バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

生細胞内の特定タンパク質の定量方法および標準蛍光マイクロビーズの作製方法

2007年09月19日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2006-56408 出願日 : 2006年3月2日
公開番号 : 特許公開2007-232631 公開日 : 2007年9月13日
出願人 : 国立大学法人大阪大学 外1名 発明者 : 今本 文男 外3名

発明の名称 : 生細胞内の特定タンパク質の定量方法および標準蛍光マイクロビーズの作製方法

【課題】本発明は、測定対象となる細胞に存在する標的タンパク質の分子数を定量する方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、1)測定対象となる細胞内の標的タンパク質に由来する蛍光の強度を測定し;2)細胞の周辺に撒布した標準蛍光マイクロビーズの蛍光強度を測定し;そして、3)1)の蛍光タンパク質または蛍光化合物由来の蛍光強度と、2)の標準蛍光マイクロビーズの蛍光強度とを比較する、ことを含む。

形質転換真カビによってScFvフラグメントをもつ融合タンパク質を生産する方法

2007年09月19日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平7-501340 出願日 : 1994年6月9日
公表番号 : 特許公表平8-511160 公表日 : 1996年11月26日
出願人 : ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシャープ 外1名 発明者 : フレンケン、レオン・ゲラルダス・ジョゼフ 外6名

発明の名称 : 形質転換真カビによってScFvフラグメントを含んでなる融合タンパク質を生産する方法

本発明は、プロモーター配列、ターミネーター配列及びシグナル配列のコードされたDNA配列並びにこれらの機能的誘導体又は類似物からなる群から選択される少なくとも1つのカビ由来の発現及び/又は分泌調節領域の調節下でScFvフラグメントのコードされたDNA配列を含んでいるような、形質転換されたアスペルギルス属のカビによってScFvフラグメントを含んでなる融合タンパク質を生産する方法を提供する。かかる調節領域はプラスミドpAW14Bに存在するアスペルギルス・ニガー変種アワモリのエンドキシラナーゼII遺伝子(exlA遺伝子)から得ることができるし、或いは共にアスペルギルスのグルコアミラーゼ遺伝子から得られるプロモーター配列とシグナル配列のコードされたDNA配列及びアスペルギルスのtrpC遺伝子のターミネーター配列の組合わせでってもよい。好ましくは、「カビ分泌タンパク質-(KEX2-)ScFv」からなる融合タンパク質を生産する。ScFvフラグメント又はその融合産物を含んでなる新規生産物、このようにして生産される従前及び新規な生産物を含んだ組成物(例えば消費製品)も提供される。好ましくは、当該ScFvフラグメントは人間の生態系に存在する化合物(微生物や酵素など)を認識する。かかる化合物は、例えば歯垢、虫歯、歯肉炎、歯周病又は口臭の形成に関与しているような口腔に存在するものであってもよいし、或いは例えば悪臭、炎症又は抜け毛の形成に関与しているような人間の皮膚に存在するものであってもよいし、或いはHCGのようなホルモンであってもよい。

造血細胞の放出と可動化

2007年09月19日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願平7-501516 出願日 : 1994年6月15日
公表番号 : 特許公表平8-511263 公表日 : 1996年11月26日
出願人 : ブリテッシュ バイオテック ファーマシューティカルズ リミテッド 発明者 : コマー,マイケル,ベリスフォード 外5名

発明の名称 : 造血細胞の放出と可動化

マウスおよびヒトマクロファージ炎症性タンパク質1α(muMIP-1αおよびhuMIP-1α/LD78)などのような幹細胞阻害剤およびその類似体と変異体は、造血細胞の放出と可動化を増強する。この性質は、それらを感染症に対する応答の増強および細胞収集において有用なものとする。

複合微生物製剤

2007年09月19日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願平7-108826 出願日 : 1995年5月2日
公開番号 : 特許公開平8-298982 公開日 : 1996年11月19日
出願人 : 株式会社アース技研 発明者 : 中野 益男

発明の名称 : 複合微生物製剤

【目的】 血中コレステロール降下作用、整腸作用、免疫賦活作用、制癌作用、血圧降下作用、高血糖値の改善、精神障害原因物質の腸内発生抑制などの種々の生理作用に加えて、家畜の生産性の向上や糞便の悪臭消臭作用およびその堆肥化促進作用、反芻動物のルーメン(第1胃)内のメタン発生抑制作用などを有する新規な複合微生物製剤を提供する。
【構成】 バチルス属、ラクトバチルス属、ストレプトコッカス属、サッカロミセス属及びカンディダ属に属する少なくとも13種の特定の土壌細菌あるいはそれらに加えて硝化菌および硫黄細菌からなり、これら土壌細菌をカルシウム含有基材に吸着発酵させた製剤。

抗C型肝炎ウイルス抗体の測定方法

2007年09月19日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願平7-136026 出願日 : 1995年5月10日
公開番号 : 特許公開平8-298989 公開日 : 1996年11月19日
出願人 : 株式会社ヤトロン 発明者 : 阪口 勝亮 外2名

