パラマウント社が2012年までのDreamWorks Animationの独占契約を結んだ第1弾作品です。 原作は、マイケル・フライとティ・ルイスの人気コマ漫画「OVER THE HEDGE(垣根の向こう側)」で、いたずら詐欺師のアライグマ・RJと、慎重派なカメ・ヴァーンの物語です。 監督は、ドリームワークスによる3DCGアニメ「ANTS(1998)」のティム・ジョンソンと、「チキンラン(2000)」やあの「銀河ヒッチハイク・ガイド(2005) 」の脚本を手がけた、カレイ・カークパトリック。 天涯孤独でいたずら大好きなアライグマ、RJの声を担当するのは、ブルース・ウィリス、日本語吹き替えにには役所広司 。森の仲間達をまとめるリーダーを努める亀のヴァーンにギャリー・シャンドリング。 そして自分の身を守る為の技、死んだふりが得意な袋ネズミのオジーの娘、ヘザーの声にはなんっと全米NO.1の人気歌手で8回もグラミー賞にノミネートされたアヴリル・ラヴィーン、日本語吹き替えにはBoAが担当します。 シンガーソングライターのベン・フォールズのがポップなオリジナル曲3曲が歌われています。それから、日本語版のエンドロールにはBoAが歌詞も担当したBoAの曲が流れます。
「アイスエイジ2」の高度なCG技術が作った映像が美しかった記憶が新しいですが、VFX映像の上で右にでるもののいないドリーム・ワークスの技術は、やはり上を行っていると思いました。やぁ~~っぱり違うわ!!さすがドリーム・ワークスです。 ストーリーはいたってシンプルでわかりやすく出来ていて、ドリーム・ワークスにしては、かなりお子様向きな感じがします。 動物たちのアニメーションは可愛いのですが、人間のアニメーションは子供でさえも可愛く描かれていません。それは、現代の人間社会が犯している環境破壊への痛烈な批判が込められているのではないかと思われます。
動物たちは好き好んで危険をおかしてまで山や森から人間の世界までを出て来ているわけではないのです・・・・。 そんな世界中の環境破壊の中で動物たちが命がけでジャンクフードをあさっていく様子を動物たちの目を通して描きながら、孤独なアライグマRJが温かい家族というものに触れて、自分を愛してくれる存在に知るストーリーをきわめてわかりやすくコミカルに、テンポ良く描いています。 やはり愛する者や守るべきものが出来ると、人は命がけでなにかが出来る・・・ そんな普遍の真理を、この映画はお子様の目線でわかりやすく伝えています。 お子様連れでみんなが笑って楽しめる陽気な一本です。 *--------------------------------------------------------------* マダガスカル プレミアム・エディション ペンギン大作戦ディスク付き *--------------------------------------------------------------* *--------------------------------------------------------------* モンスターズ・インク 2枚組 (DVD) Mr.インクレディブル *--------------------------------------------------------------*
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小松左京の傑作SF小説「 日本沈没」が、33年ぶりにリメイクされスクリーンに戻ってきた。 エドガー・ケーシーEdgar Cayce(1877~1945)「1998年日本沈没」 の予言が元になって書かれた小説だそうです。 監督は、「 ローレライ 」の樋口真嗣。 主演は、ご存じSMAPの草薙君(潜水艇わだつみ6500パイロットの小野寺俊夫)。ヒロインには、邦画のヒット作には欠かせない若手女優でありながら、作詞や歌手としてもマルチな才能を持つ柴咲コウ(ハイパーレスキュー隊員の阿部玲子)。
