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建築研究室です。和歌山市で!
仕事以外の事が多くって。。。

「休煙と云う新しい考え方」  その6

2010-02-20 16:54:31 | 休禁と云う新しい考え方!
その年の大晦日、除夜の鐘を遠くに聴きながら決行の時がやってきた。
真新しい「パーラメント」が5箱、吸いかけのたばこが封を切って十数本残っている。
灰皿には、吸い殻たばこが2、3本。
やおら、「しけもく」(当地方の方言なんやろか、たばこ吸い殻を、特にそれを拾って再び吸う時に特に「しけもく」と)
を拾い、少し指でまっすぐ成形し火をつける。
一吸い、二吸いし再び灰皿にもみ消しました。
これで、喫煙生活とのお別れです。

「休煙と云う新しい考え方」 その5

2006-06-18 20:58:30 | 休禁と云う新しい考え方!
 息子の為に何も一生懸命さを見せる事のない私、せめて格好だけでも、せめて見せかけだけでも。
「おまえの為に、こんな事をしているんや!」言葉には出す事はないだろうが・・・
そうや!「おやじの背中を見せる!」なんて格好いい表現もある、うん、これや!!
「たばこ」やめよっ!
高校時代の友人の云う様に、「止めればええんや!」
が、そんなに簡単に止める事が出来るのだったら、みんな止めてるよなぁ。
誰にも云わず、又、相談する程の事件ではないし(当人には、大事件なンやけれど)。
息子の進学路も決まらないまま、年末は近づいてきていた。

つづく

休煙と云う新しい考え方! その4

2006-06-14 19:09:01 | 休禁と云う新しい考え方!
当時、すぐにたばこを止めるつもりもなかった私は、聞き流す程度の事でしかなく、すぐに「禁煙」を実行した訳ではなかった。
 その年の暮れ、中学3年生の我が息子が受験を控え、あまり出来の良くない彼を何とか高校へ進学させようと躍起になっている妻をみた。
自分仕事の事で手一杯の私は、夜に妻の報告を聞くだけの事、なに一つ協力する訳でなく、「ふんふん、ええん違うン、それで、なら、日曜日にでもその高校の資料見ておくわっ!」程度の事でした。
息子も妻もそんな私を、もちろん責める事などしなかったのですが。
何かが自分のなかで、苛まされる気持ちを感じていたのです。

つづく

休煙と云う新しい考え方! その3

2006-06-02 20:35:44 | 休禁と云う新しい考え方!
と、軽い口調で始まった言葉は至極簡単な一言でした。
又、彼も何度も禁煙を試みその都度失敗してきたという。
「要するにやねぇ!、止めよう!止めよう!!と思うだけで止めるつもりがなかった自分に気づいたのよ」
「思うのではなく、止めればええのんや!そう思った事で自然にたばこは止めれたよ。」
なにやら哲学っぽい話しだけれど、実際言葉として聞くとそんなに理屈を聞いている雰囲気ではなかった。

つづく