりでするのとふたりでするのは全然違うね、どんどん綺麗になっていくと元気でるね」と、
日曜に電話した時の声と違って、とっても明るい声になってました。

ご近所さんもですが、お姉さんたち親子も駆けつけてくれるとわかり、本当に嬉しかったんだろうし、元気が出たんだと思います。

そしてIちゃんが言いました。

「これまでもなにかしたいって気持ちはあるけどなかなか踏み出せなかったのよ、
でもさ、いろいろ考えずサッと1歩踏み出せばいいんだってわかったよ、私もこれからは手伝いに行ける自信がついたよ」って言ってました。

ご近所さんが手伝いに来てくれたことがほんとに嬉しかったんでしょうね。


わたしも今回のことでいろいろ勉強しました。

被災した人に「何か困ったことあったらなんでも言ってね」って連絡すると、
返ってくる言葉は「ありがとう、大丈夫だよ」

よかった、大丈夫だった・・・それで終わりでした。
困っていても、助けてなんてなかなか言えるわけないんですよね。それ気づかずにいました。

手伝いに行ってあげてと思いきって言ったけど、
行けないなんて言えない雰囲気にしてしまった気もして、
友人たちにも申し訳なかったです。
(結果、来週の土曜日に数人で手伝いに行くことになったそうです)

Iちゃんには大学生の息子がふたりいます。
でも帰ってきてほしくないそうです。
来るとなると遠い駅までわざわざ迎えに行かないといけない(路線は不通)
布団も出さないといけない、ご飯も食べさせないといけない、それさえも面倒くさい。
でもよそのひとが手伝いに来てくれるのにわが子が来ないなんて、それも申し訳ないとも。

申し訳ないなんて考えなくていいんですよね。
とにかく自分の気持ちが楽になるようにでいいと思う。

55年生きてきて、こんなに働いたことはないってくらい、泥出しや掃除に懸命なIちゃん。

「今日は水道が使えるようになった!」と大喜び。飲み水としてはダメなんだそうですが。
水がないと聞いたので、ミネラルウォーターを何箱か手配したのですが、
水害の影響で指定の地域には配送できない、キャンセルさせてくださいとお詫びのメールが来ていたのですが、
その2分後に「発送いたしました」と送られてきました。
事態は刻々と変化していますね。

災害時陥没した道路が、翌日は大きな土嚢が積まれ、通れるようになっていたそうです。
倒れた大木もどんどんのぞかれていて、
日に日に村が回復していくのを目にして、
そしてそれをやってくれている自衛隊のトラックを目にするたびに、
Iちゃんは「ありがとうございます」と頭を下げずにはいられないそうです。
練馬ナンバーもあったよ、全国の自衛隊の方が来てくれているんだねと言ってました。

「わたしさ、日本に生まれてよかったよ。
 優しい人がいっぱいの国だってわかったよ」

そんなことも言ってました。



Mちゃんが言ってました。
「rimiはやったことがあるからわかるんだろうけど、やったことがないとどうしていいのかわからないんだよね」
 テレビで見て大変なのはわかるけど、どんなに大変かは実際にみたことないからわかんないんだよね
 だからどうしてあげたらいいのかよくわかなかったんだよね」って。

わたしも行った経験から、
お昼ご飯も水も自分で用意して、長靴にゴム手袋。着替えも用意。
スコップやバケツが家にあるなら持って行ったほうがいい。
長い時間手伝うなんて思わなくて、ちょっとの時間手伝うだけでもいいという心持ち。
そんなことがわかるんだと思います。
気負わなくていいってことに。

いろいろ考えると進めない。
でも考えないといけないこともある。
難しい。
でもでももしかしたらシンプルに「行くね!」でいいのかも。

そんなこと思いました。

わたしも夏の帰省を早めることにしました。
Iちゃんところに手伝いに行ってきます。


※もちろん、雨の日とか、
水害発生直後のまだ村に入れる状況でない時に、
それをおしてまで急いで駆け付けろといってるわけではないですので。


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