吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

差別用語 その1

2017年10月18日 06時03分45秒 | 日記
 昨年医師会のHPに過去の医師会雑誌の1号からアーカイブで参照できるようになった。
 診療の合間に昭和23年の第1号からチョコチョコ読んでいる。当時の世相を反映した医療事情が良く分かるので面白い。
 また医師会員(もちろん医師)の随筆や随想なども収載されているが、これがまた素晴らしい文章なのである。表現力も、描写内容も「え、素人の文章?」と思うくらい格調が高いのである。
 それに比べ自分の品がなく表現力にも乏しい文章では恥ずかしくなるのである。

 いいわけなのであろうが、たぶん当時のメディアはTVやネットはないため「物を書くこと」が唯一の自己表現の手段であったため、優れた表現力を持つ方が沢山おられたのであろう。
 今では400字かくよりも、写真を1枚アップするだけで事足りる場合も多い。となるとやはり当時は文章力がないと相手に伝わらないことから、自然と文章の達人が多かったのだろうと考える。

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