日本映画も特撮の進化がめざましいですね。もの凄い迫力映像でした。 お城や今の若者の服飾文化のの象徴とも言える渋谷のマルキュウが崩れ去っていく様子を見せつけられて、ぐわ~~っと圧倒されるのですが、それが全編を通じて使われるわけではなく、時折どこかに旅行に行ったときに見かけた地震博物館で見たことあるぞ?みたいな地震が起きた後の日本列島の模型っぽい画像にぱっと切り替わってしまって、おろっ?・・みたいな落差があって、技術は負けていないのに、日本の低予算がハリウッドのVFXのように前編を通じて使う事ができないために、そういう使い方をしなければいけないのね?なんって余分な事まで心配しちゃう感じですね。 今回のリメイクでは、沈没の恐怖をただ単に描くのではなく、潜水艇わだつみ6500パイロットの小野寺とハイパーレスキュー隊員の玲子が出会いそれぞれに生き方に影響しあい、愛し合い、守るべきものの為にやるべき事を全うしようとした生き方も描かれていて涙を誘いました。 いつもは、有能だけど変人的な弁護士等の役が定着しつつあった、ミッチーこと及川光博の人間味ある演技も新鮮で良かったなぁ~ 実際のところ、日本人1億2千万人が難民と化したら、どこが受け入れてくれるのだろうか・・・。 それこそ、アメリカの「デイ・アフター・トゥモロー」のように氷河に被われて南アメリカに難民として受け入れてもらうために、債権の返済を放棄したりしても全員は受け入れられないんだろうなぁ~劇中でも、いくらお隣でも北に逃げ込んだら即不法侵入で銃撃にあう事になるから逃げないでください・・・なんっていうシーンもあって、今の社会情勢に照らし合わせてもなんかリアルでした(笑)だけど、例え許されても北に逃げるのは絶対いやだな~~(笑) いろいろの最近の映画とかを観ていても、今日本はアメリカとは近い関係にあるけれども、絶対いざとなったら見捨てられるのでしょうね(笑) 前作の「日本列島」を観て比べてからこの書こうと思っていたのですが、ちょっとここ数日体調を崩していて、映画を観る気になれないのに、テレビでも「ミッション・インポッシブル」とかやってたりとかして、ついつい観ていたりすると、結局いつまで経っても見比べられないので(笑) とりあえず下記に情報のみ書いておいて、またいつか観賞後にまた改めて比べてみようかっと思っています。
◆ 1973年の小松左京の大ベストセラーの映画のリメイク。
◆1974/10/06~1975/03/30 TVシリーズとしても製作されています。
◆「 日本以外全部沈没 」という映画が晩夏に公開予定だそうです。これをパロディ映画とバカにするなかれ! 小松の許可を得た筒井康隆が1973年に発表した立派な原作。 監督は『いかレスラー』の河崎実田だそうです。
この映画は19日水曜日に、長かった海外生活からやっと帰国した大学時代の友人が「映画でも一緒にみない?」っと言うので、観に行ったのですが、考えてみれば、帰国して早々「日本沈没」じゃ気の毒でしたね(笑)そして、その後ブロガー試写があって、夜は「ユナイテッド93」を観にいきました。前日は、近い知り合いのまさかのカミングアウトによって飲まずにはいられない状況で、ほんとはビール一杯で帰るつもりが・・大ジョッキと酎ハイ3杯も飲んじゃって、当日ははひどい二日酔いでした・・・ 沈むは!、落ちるは!でおまけにひどい二日酔いで・・・めくるめく一日でした・・・・ヽ(´-`)ノ この記事を書くのも、まだ体調が悪くて(笑)・・・そういうわけでかなりおそくなっちゃいました・・・が、2作品ともなかなか良い作品でしたよ。
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監督・脚本は、「ボーン・スプレマシー」のポール・グリーングラス。 ほとんど無名に近い俳優が選出され、主役のない映画、もしくは全員が主役と言って良いかもしれない映画です。 機長の役には、実際に民間機で航空機のパイロットであるJ・J・ジョンソン。
あの恐怖の911事件が起ってから既に5年の月日が流れようとしていますが、未だにあの衝撃の映像を目の当たりにした記憶は鮮明で、そしてなによりも多くの犠牲者の遺族の悲しみは癒えることはないのでしょう。 その中でもニュースとしてあまり大きく取り上げられてなかった、生存者のいない「ユナイテッド93」の墜落に至るまでの惨劇と恐怖の中の勇気の存在を、家族の証言や関係者の証言を緻密に集められ、忠実に再現することによって、映画の作品としてではなく、亡くなられた犠牲者の方々へ最大限の敬意を捧げる内容となりました。 こんな恐い映画を観たのは初めてです。 冒頭から一心に神に祈りを捧げ、家族へ愛を伝えるテロリストの人間としての姿を描くことによって、どちらに荷担するでもないテロ犯にも家族があり、同じ人間であるということへの配慮も、あの事件が起きてしまった背景と歴史に至るまで、あくまで事実として淡々と描こうとする意図は、リドリー・スコット監督が、あの「キングダム・オブ・ヘブン」でアラブの英雄を最大限に称える内容で、今も終わる事なく続けれて来た報復劇に問題を提起してきた例に習うものと感じました。 飛行機がハイジャックされたと知り、他のハイジャックされた飛行機が次ぎ次ぎとニューヨークの象徴に追突し破壊している事を知り、事件が次々と起こり始める臨場感とスピード感、そして、このまま黙っていればそこに待っているのは、テロ犯が目指す目的地の破壊と自分たちの道連れの死だけ、ここでなにかをしなければ・・ そんな生存者のいないこの事件が訴えかけてくる 叫び が、みごとに表現されていました。 さすが「ボーン・スプレマシー」のポール・グリーングラス監督のなせる技ですね。 もし、自分がその事件に巻き込まれていたら・・・ 自分になにができただろうか、あるいは、最後に誰になにを伝えたいと思うだろうか・・・・ 戦争や報復劇のもたらす無益この上もない殺戮を今すぐやめさせなければならない。 そのためには、何が出来るのだろうか・・・・ そんなことを一人でも多くの人に考えてほしい。 極限の恐怖の中で立ち上がった勇気に心から賞賛を送ると共に、亡くなった方々の、未だにさまよっている魂があったとしたら、せめて少しでも早く安らかに・・・っと願うばかりです。
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「デッドマンズ・チェスト」のモチーフは、ワーグナーのオペラにもなった「さまよえるオランダ人」の伝説とか。 監督は、前作「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊」に引き続きゴア・ヴァービンスキー。ブラピとジュリア・ロバーツの「ザ・メキシカン」なども手がけています。 主役は、もう説明などはいらない、ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイの三人。 ビル・ナイが演じるこの幽霊船の船長デイビー・ジョーンズに加えて、ジェフリー・ラッシュが演じた前作の幽霊船の船長キャプテン・バルボッサも再登場。
7月22日公開の「パイレーツ・オブ・カリビアン2/デットマンズ・チェスト」がとうとう本日から3日間の先行上映でベールを脱ぎます。 既に試写会に当選された方はめでたく7月10日に鑑賞された事でしょうが、試写会選考に漏れまくった私もとうとう!鑑賞することができました(*'▽'*)/ 先入観は最も敵だと考えた私は一切ポータルサイト等のストリー紹介はもとより各ブログ等のレビューも見ることなく白紙のままで観にいきました~ 2003年に前作「パイレーツ・オブ・カリビアン」が公開されてからはや3年・・・月日の経つのは早いものですね。 でも前作のストーリーはもとよりジョニー・デップ演じるジャック・スパロウのはまり役の演技っぷりもキーラの美しさと気丈さは記憶に残っていると言うよりは、まるで脳みその中にシールを貼ったように張り付いております。 そして、なによりも!!なによりも!!オーリー☆演じるウィル・ターナーの雄姿も目をつぶれば蘇るほどに脳みそというよりまぶたの裏に焼き付いておりました(笑)
