北京出身の料理研究家で、日本のテレビや雑誌で活躍されているウー・ウェンさんって方がいらっしゃるのですが、その方が年に何度か北京にいらして、料理教室が開かれています。私は行ったことないのですが、友達が参加していて、今日は彼女からそのお教室で習ったという「空心餅(コンシンビン)」ってのを教えてもらいました。簡単な上においしくて、習った人達がお家でリピートする率がいちばん高いメニューなんだとか。西太后の好物だった宮廷料理だそうです。
この小さなパンのようなもの(餅=ビン)が、おもしろいんです。ビンの部分を作る際、生地の中に、油を塗った小さな丸い生地をつめるのです。ビンが焼き上がったあと、ビンを手で割って、その詰めた生地取り出し(これも食べれます)、そこにできた空洞の部分に、牛肉のそぼろ(ショウガ、酒、砂糖、醤油で味付け)を詰めて食べるんです。これ、シンプルな料理ですが、焼きたてのビンがとても風味があって、甘めの肉そぼろと相性ばっちし!めっちゃおいしかったです 我が家でもただちにリピートさせていただこうと思います。
「ウー・ウェンの北京小麦粉料理」という本にも出ていますので、興味がある方は読んでみてくださいね。
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