リーメンシュナイダーを歩く 

ドイツ後期ゴシックの彫刻家リーメンシュナイダーたちの作品を訪ねて歩いた記録をドイツの友人との交流を交えて書いていく。

104. ロストック金継ぎ教室(1日目 その4)

2017年06月07日 | 旅行

2016年・ドイツ14回目の旅 No.60

          

    
                          やっぱり日本の紙テープが一番! なんともかわいい姿に。


⑤コプフの続きです

   薄くて細かく割れたところは和紙で裏打ち、欠けているパーツは麻布で裏打ちを。全て接着してしまうと球体なので裏から押さえる事ができなくなります。ですから予め壁を作っておく、というイメージです。我ながらこの短時間でやる事がたくさんある中、よく出たアイディアだなと感心しました! 2日に分けての接着。反省点もあったけど上手くやった方だと思います。


            

   裏打ちしたパーツと仮止めコプフ     本体に接着したところも裏から麻布で補強。           これでコクソしても大丈夫、かな?


                  


 最後のパーツで蓋をして無事に接着が完了した時からもう放心状態。プレゼント用に持ってきた紙テープで仮止めをしたコプフ(写真トップ)が喜んでいるようだわとつぶやいたら横でヨーラが、
「Auch ich! (わたしもよ)」
と言って涙ぐんでいたのにはびっくり! もらい泣きしそうになりました。

 ✤日本製の紙テープはくっつきが良く、剥がしても跡が残らず、とても良いのだそうです。

※ このブログに掲載したすべての写真のコピーをお断りします。© 2015 Midori FUKUDA

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする