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ペルソナ4 #21「DON'T SAVE ANYONE ANYMORE」

2012年03月02日 | アニメ
鬱展開になるって噂だったけど特に欝だとは思わなかったな。
まぁマヨナカテレビに映った次の被害者が菜々子だったというだけで…鳴上や堂島さんの動揺が分かるって程度で、菜々子はきっと無事だと思っているからなんですが。
クイズ番組のサドンデスとかで残り放映時間を見て(あ、間違えるんだな)と分かるような嫌な見方なんですけどね。

鳴上に「これ以上詮索するな」という主旨の手紙が来て皆が心配する中、推理を楽しんでしまった直斗は自己嫌悪します。
心配することは確かに仲間想いなんだけど、それだけじゃ事件は解決しないし、直斗のように冷静に客観的に事件を見つめ直す人間も必要だと思うんだよね。
その上で事件が解決すれば結果的に仲間を助けたことになるし、心配する気持ちも根底にあることには違いないし、直斗は正義感溢れてるから問題ないと思う。
鳴上はそう思ったから気にするなと言い、他の仲間もきっと同じように言うだろう。
菜々子のことで焦っている時に「こんな時によく冷静でいられるな!!」という非難はあるかもしれないけど、そこはテンプレ台詞「こんな時だからこそ冷静にならなければ!!」が適用されるだろう。

謎の手紙2通目を堂島さんに知られてしまった鳴上は事情を聞かせろと何故か警察署に連れて行かれます。
( ゜д゜)<玄関先とかで良いじゃん…
家族だと思っているから本当のことを話す覚悟を決めた鳴上ですが、いきなり事件に関わっている、テレビに入って助けてる、と言ったって俄かには信じられませんよ…。
「信じてもらえないかもしれないけど」とか「決して嘘や誤魔化しではない」とか前置きするべきだったし、それでも信じてもらえないでしょう。
であれば「ジュネスで真実を見せるから」と言って目の前でテレビに入ってみせるべきだったと思うんですよね。

菜々子が誘拐されたと知った堂島さんは大急ぎで車で飛び出し、取調室に閉じ込められた鳴上も必死に見張り役の足立さんに呼び掛けます。
そこで冷静な直斗が事件を整理し鳴上が犯人ではないことを証明します。
・荒された形跡はなかった
・菜々子は留守番する時に知らない人だとドアを開けない
・故に犯行は顔見知りである
・攫ってからテレビの中に入れられるまでが一瞬
・テレビを搭載した車で移動し、尚且つ怪しまれない
これらのことから鳴上達は宅配地域の宅配員の固定により菜々子が顔見知りになっている可能性に気付く。
怪しんでいた元市議会議員秘書である生田目太郎が配達員だったことに行き着いた鳴上達は追いかけるがテレビの中に逃げられてしまう。
…ということで、車で移動はともかく自然にテレビを搭載してるいることを条件に盛り込んでいることの説明はどうするんだっていう、ね。
確かに鳴上はテレビに入って…と説明したけども、生田目が真犯人だと断じるのもまだ早いような気がするんだけどな。


次回「It's Just Like Heaven」



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