そして今回の「デッドマンズ・チェスト」は抜け目なく限りなく自己中なジャック・スパロウもエリザベスも、勿論ウィルも!!!すべてにおいてバージョンアップしており、特にオーリー演じるウィルはたくましさも凛々しさもリーダーシップも数倍バージョンアップしています。さすが、「キングダム・オブ・ヘブン」でエルサレムの民を勇敢さとリーダーシップを兼ね備えたバリアンを演じてジーニアスな交渉術を魅せてくれたオーリーのあの演技を彷彿とさせるたくましさでした。素敵+。:.゜ヽ(*´∀`)ノ゜.:。+゜ 。 今回はウィルが思いも寄らぬ場所で父親との再会をします。「ドッグビル」から「エクソシスト・ビギニング」までこなすスウェーデン俳優ステラン・スカルスゲールドが演じています。 そしてエリザベスのまさかの揺れる女心を垣間見てしまうウィルの不安・・・・ ウィル→ (´-`).。oO(エリザベスゥ~~) 度々の海での死闘のシーンは迫力があって、まるで「ポセイドン」かと思えるようなシーンもあり、あんな凄いシーンで不死身なのも笑えるけれど安心して楽しめる大、大冒険活劇です。ジャック船長は前にも増して大ドジ度炸裂で、ひとつひとつの表情からも演技からもさすがジョニー・デップ健在っぷりを楽しませてくれて大満足☆ 映画を観ながら予告でいくつか公開されている部分で、あぁ~このシーンはこうなっていたのか~とか何カ所も自分が想像していた内容と微妙に違っていて、それはそれで新鮮でした。それと、予告で必ず入っているシーンで、エリザベスがブラックパール号に忍び込んでいて再会するシーンでは、予告の字幕と劇場の字幕がだいぶニュアンスが違ってついていました。解釈の違いでだいぶ変るものだな~っと思いましたが、今回は戸田さんの訳のほうが内容に合致しているような気がします。 でもまたこんな事を書くと誤訳論争が加熱しそうなのでいやなのですが、日本でも英語教育もレベルが上がっていて英語を直接自分でも理解できる人が多いのはわかっていますが、あまりプロの方の解釈などを指摘して論争を繰り返すような行為は慎んだほうが良いと思いました。映画の価値をそっちのけにして、ただ虚しさだけ感じた覚えがあります。 それよりもなによりも作品の魅力についてもりがりましょうね☆。.:*:・'☆'・:*:.。.:*:・'゜:*:・'゜☆
ラストは、エンド・クレジットを最後まで観た人だけにご褒美映像もありますよ!!クレジットの最中に帰った人たちは見逃してしまったわね~
とにかくカリブ海の映像は美しいですね~(ロケ地はたしかニュージーランド?でしたっけ・・)
そう言えば、ジョニー・デップ演じる海賊ジャック・スパロウの父親をローリング・ストーンズのキース・リチャーズが演じるかもしれないという噂が飛び交っていたが、ストーンズのツアーのために実現が難しい状況になったと聞いていましたが、ジョニーの見立てた衣装でカメオ出演も無事撮影されたようです。 ジェリー・ブラッカイマーの発言によれば、撮影中の「3」のサブ・タイトルは 3では、ブラック・パール号も復活するとか・・・ 撮影はロケ地での撮影が既に終了していて、今後はセットでの撮影が待っているようですね。 さらに「3」までしか作らないと決めているわけではなく「観客が見たいならまだ続くそうです! (*'▽'*)/観たい~~~~~~~~~~~~~~~ε=ε=ε=ε=(o^^)o
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タイヨウのうた公式ブログに掲載されました+。:.゜ヽ(*´∀`)ノ゜.:。+゜
今自分のページを開けてびっくり(笑) 「タイヨウのうた」の公式ブログさんからTB&コメントをいただいていて、私のブログが掲載されているとのことで、早速見にいきました。 トラックバックしていた事すらすっかり忘れていたものですから(汗 自分の文章なのですが、読みながら映画のいろいろなシーンが蘇って来てじんわり。。。っと涙で文章が曇ってきました・・・ ・・っとその瞬間・・・☆ヽ(o_ _)oポテッ あぁ~~~~~ 「こういう映画のに・・・」のに?・・・なのにと書きたかったのですが(笑) いや、私は慣れているのであまり驚かないのですが・・・・ 我ながら、泣き笑い状態でしたキャハハ o(>▽<o)(o>▽<)o キャハハ そうなんです、日常茶飯事なのです。誤字脱字は当たり前、思いこみの激しい天然でございますから・・・ でも、恥ずかしいですが、嬉しいので思わずご紹介しておきます(笑)
主題歌: YUI 『Good-bye days』 CDが発売になるのが待ち遠しいです!!早くほし~な~☆
