輪廻のラグランジェ 第６話「風と火と水と鴨川と」

ヴィラジュリオのムギナミへの対応に怒り心頭なまどかは仇討ちすると息巻く。
彼女の直情で行動力抜群で表情豊かなところが好ましくて良い。
ランの心情はよく分からないけど、少なくとも現在は敵と思っているしムギナミへ同情していることも確かだろう。
さらにまどかに協調してることと鴨川を守ることにも同意しているのが良いところであり気になるところ。
今のところ彼女の意思がまどか中心なのが、ね。

ウォクス・シリーズ3機を破壊しろという要求だけどヴィラジュリオの本当の目的はまどか（もしかしたらランやムギナミといった搭乗者）による覚醒だったのかも。
舞い落ちるラグランジェ？を見て何か確信したようなモイドの「輪廻が開いた」という台詞が気になる。
それにしてもヴィラジュリオよりもモイドが怪しすぎて…結局ラスボスはこいつなんじゃないの？と最終回を迎えても疑ってたりして。

ランの仇討ちだと出撃したまどか達だったが、ヴィラジュリオを心底切り捨てられなかったムギナミに邪魔をされる。
ジャージ部にしてもランの仇討ちにしても結局まどかの自己満足ではないかと指摘されてショックを受けたまどかだけど、図星だったんじゃないかなぁ。
怒るのは図星だからってよくいうよね。
自己満足が人の為になっているならそれも悪くないんだけど…ありがた迷惑を正面切って言われたのは初めてなのかもしれないな。
裏を返せばいつもは依頼されてだったけど、今回初めてまどかは自分から動いたのだとも言えるんじゃないだろうか。
…考え過ぎだな!!

ところでまどかからムギナミを頼むと言われたのにモイドに渡しちゃったおじさんはどういうつもりだったのか知りたい。
無理矢理連れて行かれたのか、ムギナミが「いいんです」と自分から行ったのか、名刺のノウムンドゥス財団に何か思うところがあったのか…？

ファロスの面々が良い。
特に田所さんは良い人だなぁ…。
要求通りにしても良い事が無いから打って出ると決定しただけに過ぎないのかもしれないし、司令官として当然のことなのかもしれないけど、まどかやランの気持ちをちゃんと汲んであげてる感じなのが良い。
まどかの「まるっ」とかランの「わん」をスルーするのも地味に面白かったりする。
それから渡部さんの前髪カールとか少し和ませてもらったね。
キリウスとイゾとヴィラジュリオとの掛け合いも面白かったね。
特にキリウスのマジボケが。
もしかしてイゾが一番常識人!?


次回「曇りのち鴨川」