莉光ママの日記

中学受験を経た高2男子を持つママです。子供や私の日常生活、今はたまにしか行けない大好きな旅行のこと等を日記にします。

ごきげんよう

2017年06月12日 | ママの日記

(30年分の思いがあるので、いつにも増して長文です。あしからず)


「ごきげんよう」は、私の中学・高校でのご挨拶の言葉でした。
授業の始まりと終わりは「起立・礼」の代わりに「ごきげんよう」。
女子校では、このご挨拶を交わす学校は多いですね?
女子の子供がいないので、こういう挨拶をする学校に関りが全くない今では、「ごきげんよう」は懐かしい言葉の響きです。

あの頃、朝でも夕方でも、始まりでも終わりでも「ごきげんよう」と言う事に、少し違和感を持ちながらも、使い続けておりましたが。
いったい、この「ごきげんよう」って何?
中学の初めの頃、先生からご挨拶の意味の説明があったかも?知れませんが。
私の心には残っていませんでした・・・
改めて、意味を調べてみたら、初めにお会いした時は、「ご機嫌麗しくて良いですね」という意味合いで、お別れのご挨拶の時は、「ご機嫌麗しくお過ごしください」という意味だと分かりました。
その、省略型なんだそうです。
なるほどね~。
この学園関係のお手紙やメールの時に「皆さまごきげんよう」って書いてあるけれど。
お手紙の書き出しの「ご健勝のこととお喜び申し上げます」みたいな意味なんだな~って納得。

そして、4月にこの「ごきげんよう」と冒頭のご挨拶が書かれたお葉書が届きました。
卒業30周年という記念の年の同窓会の案内でした。

は~もうそんな月日が経ってしまったかと感慨深くもあり、恐ろしくもあり。
まだまだ心はあの頃のままと思っているけれど。
自分の子供が高校生なんですもの、あたりまえの年月が経ち、あたりまえの年なんですよね

今でも交流のある友達と「行く?」「どうする?」って相談しあい。
私は、義父の様態の件もあったので不安ではあったのですが、都合がつく人と出席しようと決めました。

私達の同期は、比較的頻繁に会う機会があるようで、毎年学校で開催される学園全体の同窓会には必ず誰かが行っていて。
(まあ、いつも同じようなメンバーなんでしょうが)
その流れで、小規模な同窓会があるみたいな。
そのことは知ってはいましたが、なかなか時間も取れないし、踏ん切りもつかないしで、学校へ出向くことはありませんでした。
前回出席したのは、恐らく10年前やはり大規模に同窓会を企画してもらった時。
今回は、先生達も沢山いらっしゃるそうで、それならと楽しみにしていました。

以前から同期のLINEグループがあったようで、早速参加。
懐かしい名前の方々に会える日をワクワクして待ってました。

当日は、友達と少し早くに待ち合わせして、お茶しながら一おしゃべりしてから会場に。
場所は新百合ヶ丘のホテル。

受付でなんと一人一人卒業アルバムの懐かしい写真入りの名札をもらいました。
そうだよね~、これがないと誰が誰だか分からないよね~(笑)

な~んてことはなく、大体の方はそのまま 年相応のおばちゃんになってました。
案外わかる物です。
中には、「久しぶり~」って話しながら、内心「この人誰?」ってさりげなく胸の名札見て、「あ~」って分かる人も
私は「もーちゃん(昔のあだ名)、全然変わってないよ。」って。
「名札見せなくて、分かるよ~、」って言われました。
あ~良かった~

懐かしい先生方ともお話ししました。
昔はちょっぴり怖かったけどすっかり丸くなられた先生。お話しててうるうる涙してしまったり。
いつまでも若々しい先生とお話して、私達もあーなりたいなと思ったり。
先生は、若い子達に毎日接して「若いエキスを吸ってるのよ~。」っておっしゃってました。

先生方16名は壇上に上がられて、お一人一人お話してくださいました。
その時の先生方のご挨拶は「皆さん ごきげんよう」です。
懐かしかったですね~先生の「ごきげんよう」。

最高齢では90歳の先生がいらしてくださいました。
女性で数学の先生でした。
杖無しでしっかりご自分で歩かれて。
壇上でもしっかりしたお話で、まだまだ人の役に立ちたいと日々頑張ってますっておっしゃっておられました。
何時までも先生、心身ともにお元気で。

今でも現役である先生が、生徒は私の宝ですっておっしゃいました。
生徒である私はそう言われてうれしいと思うと同時に、同性の女性として、そんな胸を張って言えるお仕事をしている先生が羨ましく。
さらに、子育て時期を教員として過ごされ、その時代を経て、今やお孫さんまでいる年齢になっても変わらず教壇に立ち続けている先生に尊敬の念を持ちました。
凛と輝いて見えました。
だから、素敵に年を取っていらっしゃるんだろうな。
一人の先生のみならず、女性の先生皆さんとても素敵な年の取り方をしていらっしゃいました。

先生って正「先生」 先に生きる人ですね。
何時の時代も、生徒達の道しるべ、目標となってくださってると感じました。

私達の学校はカトリックなので、シスターの先生もいらっしゃいます。
シスターの先生方は、先生を引退されても、色々な方面で活躍されているようです。
常に奉仕の心を持って。
在学当時は「奉仕」と言う言葉を良く耳にしました。
この学園卒業後は宗教とは無縁の大学に進学し、社会に出て、母になり。
すっかり「奉仕」と言う言葉を聞く事は無くなりましたし、自身の中にもすっかり無くなっていました。
今の自分は「奉仕」とは無縁の生活だな~なんて思ったんですけど。
先生方の温かい言葉の数々を聞いているうちに、あ〜私の人格形成の原点はやっぱりこの学校なんだなと思い起こさせてくれました。
なにも縁戚以外の人に手を差し伸べ、施す事だけが「奉仕」では無いかな?と思い始め。
「奉仕」私も今家族にしてるんじゃないのかな?
自分の事はいつでも後回し、常に頭の中は父母の事。
その次、息子、夫(夫が一番後って言うのが申し訳ない
今私の現状では、この「奉仕」が精いっぱい。
でも、この家族を支えるのは今私にしか出来ない事ですものね。
こんな私でも胸を張っていいですか?先生。

