バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

ナガコンブ由来の抗腫瘍剤、ヒアルロニダーゼ阻害剤又はアトピー性皮膚炎治療剤

2008年04月01日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願2006-224005 出願日 : 2006年8月21日
公開番号 : 特許公開2008-44912 公開日 : 2008年2月28日
出願人 : 国立大学法人 琉球大学 外2名 発明者 : 田幸 正邦 外1名

発明の名称 : ナガコンブ由来の抗腫瘍剤、ヒアルロニダーゼ阻害剤又はアトピー性皮膚炎治療剤

【課題】 海藻類の抽出物からのフコイダンを有効成分とし、その生理活性を利用する抗腫瘍剤、ヒアルロニダーゼ阻害剤又はアトピー性皮膚炎治療剤を提供すること。
【解決手段】本発明は、ナガコンブから得られたフコイダンを有効成分とする抗腫瘍剤、ヒアルロニダーゼ阻害剤又はアトピー性皮膚炎治療剤を提供するものである。
このフコイダンは、ナガコンブを希塩酸水溶液により抽出して得られたものであり、更に具体的には、ナガコンブを希塩酸水溶液により抽出した後、塩化セチルピリジニウム複合体多糖とし、この塩化セチルピリジニウム複合体多糖をDEAE-セファロースカラムに付して得られる4個の画分のいずれか又はすべてである。

癌細胞障害性Tリンパ球の誘導培養方法

2008年04月01日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願平6-145908 出願日 : 1994年6月28日
公開番号 : 特許公開平8-9967 公開日 : 1996年1月16日
出願人 : 理化学研究所 発明者 : 大野 忠夫 外3名

発明の名称 : 癌細胞障害性Tリンパ球の誘導培養方法

【構成】 癌細胞を含む生組織または固定化癌組織と該癌組織が由来するヒト癌患者等の個体の末梢血リンパ球とを共存培養する工程を含む該癌細胞に対する殺細胞能を持つ細胞障害性Tリンパ球の誘導培養方法;並びに上記工程に加えてさらに該癌細胞の共存なしに培養する工程を含む上記細胞障害性Tリンパ球の増殖培養方法。
【効果】 癌組織から癌細胞を分離し純粋培養を行うことなく、特定の癌細胞に対して殺癌細胞を有する細胞障害性Tリンパ球細胞を簡便かつ確実に誘導培養することができるので有用である。


骨髄細胞,血液細胞を含む腫瘍ワクチン

2008年04月01日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願2001-7979 出願日 : 2001年1月16日
公開番号 : 特許公開2002-212099 公開日 : 2002年7月31日
出願人 : 理化学研究所 発明者 : 大野 忠夫 外1名

発明の名称 : 腫瘍ワクチン

【課題】 腫瘍の種類を問わずに再発防止や治療に適用できる汎用性を有し、高い抗腫瘍効果を達成できる腫瘍ワクチンを提供する。
【解決手段】 下記の成分:(a)腫瘍組織、腫瘍細胞、及びこれらの成分からなる群から選ばれる固体化された腫瘍材料から調製された微粒子又は該腫瘍材料から調製された溶解物、(b)少なくとも一種類のサイトカイン及び/又はサイトカイン誘導剤、(c)少なくとも一種類のケモカイン及び/又はケモカイン誘導剤、並びに(d)骨髄細胞及び/又は血液細胞を含む腫瘍ワクチン。 明細書Text >> J-tokkyo

新規マンナナーゼ

2008年04月01日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2000-553609 出願日 : 1999年6月10日
公表番号 : 特許公表2004-500004 公表日 : 2004年1月8日
出願人 : ノボザイムス アクティーゼルスカブ 発明者 : カウピネン,マルクス サカリ 外4名

発明の名称 : 新規マンナナーゼ

例えば配列番号2の31~330番で示されるアミノ酸配列を含んでなる新規なマンナナーゼ、もしくはそれらの相同体は、例えばバチルス種I633から誘導してもよいし、あるいは配列番号1のヌクレオチド91番~ヌクレオチド990番で示されるヌクレオチド配列を含んでなるポリヌクレオチド分子、配列番号2のアミノ酸残基31番~アミノ酸残基330番のアミノ酸配列と少なくとも65%の同一性を持つポリペプチドをコードする、またはそのポリヌクレオチド配列を変性するポリヌクレオチド分子によりコードされていてもよい。該マンナナーゼはアルカリ性であり、例えば洗浄組成物、植物材料の改良およびセルロース繊維の処理のため地下系の形成を破壊するのに有用な破壊液において有用である。

新規なセルラーゼを産生する放線菌

2008年04月01日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2000-565142 出願日 : 1999年5月28日
公表番号 : 特許公表2004-500010 公表日 : 2004年1月8日
出願人 : ジェネンコア インターナショナル インコーポレーテッド 発明者 : ヨネス,ブリアン エー 外3名

発明の名称 : 新規なセルラーゼを産生する放線菌、その放線菌が産生するセルラーゼ、およびそのセルラーゼを作成する方法。

放線菌によって産生可能な新規なセルラーゼ組成物を提供する。そのセルラーゼは、計算した分子量が約36kD であり、かつpH 最適条件が40 ℃で8 および60 ℃で7 である。また、前記セルラーゼをコードするDNA 、前記セルラーゼを作成する方法、およびそれらの用途を提供する。