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ご存じ「週刊少年ジャンプ」で連載されて人気沸騰したコミックの映画化です。 今日は観る予定になかったのですが、パイレーツの先行上映のお席の予約の為にシネコンに行ったついでに、まだ観ていない映画をさがしたら観たい映画が他に見あたらなかったので観てみました。チケットはネット予約も出来るのですが、前ネットでチケットを取ってとんでもないことがあったため、それに懲りて以来わざわざ足を運んで予約するようになってしまいました。そのお話はまた機会があったらお話したいと思いますので、今回はスルーしておきます。 監督は、「 あずみ2 Death or Love 」の金子修介。 主役は、東京大学と慶応大学を合わせたような東応大学の主席、(っと言うことは日本一頭脳明晰って事ですか?)の夜神月役の「 バトル・ロワイアル 」の藤原竜也。私の彼のイメージというとやはり舞台俳優。市村さんのように、ドラマや映画の俳優とは別格な、なんとなく線引きのある高尚なイメージがありました。 L役に「 NANA 」、「 男たちの大和/YAMATO(2005) 」の松山ケンイチ。 リンゴしか食べない死神のリュークの声はだれだろう・・・公式HPにも載っていませんね。
実は「 NANA 」半日で全巻一気に読破した後、面白かったよっと友達に勧めて全巻丸ごとあげたら、変わりに「 デスノート 」を読みなさいともらっちゃったわけで、一応一巻目はちょっと読んだのです。リュークの絵がちょっとグロかったのでなかなか気が進まなくて、部屋の片隅に置きっぱなしになっていたのですが、まだ読む気になれていなくてそのままです・・・ でもCGのリュークはコミックの絵そのものですね!わお・・・びっくりっという感じです。でも、せっかくCGなんだからもうちょっと表情とか動きにリアリティがあってもいいのになっと感じます。デザインはそっくり再現されてお見事という感じですけれどね~ ストーリーもわかりにくいと言うこともあまりなく、すっきりまとまってはいました。原作にはないオリジナルストーリーも一部合ったようですね。アイデアは面白いなと思いますし死神の存在も、どっちにつくでもないリュークのスタンスも今時感があってでユニークでした。 前半月(ライト)が法が裁ける限界の壁に突き当たり失意する正義感溢れる青年から、デスノートを拾った後から、法で裁けない悪者を次々殺していくうちの心理の変化の過程やラストに至るまでの悪のみを裁いてたはずの心理から、次第に自分の利害を阻害する者にたいして冷酷なまでに非情な殺人を犯すまでに変化していく心理描写が甘すぎると思いました。 藤原君の表情からもその性格が微妙に豹変していく様を演じるどころか、最初から最後まで同じ平坦な演技では、(ネタバレになるので詳細は控えますが)ラストの衝撃の冷酷さは説得力に欠けすぎていたためかびっくり・・・・。このびっくりは衝撃のラストにびっくりというものではなく、ほぇ~そなの?・・・みたいなびっくりですね(笑)だって、彼の演技からはそういうものを感じ取る事ができなかったからです。 気になってしょうがなかったのが、瀬戸朝香の滑舌の悪さ。ナマリ?なのかな、いつも言葉が濁音なんですよね。「あたしが」っと言っているのにどうしても「あだしが」って聞こえるように滑舌が超重いのがいやだゎ(笑)・・・。女優ならもっと精進しなさいと言いたい。監督も回りも誰も気にならないのかしら・・・。アイドルで売れる年齢は過ぎて脇に回る事も多くなって行くだろうにと人事ながら心配です。 ヴィジュアルバンドな風味の松山ケンイチの演技は素のままかしら?凄いぴったりですよね。「 NANA 」でシン役だった時はちょっぴり不満だったけど、今回はなんだか凄くぴったり(笑)
11月公開の続編「 DEATH NOTE デスノート the Last name 」では、キーパーソンとなる高田清美役に片瀬那奈。原作とは違った映画オリジナルの面白い役柄になっているそうなので期待したいですね。そして、原作でも個性的な存在で隠れた人気キャラクター、出目川(でめがわ)役を、もとジョビジョバで現在は俳優、脚本家、映画監督など、マルチな活動を展開しているマギーさんが演じることも発表されました。