私はこの学園で勉強だけじゃなくて、様々なことを学んだと思います。
私は、この在学中の6年間で慈愛と言う事を学びました。
先生からまた友達から。
父母の家庭の中にいるだけでは得られなかった環境だったと思います。
周囲の人のみならず、世の中の様々な人々を慈しみ愛する心、時には自分を犠牲にして人に尽くす心。
確かに私の中に生きています。
この同窓会は多くの気づきをくれる貴重な機会でした。
あ~私は昔この温かい環境の学校にいたんだな~って。
幸せな気持ちになりました。

同じ年に同じ学び舎で机を並べても、120名それぞれに様々な職業についていて。
主婦をしながら働く人が主で、会社員・経営者・教師・医師・看護師・薬剤師・大学の准教授・翻訳家・TVのプロデューサー・日本刺繍作家・音楽家etc.
多種多様な方面で皆がんばっています。
一見様々でばらばらに思えても、話してみるとあの頃のまま。
同じ環境で育った仲間、根っこは同じだなって感じました。
先生、皆地に足をつけて頑張って生きていますよ。
学校って勉学だけ教えるところじゃないってあらためて感じました。
人間形成大事だな。

さてさて、色々な思いを起こさせてくれた楽しい2時間はあっという間に過ぎ。
次は2次会。
そのまま帰れば、父母の夕食の時間に間に合ったのだけど、主人に電話して、どこどこになになにが入ってるから温めて出してってお願いしちゃいました。
何1つ文句を言わず、快く受け入れてくれるやさしい主人に感謝です
出席するか迷ったけど、飛び入りでも大丈夫だよっていう幹事さんの言葉に甘え出席。
そういう人が多かったらしく、30数名の予約の所、50数名参加と言う大人数で開始。
男性の先生も数名参加してくださいました。
余りにも人が多すぎて身動きできないほどギュウギュウの居酒屋。
もっと沢山の人とお話ししたかったけど、立ち上がることもままならず。
ずっと一つのテーブルにいました。
私の前には男性の体育の先生。
この先生、とっても生徒大好きでだけど、口は悪くて在学中は怖かった。
けど、生徒にはやっぱり愛がある先生ってわかるんですよね。
未だにずっと慕われて、ずっと交流を持ってる同級生がいるみたい。
学校の先生って話好きですよね~。
途切れることなく、ずっと皆としゃべってました。
この時間もとっても有意義だった。

自分達でもずっと感じていたことなんだけど、当時我々の同期は異例のことずくめの期で有名らしく。
学園史上に名をはせる24期生です。
まず、1つは中学受験の入試改革で、学校側が入試の制度をガラッと変えた年だったんですよね。
それによって、前年以前よりもずいぶん違う「集団」であったらしいです。
先生方が期待した学力も上がったそうですが、それ以上に「集団」になった時のパワーがすごかったらしく。
(確かに)
問題を起こすのはいつもこの学年で。
ずいぶん叱られましたし、先生方にはご迷惑をおかけした事と思います。
問題と言っても、かわいいもんなんですけどね。
でも、女子校のパワーはすごいものですよ。
共学では到底考えられないことが、繰り広げられたりしております(笑)
だから、何故か担任を持っていなくてもこの学年の事は鮮明に覚えているという先生が多数で。
手のかかる子ほど可愛いと言いますが、正に先生方はそんな感じです。
だから、相も変わらず、この2次会の時の騒々しさったら!
先生も「お前ら全然変わらないないな~。」って。
呆れながら、懐かしそうにうれしがってましたよ。
あの当時の問題なんて大したことないって先生。
そりゃ当時は叱ったけどな。
ほら、見てみろ、皆こうやって大人になって、大体がお母さんになって、立派にやってるだろ?
皆良い顔してるよって。
道を外してる奴なんて一人もいない!って。
(大体道を外したら、こんな会に出て来られないと思うんですけど~って思ったのは私だけ?
自分達の教育に間違いは無いって、これが俺達の集大成だ位に卒業生の事を誇りに思ってくれてる感じがして、愛を感じました。

こうして、ワチャワチャしたまま、2次会終了。
私はすっごく久しぶりに会った友達と一緒に帰宅。
歩いて行けるほど近くに住んでいるんだけど、本当に何十年ぶり?位に会って。
同じ幼稚園、それが小学生の時塾で再会して。
親同士も地元なのでずっと知り合いで。
って仲なんだけど、今では年賀状でしか交流が無くてね。
LINE交換したから、今度から何かあったら連絡しあおうね。

あ~楽しい素敵なひと時でした。
こんなに大々的に同窓会を開いてくれた幹事さんたちに感謝です。
今回こんなに大勢の先生が参加されるってのも異例みたいで。
なんでも、今回の幹事さんたち、アルバムの個人写真をコピーしてお手紙につけ、先生に出してくれたのがとてもよかったそうです。
あ~この代か~って先生はっきり思い出すし、こんなに丁寧にご招待されたら行かなきゃって思ったらしいです。
幹事さんブラボー

次回大々的に同窓会を開くのは「還暦」の年にって。
そう思うとずいぶん先に思えるけど、きっとあっという間なんだよね。
それまで、皆さん健康に気を付けて。
還暦の年に元気にお会いしましょう。
「皆さん、ごきげんよう」




 









 






 

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