新規なHEV抗原性ペプチド及び方法

2008年04月01日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願2001-526129 出願日 : 2000年9月28日
公表番号 : 特許公表2004-500041 公表日 : 2004年1月8日
出願人 : ヤン シェン タン カンパニー リミテッド 発明者 : ング,ムン,ホン 外2名

発明の名称 : 新規なHEV抗原性ペプチド及び方法

肝炎Eウィルス(HEV)ゲノムのORF2のカルボキシ末端領域から派生した免疫活性が高いウィルスペプチド、pE2が開示された。新規なpE2ペプチドの独特な特質は、ペプチドのモノマーが、自然形態のホモダイマーの共有結合でない相互作用によりお互いに関連している場合にのみ暴露される整合の抗原決定基群を所有していることである。新規なpE2ペプチドは、ホモダイマーがHEVカプシドタンパク質のある構造的な特質を模倣する、現在及び過去においてHEVに感染している患者の血清と高い活性があることが証明された。さらに、pE2ペプチドの抗原活性は、自然形態において厳密に整合的であり、したがって、ペプチドがダイマー形態で存在する場合のみ免疫化学的活性を表現する。結果として、抗原性活性はダイマーの分解において失われるが、しかし、モノマーがダイマーを再度結合する場合に活性は回復される。さらに、HEV感染の検出及び診断において有用な診断方法及び新規なpE2ペプチドである、肝炎Eウィルス感染を防ぐ効果的なワクチンの構成物の使用が開示された。

ピロコッカス・アビシのゲノム配列およびポリペプチド、そのフラグメントおよびその使用

2008年04月01日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2000-614397 出願日 : 2000年4月21日
公表番号 : 特許公表2004-500802 公表日 : 2004年1月15日
出願人 : サントル・ナシオナル・ドゥ・ラ・ルシェルシュ・シアンティフィーク(セーエヌエールエス) 外1名 発明者 : フォルトレ、パトリック 外13名

発明の名称 : ピロコッカス・アビシのゲノム配列およびポリペプチド、そのフラグメントおよびその使用

本発明は、ピロコッカス・アビシ(Pyrococcus abyssi)のゲノム配列、Pyrococcus abyssiのポリペプチド(例えば、代謝または複製プロセスにに関与するポリペプチド)をコードするヌクレオチド配列、上記配列を含むベクターおよび上記ベクターによって形質変換された細胞に関する。本発明は、更に、上記核酸またはポリペプチドを利用する方法、特に、関心ある分子の生合成法または生分解法および上記ポリペプチドを含むキットに関する。

微生物、微生物性エキソ多糖とその使用

2008年04月01日 | 糖鎖生化学
出願番号 : 特許出願2001-533979 出願日 : 2000年10月25日
公表番号 : 特許公表2004-500806 公表日 : 2004年1月15日
出願人 : バイオロジカル・ターゲッツ・インコーポレーテッド 発明者 : リー・エイ・ブーラ,ジュニア 外1名

発明の名称 : 微生物、微生物性エキソ多糖とその使用

非毒性、非抗原性のエキソ多糖を産生する新規な微生物を教示する。このエキソ多糖は、マンノース、フコース、フルクトース及びガラクトースと同じ速度で移動する中性糖と、フコースと同じ速度で移動する酸性糖と、グルコース及びフコースと同じ速度で移動するアミン糖とを有し、ガラクトース:フコース:グルコース:マンノースの比率は約1:2:3:6である。該微生物と該エキソ多糖とは、地質学的用途にバイオフィルムとして用いられ、食品及び薬物ポリマーとしての消費者用途と、血漿増量剤として用途を有する。

代謝性遺伝子操作を通しての絶対光栄養藻類の栄養変換

2008年04月01日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2001-578674 出願日 : 2001年4月20日
公表番号 : 特許公表2004-500839 公表日 : 2004年1月15日
出願人 : マーテック・バイオサイエンシーズ・コーポレーション 発明者 : アプト,カーク,イー. 外3名

発明の名称 : 代謝性遺伝子操作を通しての絶対光栄養藻類の栄養変換

ほとんどの微細藻類は絶対光栄養体でありそれらの増殖は光合成で誘導されるエネルギーの生成に厳しく依存する。本研究においては、微細藻類フェオダクチルム・トリコルヌツム(Phaeodactylum tricornutum)を、グルコース輸送体をコードする遺伝子の導入を通して暗所でグルコースを移入しかつ増殖するように、遺伝子操作できることを示した。ヒトおよびクロレラ・ケスレリ(Chlorella kessleri)グルコース輸送体は共に、P. tricornutumによるグルコースの取り込みを容易にし、細胞が外因性有機炭素を代謝し光に依存せず増殖できるようにする。これは、代謝遺伝子操作を通した最初の絶対光独立栄養体の栄養変換の成功であり、細胞栄養の方法が基本的に単一遺伝子の導入によって改変できることを実証する。グルコース輸送体遺伝子を用いて形質転換した株は非光合成的に増殖できるので、これらを使って、突然変異体作製と特性決定を通して、光合成プロセスを解析することができる。最後に、本研究はまた、微生物発酵技術の利用を通して、光依存増殖から生じる重要な制限を排除しつつ、絶対光栄養藻類の大規模な商業的利用への重要な進歩も表す。