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「指輪物語」や「ナルニア国物語」と並び称されるファンタジー文学の傑作とのこと。 何度となくジブリの宮崎駿が映画化を打診したが、原作者が映画化を拒否し続けて20年、「千と千尋の神隠し」がアカデミー賞長編アニメーション賞を受賞したことにより、逆に原作者より映画化の打診が来ることなり、今回の映画化が実現しています。(公式HPより) 監督・脚本は、ジブリの宮崎駿の長男、宮崎五郎。本作でデビューとなります。 心に闇を持つエンラッドの王子アレンに岡田准一、アースシーで最も偉大な魔法使い「大賢人」ゲドに、「千と千尋の神隠し」の釜爺の声を担当した菅原文太、ジブリの常連 物売りに倍賞智恵子、闇の魔法使いクモに田中祐子。
いつもながら原作を知らずに映画を鑑賞する主義の私は、「ゲド戦記」というぐらいだから主役はゲド?と思っていましたが、この映画では、「ゲド戦記」の中のアレン王子にスポットライトを当てた感じのストーリーになっているかなと思いました。長い原作を映画化すると言うことで、どうしても前後関係のストーリー展開に説明不足になりがちなところはありますね。個人レベルでの想像力の豊かさで補ってみればそうなのかなぁ~的なある程度の理解が出来るものの、やはり原作をある程度知っていたほうがわかりやすいのかもしれません。 そういう意味では原作も読みたくなる作品です。 ジブリ作品としては抑えめの色調で、まるで絵画のような風景を美しく表現しているところは大変好感が持てました。でも、その割にキャラクターの衣装が妙に単調で原色なのが少し浮いていたかなと感じます。 冒頭で出てきた二匹の龍が戦っているシーンは、この作品の中でどういう事を意味したのか、最後になっても理解できませんでした。ラストシーンに出てくる龍の正体自体は、なるほどそうだたのか・・・っと理解できたのです。しかし、冒頭との龍とのリレーションがいまいち繋がらなくて、ヽ(´-`)ノ。 ゲドは別名ハイタカ・・・。「もののけ姫」はアシタカ・・・。ジブリはそんな感じの名前が好きなのかな・・・原作がそうなっているのかな?・・偶然でしょうか? やはり原作を立ち読みしよう(・・立ち読み・・・かい!・・笑)・・・。 菅原文太さんの吹き替えはやっぱり良いですね。味があって好感が持てます。でも一番上手なのはクモ役の田中祐子さんですね。彼女の語りによってぐいぐいとストーリーの中に引きずり込まれる感覚を覚えます。岡田君のアレンは最初アレンの年齢設定が解らなかったので、彼の少年っぽい顔立ちと合わない気がしたのですが、岡田君はかっこよいのでよしとしましょう(笑)十分主役としての華がある声でしたし。 まるで橋田壽賀子ファミリーのドラマのように、ジブリ作品にはいつも出てくるキャラクター達は、役が違えども、皆おなじみさんっという感じがまた好きです(笑) 新キャラ登場という感じが田中さんのクモでしょうか、魔女なのかとおもいきや・・もしかしてニューハーフだった?とか思っちゃったのですが、結局おばあさん?だったり・・・。 お話自体は結構難しい感があるのでお子様にはどうかなっと思いました。試写会場にちらほら小さいお子様もお見かけしましたが、どうも飽きてしまっていたようで、大きな声でぐずっているような感じでした。ちょっと恐かったのかな? もう一回劇場に足を運びたいかどうかは、ちょっと微妙かな・・・。でも、私としてはなんだかんだ言ってもDVDは買うのです(笑)ジブリのファンですから~
挿入歌「テルーの唄」は監督宮崎五郎が作詞を努めNHKの「みんなのうた」でおなじみの谷山浩子が作曲をしています。歌詞は萩原朔太郎の詩「こころ」を参考に書き上げられたものです。題歌、挿入歌を歌っているのは、新人の手嶌葵。ヒロインのテルーの声を担当しています。吾朗監督が彼女の歌声に惚れ込んで抜擢されることになりました。
