バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

中国、食品医薬品の安全性の管理に関する特別規定を発表

2007年08月01日 | NEWSクリッピング
中国国務院は27日、中国製の食品医薬品が国内国外で批判を受けているなかで、食品などの産品の安全性の管理に関する特別規定」を発表した。食品医薬品の製造業者、取扱業者の管理強化を狙うもの。化学業界の話題 2007-07-31

根端で細胞増殖を指令する遺伝子を発見

2007年08月01日 | 植物&農業
根と茎に共通した機構が存在 栽培植物の増収にも期待

奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科の中島敬二准教授(植物遺伝子機能学)らの研究グループは、植物の根が伸びるさいに先端部の細胞が分裂・増殖する仕組みの鍵を握る遺伝子をドイツとオランダの研究グループと共同で発見し、4月12日発行の英科学誌「ネイチャー」に発表する。植物の根は植物体を支え、土壌から栄養分を吸収するなど生命を維持するうえでの重要な機能があるが、遺伝子の発見により根の伸長や分化を調節できれば、厳しい環境でも生育できる作物の育成につながる、として期待される。また、樹木などが数千年も生長し続ける謎を解く糸口を見つけ出した研究でもある。
http://www.naist.jp/pressrelease/detail_j/topics/76/

乳酸菌含有腸溶性製剤

2007年08月01日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願2003-67844 出願日 : 2003年3月13日
公開番号 : 特許公開2004-277296 公開日 : 2004年10月7日
出願人 : 森下仁丹株式会社 外1名 発明者 : 丹羽 利充 外4名

発明の名称 : 乳酸菌含有腸溶性製剤

【課題】乳酸菌またはビフィズス菌を、整腸作用のみならず、他の疾病の諸症状の改善に効果的に利用するための製剤を提供すること。
【解決手段】生きた乳酸菌またはビフィズス菌を含有する腸溶性製剤を用いて、所定量以上の乳酸菌またはビフィズス菌を摂取することにより、血中の中性脂肪、尿毒症物質、動脈硬化危険因子、ならびにアンモニアの濃度を低減させることができる。

◇耐酸性シームレスカプセル化ビフィズス菌とその特性
  浅田雅宣: 生物工学 Vol.85(7) 310-313(2007)

植物根寄生植物の防除方法

2007年08月01日 | 植物&農業
出願番号 : 特許出願2005-100896 出願日 : 2005年3月31日
公開番号 : 特許公開2006-282513 公開日 : 2006年10月19日
出願人 : 森下仁丹株式会社 発明者 : 浅田 雅宣 外3名

発明の名称 : 植物根寄生植物の防除方法

【課題】 所定の時期に該発芽刺激物質を放出させることが可能な製剤を用いた植物根寄生植物の防除方法を提供すること。
【解決手段】 植物根寄生植物の発芽刺激物質を含み、該発芽刺激物質の放出を制御し得る製剤を、植物栽培土壌に散布する工程を包含する、植物根寄生植物の防除方法。用いられる製剤は、通常、水との接触から2~10日後に該発芽刺激物質の放出を開始する性質を有する。

株化歯根膜細胞

2007年08月01日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2001-69249 出願日 : 2001年3月12日
公開番号 : 特許公開2002-262862 公開日 : 2002年9月17日
出願人 : 株式会社 東北テクノアーチ 発明者 : 三木 美麗 外4名

発明の名称 : 株化歯根膜細胞

【課題】 歯根膜の存在する細胞の機能や性質を研究し、歯の疾患などに対する有用な薬物の開発に利用可能なラット歯根膜細胞株を提供する。
【解決手段】 温度感受性変異株SV40ラージT 抗原遺伝子を導入したトランスジェニックラットから、継代維持可能で且つ歯根膜由来の細胞株、例えば骨芽細胞、セメント芽細胞、破骨細胞、線維芽細胞などを樹立できる。得られた株化歯根膜由来の細胞は、歯根膜の存在する様々な細胞相互の作用の研究、歯周病などの歯疾患用の薬物、歯・骨インプラント材開発などに利用でき有用である。

◇幹細胞源として注目を集める歯
  小島 翠(ファイザー):生物工学 Vol.85(7)334(2007)


上皮系細胞の培養上清の存在下において間葉系細胞を培養する細胞の増殖または分化の制御方法

2007年08月01日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2005-102404 出願日 : 2005年3月31日
公開番号 : 特許公開2006-280234 公開日 : 2006年10月19日
出願人 : 株式会社日立メディコ 外1名 発明者 : 家島 大輔 外5名

発明の名称 : 細胞の増殖又は分化方法

【課題】 2種類以上の細胞を同時に培養する共培養を行うことなく、簡単な操作で効率良く細胞を増殖・分化させることができる方法を提供すること。
【解決手段】 第一の種類の細胞の培養上清の存在下において第二の種類の細胞を培養することによって該第二の種類の細胞の増殖又は分化を促進させることを特徴とする、細胞の増殖又は分化の制御方法。特に、上皮系細胞の培養上清の存在下において間葉系細胞を培養する細胞の増殖または分化の制御方法。

ヒト歯乳頭からの幹細胞及びその利用方法

2007年08月01日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2005-302404 出願日 : 2005年10月18日
公開番号 : 特許公開2006-238875 公開日 : 2006年9月14日
出願人 : 独立行政法人産業技術総合研究所 発明者 : 池田 悦子 外1名

【課題】再生医療を早期実用化する。
【解決手段】歯乳頭由来の間葉系幹細胞及び神経幹細胞;歯乳頭から間葉系幹細胞及び神経幹細胞を採取することを特徴とする高増殖性の間葉系幹細胞及び神経幹細胞の調製方法。

抗ピロリ菌作用のある海藻のモズク、梅干し、LG21ヨーグルト

2007年08月01日 | 医療 医薬 健康
 40歳以上では7割以上の人が感染し、胃炎や胃がんの原因とされるピロリ菌。退治の基本は除菌治療だが、身近な食べ物にもピロリ菌を減らす物質があることがわかってきた。梅、一部のヨーグルト、海藻、ココア…、専門医は「1日に2回以上に分けて食べると効果的」とアドバイスする。また、野外レジャーの機会が増える夏場、10歳以下の子供は生水による感染に注意が必要という。(八並朋昌)産経新聞 2007-07-20