研究者 吉田 稔 所属: 東京大学大学院農学生命科学研究科
西野 憲和 所属: 九州工業大学
小松 靖彦 研究実施機関 九州工業大学
報告概要 核外移行シグナル(NES)による蛋白質核外移行や核蛋白質のアセチル化は,核内シグナル伝達に極めて重要な役割を果たしていると推測される。まず,実験材料の分裂酵母の全ゲノムORFをGATEWAY法によりプラスミドベクターへクローニングし,約6割について正しいORFがクローニングされていることを確認した。次に,ヒストンデアセチラーゼ(HDAC)の複数のアイソザイムの機能を調べるために組換え酵素を作り特異性を調べた。著しい選択性が見られ,この選択性を利用しHDAC6の細胞内基質の固定が可能になると考え,新規に調製した抗アセチル化リジン抗体を用い,トリコスタチンで著しくアセチル化が蓄積し,トラポキシンでは全くアセチル化されない蛋白質を見い出した。温度感受性変異型p53(がん抑制蛋白質)はレプトマイシンB処理により37℃で核へ移行し,自身のNES,核移行シグナル(NLS)によって細胞内局在が規定されることが示された。 J-Store >> 研究報告コード R013000201
西野 憲和 所属: 九州工業大学
小松 靖彦 研究実施機関 九州工業大学
報告概要 核外移行シグナル(NES)による蛋白質核外移行や核蛋白質のアセチル化は,核内シグナル伝達に極めて重要な役割を果たしていると推測される。まず,実験材料の分裂酵母の全ゲノムORFをGATEWAY法によりプラスミドベクターへクローニングし,約6割について正しいORFがクローニングされていることを確認した。次に,ヒストンデアセチラーゼ(HDAC)の複数のアイソザイムの機能を調べるために組換え酵素を作り特異性を調べた。著しい選択性が見られ,この選択性を利用しHDAC6の細胞内基質の固定が可能になると考え,新規に調製した抗アセチル化リジン抗体を用い,トリコスタチンで著しくアセチル化が蓄積し,トラポキシンでは全くアセチル化されない蛋白質を見い出した。温度感受性変異型p53(がん抑制蛋白質)はレプトマイシンB処理により37℃で核へ移行し,自身のNES,核移行シグナル(NLS)によって細胞内局在が規定されることが示された。 J-Store >> 研究報告コード R013000201