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CG、スタント、ワイヤーは一切なし! 何千回にも及ぶリハーサルを繰り返し、すべての立ち回りを主演2人が作り上げたアクションシーン 国フランスで公開されるや、1ヶ月で90万人の観客を集める大ヒットを記録した痛快作 6年ぶりの自身の監督作「アンジェラ」をはじめ、待望の続編「トランスポーター2」、初のホラー「ハイテンション」など、2006年だけでも細々と大忙しのリュック・ベッソンの製作・脚本。 監督は「トランスポーター」「ダニー・ザ・ドッグ」の撮影を担当し、「ジャンヌ・ダルク」、「TAXi2」ではステディカム・オペレーターを担当するなど「ベッソン組」としてキャリアを築いた、本作が監督デビューのピエール・モレル。 ヴィン・ディーゼル激似のダミアンを演じるシリル・ラファエリは、サーカス学校からスタントの道に進み、「キス・オブ・ザ・ドラゴン」、「クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち」などに出演しています。 どうりででまるで猿のごとき身のこなしの軽さと強靱なバネはみごと!の一言。 レイトを演じるダヴィッド・ベルは、フランスのパフォーマンス集団「YAMAKASI」(「YAMAKASI」とはコンゴのリンガラ語で「超人」のこと)のモデルとなった「パルクール」の創始者。誰かに似ていると思ったら、「ブロークバック・マウンテン」のジェイク・ギレンホールをちょっと野性的にした感じ?(笑)
おもいっきりB級映画ですが、確かにすべてCGを使わずにノースタントであの二人のアクションシーンを撮るって凄いことかもしれません。CGを使わないなら時間を費やして何千回もリハーサルして日頃から肉体を鍛錬するしかないのです。 少し前に観た「トムヤムクン」のトニー・ジャーもノースタント&ノーCGでのアクション凄かったですが、こちらは格闘技+華麗なる移動術パルクールを存分に魅せてくれます。ビルからビルへ駆け下りそして壁をよじ登る・・・。一見軽々簡単そうに(笑)。でもこれをちょっとやそっと体を鍛えた凡人がやろうとしてもワイヤーなしでは不可能です。なにげなく凄いアクションをこなしてしまうことが凄いことなのです。その技術をいかんなく発揮しこのストーリーにスピード感を与えています。 でも、映画としての魅力という点で言えばないに等しい。アクション・ショーに後付けした添え物のようなスーリー展開で、ショーを観るためのものなら十分に楽しめるのかもしれない・・ そんな映画でした。
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主演のハイジを演じたのは、「 イン・アメリカ 三つの小さな願いごと(2003) 」、「 ダブリン上等 」のエマ・ボルジャー。吹き替え版は、実写版「ちびまる子ちゃん」の森迫永依ちゃん。 吹き替え版の目玉は、ちびまる子ちゃんの永依ちゃんもそうですが、私も大好きな、デビューして異例の速さでその歯切れの良さとセンスある二人のコンビネーションで一躍人気者となったオリエンタル・ラジオ。藤森さんはセバスチャンの吹き替え担当なのですが、相方のあっチャンは・・・やぎ・・・。やぎ?って・・・(笑) 字幕版でしたので、残念ながら、あっちゃんのヤギの吹き替えを確かめる事ができなくてとっても残念です(笑)
そして、ハイジのおじいさん役には、トムさんの映画 「 マイノリティー・リポート(2002) 」のラマー・バージェス局長役を演じたマックス・フォン・シドー。
ハイジと言えば日本人なら誰でも知ってると言っても過言でないほどの超ポピュラーなアニメ「アルプスの少女ハイジ」。この作品以前にも何度となく実写版で作成されています。 何度も何度も嫌と言うほど繰り返し再放送を見ても、ついついまた観てしまう。そんなアニメの一つです。だからこそ、ストーリーは最初から最後まで知り尽くしています。次どんなシーンが来るのか台詞を聞く前にわかってしまって、悲しい場面ではおもいっきり涙・・涙・・・(笑) ただ、それは、この映画が泣かせているのではなく、今まで繰り返しみてきた「 アルプスの少女ハイジ 」が泣かせてくれたのです。 まるでダイジェスト版のようなストーリー展開と、とっても可愛いのだけれど棒読み感で演技は微妙・・なエマ・ボルジャーに泣かされることはなかった・・・。アニメ版の日本の声優さんの声がはじけるように透き通っていて、明るく元気なのに対して、なんだか暗いなこの子は・・・っというのが正直な印象です。 良家の躾役ロッテンマイヤーさんを演じるジェラルディン・チャップリンは、演技は確かに巧いけど、色が黒くてなんだか田舎のおばさんみたいでイメージダウン。私の中のアニメでのロッテンマイヤーさんのイメージとはちょっと違いすぎてとっても違和感がありました。日本語吹き替えは戸田恵子さんなので、こちらは期待が出来そうですが・・・。 全体的にこの映画単体としては、どこか魅力に欠ける味気ない作品でした。
