新宿機動部隊(将棋)

社団戦出場チーム「新宿機動部隊」のブログ。

ジョナ研

2012-04-28 00:12:34 | 将棋よもやま
少し遅めに入ると、すでにいつものメンバーが揃っていました。



真ん中のテーブルにはすでに布盤が広げられて、横歩取りの将棋を検討中の様子。それが終わると、女流王位戦第1局が並べられ、「▲8五桂は敗着だ」などと遠慮のない感想が飛び交います。

メンバー同士の実戦も始まり、わたしも1局。相手の居飛穴を押さえ込む形で相当指しやすい、と思っていたのが、押さえ込んだところをこじ開けるような攻めを続けたので逆に捌かれ、穴熊ペースに持っていかれました。真剣に調整しないと…。


棋聖戦挑戦者決定戦 中村五段、挑戦者に!

2012-04-27 00:41:43 | プロ棋界
棋聖戦挑戦者決定戦、深浦九段対中村五段戦は、75手で先手・中村五段の
勝ち。羽生棋聖への挑戦権を獲得しました。

後手の深浦九段が横歩取りに誘導。対して中村五段は▲3四飛型のまま▲3六歩を突く意欲的な構想を見せ、中央から押しつぶして勝利。初のタイトル戦に進出しました。

名人戦第2局 森内名人、封じる

2012-04-24 20:08:22 | プロ棋界
68手目を後手・森内名人が封じました。

先手が▲2八角と打って後手の飛車を狙い、対する後手は狙われた飛車を捌いて、飛車金交換ながら急所の△4四角を打って先手玉を攻めつつ右辺を開拓。62手目の△2七金が新手で前例と離れました。

後手は押さえ込みつつありますが、入玉狙いだけでは駒損がどう響くかわかりません。難しい戦いが続きそうです。


「熊の木本線」

2012-04-23 21:55:34 | 与太話
「なんじょれくまのき、かんじょれいのき~」

というのを久しぶりに思い出しました。ラジオドラマ版?だっけ、では坂田明が主人公をやって、歌ってはいけない禁断の歌詞を歌う役だったような。

「デタラメが大当たりになってしまうというのはフリー・ジャズの真髄に近い」と山下洋輔が書いていましたね~。


「木村の矢倉」木村一基・著

2012-04-22 21:02:52 | 将棋本


「将棋世界」誌での連載を基にした一冊です。
矢倉模様の初手~5手目の変化における後手の右四間飛車と矢倉中飛車、居玉棒銀などから始まり、後手の有力な急戦、対する先手の早囲い、▲3五歩急戦といった先手の急戦を検討し、森下システムまでがまとめられています。

有名な羽生・渡辺の竜王戦から、その後の新しい検討も含まれ、深い内容となっています。決して初心者向けの内容ではありませんが、解説が平易で、なにより過不足ない記述となっているので、矢倉を一から研究したい人から、定跡の先端を検討したい人まで有効な一冊かと思います。


大野教室 横歩を取る少女

2012-04-21 22:32:58 | 将棋よもやま
久しぶりに大野教室へ。



このところ忙しく、教室にお邪魔したのは久しぶり。大野先生、植山先生に角落ちできびしく教わりました。居飛車をもっと勉強します。

少し時間があったので生徒のあきちゃんと1局。振り駒で後手となり、ここはまよわず横歩取りに誘導。今日も教室には「横歩を取れない男」がいたため、その悪いオーラが影響しないか…とちょっと危惧しましたが、さすがあきちゃん、堂々と横歩を取りました。しかし、こちらの3三桂にはとまどったらしく、フリーズ。局後に聞いたところ、やはり△3三桂戦法に対するのは初めてだったとのこと。いつどんなことがあるかわからないから、いい経験をしたと思ってください。

しかし対局は作戦勝ちと思っていた局面で攻め急いだのがたたって完敗。次はリベンジするからね。


マイナビ女子オープン 上田女王、連勝

2012-04-20 23:19:40 | 女流棋界
マイナビ序しオープン第2局、上田女王対長谷川女流二段戦は120手で上田女王の勝ち。2連勝となりました。

先手・長谷川女流二段、▲7六歩△3四歩に▲5六歩。ここですでに将棋は終わったように見えました。いったい、何を考えてこの重要な1局に用いた作戦だったのでしょうか。

第3局は5月15日の対局予定。