大学受験の理科―理科選択科目の決め方

大学受験の理科選択が難しい。物理、化学、生物、地学、理科総合A、理科総合Bの有利な履修方法を考える。

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物理公式の暗記

2014-02-15 23:32:03 | Weblog
「物理公式は覚えていますが、問題が解けません」
「物理公式を当てはめる問題は解けますが、ちょっとひねられれば解けません」
という話をよく聞きます。

なぜこのような事態に陥るのでしょうか?


物理公式を暗記しているという状態は、たとえるなら、頭の中の記憶の引き出しの中に、「物理公式」がごちゃごちゃに入っている状態です。

引き出しに入っている「物理公式」と全く同じものを目の前に出されて、

「これと同じものを見つけて持ってきなさい」

と言われれば、引き出しをごそごそかき混ぜて、何とか目的のものを取り出すことができます。

これが、

「物理公式を当てはめる問題は解けます」

という状態に相当します。



しかし、入試問題レベルになると、そうはいきません。

一見したところ同じには見えないものが目の前に示されて、

「これに適したものを見つけて持ってきなさい」

と言われるわけです。

こうなると、記憶の引き出しに「物理公式」をごちゃごちゃと投げ込んでしまった人は、適切な公式を見つけられません。

これが、まさに、

「物理公式を当てはめる問題は解けますが、ちょっとひねられれば解けません」

ですね。


では、物理の問題が解けるようになるためには、どうしたらよいでしょうか?

引き出しを整理して、それぞれの物理公式の間の関連性を調べ、分類して、ラベルをつけ、必要に応じてどれを取り出せばよいのかすぐに分かるようにしておく必要があります。

僕は、この作業を、「解法体系を作る」と呼んでいます。


では、どのようにして「物理公式」を整理したらよいのでしょうか?

実は、とてもうまい整理法があるのです。

物理公式は、数式で書いてあるので、ある公式から、別の公式を式変形によって導くことができたりするのです。

そのような「導出関係」によって整理すると、非常にきれいに整理することができます。

また、1つ1つの物理公式を丸暗記しているのと違って、ある部分を忘れてしまったからといっても、別の物理公式を覚えていれば、式変形によって導くことができるので安心です。


そんな便利なことを、学校の物理の授業で教わっていない?


それには、理由があるのです。

ある物理公式から別の物理公式を導く式変形には、多くの場合、微積分が使われます。

高校物理は、「微積分を使わないで説明する」ことになっているので、ほとんどの場合、学校では説明してくれないのです。

一部の高校の先生だけが、こっそり教えてくれるだけなのです。

だから、高校生の多くは、物理公式がばらばらのまま記憶の引き出しに入った状態になっていて、公式をそのまま当てはめる問題は解けても、ちょっとひねられた問題は解けないという悩みを抱えてしまっているのです。
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教育学部志望者の理科選択

2008-10-24 13:56:32 | Weblog
国立大学の教育学部の志望者にとってセンター試験の科目が多いことが悩みの種であろう。

「数学・歴史・公民・理科から5つ」、「数学・理科から3つ」、「歴史・公民・理科から3つ」などと指定されることが多い。

この場合、どのような選択方法がベストだろうか。

(1)数学・歴史・公民・理科から5つ

数学(数学IA,数学ⅡB)
地歴(日本史/世界史/地理)
公民(政経/倫理)
理科(物理I/地学I, 化学I/理科総合A,生物I/理科総合B)

この中で一番点数がとりにくいのは、数学ⅡBであろう。
その場合、数学を1,地歴公民で2,理科で2という選択のほうが有利である。

理科の選択パターンとしては、

 ○地学I,理科総合B
 ○生物I,理科総合A
 ○地学I,理科総合A,理科総合B

というように、理科総合A,理科総合Bを含めた戦略が有効だ。

理科総合A,理科総合Bは、一般に、教材が少なく、勉強法が分からないと言われているが、数学ⅡBと比較すれば、明らかに得点しやすいので、選択する価値がある。

参考リンク:理科総合ネット予備校

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理科選択の難しさ

2008-02-10 21:32:17 | Weblog
大学受験の理科選択がとても難しい。

入試が多様化したため、大学によって要求する理科がさまざまなのだ。

物理、化学、生物、地学に加えて、理科総合A、理科総合Bも加わり、理科の選択によって有利不利が大きく出てくるようになってしまった。

必要最低限だけをやろうとすると、志望大学が変更になったときに対応できなくなる。

この受験システムの中で、どのように考えていけばよいのかを書いていこう。
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