無理矢理なにか光明を探すとすれば、おじいさん役のマックス・フォン・シドーの演技は確かでした。おじいさんなのに足が長くてかっこいい(笑) そして、若き日はさぞ美しかっただろうなと想像出来る、クララのおばあさま役のダイアナ・リグ。007シリーズ第6弾の「 女王陛下の007(1969) 」ではトレイシー役で出ていますね。
私としては、日本語吹き替え版で是非ともオリエンタル・ラジオのあっちゃんのヤギの声が聞きたかった出ッス☆(笑) ♪口笛はなっぜ~♪遠くまで聞こえるの~♪あの雲はなっぜ~♪わたし~を待ってるの~♪ ♪教えておじいさん~~♪教えておじいさん~~♪教えて~~♪アルムの森の木(もみのき?だったかな?)よ~~♪
~おしまい~
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主演のサラ・ジェシカ・パーカーは、「 セックス・アンド・ザ・シティ 」で女性から絶大なる支持を得て一躍人気者となりましたが、最近は、鉄面皮的なところと厚化粧がちょっと気になるなという感じ。写真が並んでいても、ちょっと見、ニューハーフかと見間違ってしまいそうな、ひとり浮いてる感じの厚塗りぶり・・・。声は若くて幼い感しさえする年齢不詳さだなと思ったら、もうすぐ40の大台が目の前です。 サラ演じるキャリア・ウーマンのメレディス・モートンの恋人エヴェレット・ストーン役に 「 アバウト・シュミット 」のダーモット・マローニー 。 そして、なによりも私がこの映画を観たいと思ったきっかけになった、今でも心に残る素敵なラヴストーリー「恋愛適齢期」の、ダイアン・キートン。彼女の素敵な笑顔が大好きな私は、予告でちらっと見たときに、ちょっぴり意地悪そうな役を演じている感じがして、この映画でどんな役なんだろうと興味深いと感じたからです。 そして、同じく大好きな恋愛映画の「 君に読む物語 」で若かりし頃のアリーを演じた、レイチェル・マクアダムスが、リンジー・ローハンの為の映画とも言える「ミーンガールズ」で意地悪な同級生を演じた時の演技そのままで、今回も意地悪な妹役をのびのびと演じていました(笑) 「君読む」よりもこういう役のほうがかなり似合っています。
総じてこの映画はラヴ・コメなのでしょうかね・・・。 楽しいお話のようでいて、悲しお話でもあり、キャリア・ウーマンであるメレディスが、クリスマスに、理想の結婚相手の彼エヴェレットの家に招かれて、頑張りすぎるあまり緊張しすぎて失敗してしまい、ある意味ドタバタ的要素もありながら、実は、ゲイに対する偏見とか死に直面する不安など複雑な要素をからめつつ・・・・。 突然起きた二つの一目惚れ・・・、結局どの要素も中途半端に描かれていて、なにひとつとして見る側に説得力を与えないし、ハッピーエンドなお話なはずなのに、ある意味ハッピーじゃない映画なのです。まったくつまらなかったわけじゃないのですが・・・・。 ダイアン・キートンの演技はさすがで、複雑な心境をみごとに演じていました。 また、エヴェレットとの弟ベン役、「あなたにも書ける恋愛小説」のルーク・ウィルソンが良い味だしていました。この映画の中のストーリーの中で唯一説得力のあるおいしい役だったかな・・・。 「努力なんてやめろ・・。本当の自分を抑えても疲れるだけだろ?」 メレディスへの運命的な一言。この映画の核心部分はここなのではないかと思うのですが。 「幸せのポートレート」 この邦題がこの映画を象徴するものであるならば、違った内容の映画になるはずのような気がします。 コメディではないはずなのですが・・・・。
女性陣は全員主役級揃いなので、なにげに豪華でもありましたけれど・・・・。
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~おしまい~
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