発明の名称 : 新規ポリペプチド、それをコードするDNA、組換えプラスミド、形質転換体、並びに抗C型肝炎ウイルス抗体の測定方法及び測定用試薬

【目的】 C型肝炎ウイルス(HCV)の多価エピトープポリペプチド、それをコードするDNA、組換えプラスミド、形質転換体、HCV抗体測定法、及びHCV抗体測定用試薬を提供する。
【構成】 ポリペプチドは、HCVタンパク質のエピトープを構成するオリゴペプチドを少なくとも2種以上含有し、各オリゴペプチドが、グリシン及び/又はアラニン2~5個からなるスペーサーオリゴペプチドを介して連結する。
【効果】 HCV感染患者血液中に存在する多様な抗HCV抗体を高感度、高精度及び簡便に免疫学的測定することができ、調製も容易である。

免疫賦活・感染防御物質

2007年09月19日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願平7-110772 出願日 : 1995年5月9日
公開番号 : 特許公開平8-301777 公開日 : 1996年11月19日
出願人 : 全国農業協同組合連合会 発明者 : 鮫ヶ井 靖雄 外1名

発明の名称 : 免疫賦活・感染防御物質

【目的】 ヒトおよび動物等の免疫力を増強し、病原微生物の感染を阻止する物質の提供。
【構成】 洗浄、殺菌した卵殻末および卵殻末と卵殻膜末混合物を含有する免疫力増強・感染防御物質およびこれらの物質を含有する食品または飼料。

制癌性抗生物質ヒドロキシマイコトリエニン及びその製造法

2007年09月19日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願平7-90109 出願日 : 1995年3月24日
公開番号 : 特許公開平8-301852 公開日 : 1996年11月19日
出願人 : 財団法人微生物化学研究会 発明者 : 竹内 富雄 外6名

発明の名称 : 制癌性抗生物質ヒドロキシマイコトリエニン及びその製造法

【目的】 ヒトの癌細胞に対して制癌活性を有し、特にHPVに感染して発症した子宮頸部癌細胞の増殖を選択的に阻害する制癌活性を有する新規な抗生物質を提供する。
【構成】 ヒドロキシマイコトリエニン生産菌の培養によって、下記の一般式(I)で示されるヒドロキシマイコトリエニンA又はヒドロキシマイコトリエニンBを得る。ヒドロキシマイコトリエニンA又はBは、ヒトの子宮頸部癌でも、特にHPV+の子宮頸部癌に選択的に作用してその増殖を阻害するが、急性毒性が低く且つ抗菌活性を示さない。
一般式(I):〔式中、R1 及びR2 は、それぞれに水素原子又は次式で示されるN-シクロヘキシルカルボニルアラニル基であり、ヒドロキシマイコトリエニンAでは、R1 が上記の式(II)の基であり且つR2 が水素原子であるが、ヒドロキシマイコトリエニンBではR1 が水素原子であり且つR2 が上記の式(II)の基である〕。




Penicillium種の抗生物質シリアノンおよびその化学誘導体の製造法

2007年09月19日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願平8-111679 出願日 : 1996年5月2日
公開番号 : 特許公開平8-301862 公開日 : 1996年11月19日
出願人 : ヘキスト・アクチェンゲゼルシャフト 発明者 : ラスロ、ベルテシー 外4名

発明の名称 : Penicillium種の抗生物質シリアノンおよびその化学誘導体並びにその製造法および使用

【課題】 微生物によって生産される有用な物質(特に、抗生物質)の提供。
【解決手段】 発酵時に真菌Penicillium 種HAG0259により産生される新規抗生物質シリアノン、その製造方法、シリアノンから誘導される化学誘導体、シリアノンおよびそれから誘導される誘導体の使用、医薬、(特に、インターロイキン(IL)‐4拮抗剤)として薬理学上活性な物質、並びに上記抗生物質を産生するPenicillium 種HAG0259が提供される。図3はIL-4レセプターアッセイの結果を示す。

Tリンパ球を試験管内で活性化する方法

2007年09月19日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願平8-117260 出願日 : 1987年9月18日
公開番号 : 特許公開平8-308563 公開日 : 1996年11月26日
出願人 : オンコーゲン 発明者 : シュー ロック フー 外1名

発明の名称 : Tリンパ球を試験管内で活性化する方法

【課題】 エイズウイルスに特異性のTリンパ球を試験管内で活性化する方法を提供する。
【解決手段】 患者またはエイズウイルスエピトープに暴露された組織適合性供血者から分離したリンパ球を試験管内でエイズウイルスエピトープに暴露して、エイズウイルスに特異性のTリンパ球を活性化することを含むTリンパ球を試験管内で活性化する方法。

ターゲット遺伝子を捕捉するための新規ベクター及びその使用

2007年09月19日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平8-29792 出願日 : 1996年1月10日
公開番号 : 特許公開平8-308576 公開日 : 1996年11月26日
出願人 : ザ ユニヴァーシティー オブ エディンバラ 発明者 : ウィリアム シー スカーネス

発明の名称 : ターゲット遺伝子を捕捉するための新規ベクター及びその使用

課題】 細胞外たんぱく質を単離して突然変異分泌遺伝子を有する細胞および微生物を作るための分泌遺伝子捕捉ベクターおよびこのようなベクターを使う方法を提供するものである。
【解決手段】 ベクターはII型トランスメンブラン領域および腔- 感受性指示標識物および場合により選択可能な標識物とエキソンスプライス受容体部位をコードする。遺伝子単離方法は、分泌捕捉ベクターを内因性遺伝子へ安定的に導入し、これにより得られた融合たんぱく質の発現が内因性遺伝子がN-末端シグナル配列を提供するかどうかにしたがって指示標識物の異なった発現をもたらす。