境界線上のホライゾン 第７話「武蔵の騎士」

トーリたち武蔵ｖｓ本多正純、ネイト・ミトツダイラ、直政の聖連という構図で武蔵の今後が決定される生徒総会が開かれた。
ここに行く末を見守る立花宗茂・夫婦やK.P.A.Italiaのガリレオとインノケンティウスそれぞれの思惑が交錯する…。

外野は今回様子見ということでメインは梅組を二分したような形に。
とはいえ聖連側にいる３人も心情としてはホライゾンを助けたいんだろうなぁという予想は出来る。
ただ彼女らの立場がそれを簡単に許さないということで。

第１試合はシロジロｖｓ直政。
この直政はどういう立場で聖連側なのかというと総長連合第六特務（実働）兼武蔵機関部代表で…あれ完璧武蔵側の人間なのにね？
というのもこの戦いは武蔵に聖連と対抗できる戦力があるということを証明する戦いでもあるようなのです。
純粋な武力の証明のため機関部代表で重武神を操る彼女が抜擢されたということでしょうか。
しかしこの戦いがよく分からなかったな。
シロジロが１５０人から戦力を金で買ったとか、土地を買ったとかは分かるんだけど…つまり？建物は普段何らかの保護がされており？ちょっとやそっとでは壊れない？けど今回は住人が移動したところを買い上げて保護を無くした結果崩れやすくなって、重武神が支えられず倒れちゃった？らしい？よく分からん!!
しかも重武神は倒れただけでまだ決着してないと思うんだけど、重武神は力押しするだけなんですか？
シロジロのお金、もしくは武蔵のお金が無くなったらどうなるんだろうなぁ。

第２試合は鈴ｖｓネイト。
また鈴かよ!!と思ったけど領民を守るのが騎士の務めというネイトにはぴったりの相手だったんだろうことは分かる。
武蔵の戦力である騎士がいなければ武蔵側に戦力なしとなってしまうから騎士の位を返還して武蔵を無力化しようとするネイトを止め戦力確保のために武蔵側は負けないといけないというのも分かる。
分からないのは返還する相手が領民である点。
君主は現当主であるホライゾンじゃね？
もしくは征夷大将軍という形で統治を認めている帝じゃね？
うーん…領民でも良いのかな？ちょっと納得し難いんだけどなぁ。

第３試合はトーリｖｓ正純。
討論、演説が得意な正純ということもあって討論で勝負するかと思えばトーリがいきなり「ホライゾン救わなくても良いんじゃない」と言い出したのに、なるほどと思った。
正純はこれに反論しないといけないのでホライゾンは救うべきだと主張しなければいけないのです。
ここで分からないのは正純がホライゾンを救うべきだと言って「そうだよね！」となれば結果２対１で聖連側の勝ちじゃないかということ。
そしてトーリが何故ホライゾンは助けなくてもいいという結論に至ったのかということ。
後者はトーリは計算尽くなのかと思ったら周囲の反応に戸惑ってるので素っぽいし、ひょっとしたらホライゾン一人の為に武蔵全部を巻き込みたくないという考えなのかもしれないけど。
ただその場合極東は聖連に組み込まれてしまうわけですけども。
正純がどういう理屈でホライゾンは救うべきだと演説するのか、それだけ楽しみにしておこう。

しかし中継で皆見てるから極東は聖連に対して弓を引いたということは誤魔化せないんだな。
サブタイトルからしてネイト回だったようだけど、そんな印象があまり無いな。
いつもサブタイトルが意味のないものになってるような気がするぞ。


次回「全域の支持者」