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2492号Спящие(枕木)

2017-07-13 22:06:22 | 作品写真
電車が揺れガタタンとリズムを打つのはレールの継目。夏冬で金属レールの長さが変わるため継目は空間がある。
実家に向かう時は景色を漠然とみる。出発したけどまだ高層住宅密集地で低速だなあとかこの角度で藻岩の左ならあの山かなあ等とりとめない。
実際にホームでの待ち時間に眺めると枕木は今ほとんど木ではない。コンクリート的なものにレールが渡されています。千歳空港と札幌を結ぶ線路際育ちで、高校を卒業して初めて単線を見た時驚いた。一瞬「すれ違えないじゃん!」と焦った。
結婚して夫の母や姉の遠い家に向かう時に単線をひとつっきりの車両で運行する光景を見ました。しみじみする驚き。長い時間線路沿いの道を走行してもなかなか電車来ないなあとは思っていた。ワンマン車両の存在もずっと後で知ります。
どんな高校の生徒の中にも大人とコドモはいるもので、やたら世知に長けた先輩がいました。当時中卒高卒で社会人になるのも普通だった。教員をしている知人は「今の大学生が当時の高校生位のレベルで、今の高校生は当時の中学生くらい」ともらしていた。友達同級生が働いてるってやはり違う。
そんな先輩のひとりがどう国鉄をごまかしたのか、こんな破棄前の枕木を大量に学祭用に調達して来ました。グラウンド中央に櫓に積み上げる。学祭の夕闇せまるフィナーレは全校生徒が同心円状に集合。校舎の屋上にひとり、ブラバンのトランペット奏者がいてファンーレ演奏。ひとすじの糸を伝って火種が枕木の山に向かう。めでたく着火、一気に燃えあがり音楽とフォークダンス。
運搬や代金はどうやったんでしょうね、全く。官に運ばせたのかな。その先輩はバス通学だったのですが、ある日バス車内の忘れ物に気づいた。カメラです。デジタル以前。なぜか昔から校外で柔道に通っていた彼は、柔道仲間に現職警官がたくさんいて知識があった。『バス運転手さんに届けると、持ち主が現れなかった場合忘れ物はバス会社の所有になる。警察に届ければ、同様の場合拾得し届け出た人間のものになる』カメラはそうして彼の所に来たそうです。
…頭が良い秀才とは全く違うタイプの先輩の教えは貴重です。余談をひとつ。いつものように警官達がいる柔道場で、彼は「お前、何座?」と聞かれた。ちょっと考えて「猪!」
それこそ柔道着の一団がみな畳に転がって笑った。彼はちょっとむかついた。「なしてよ!(北海道弁:WHY!の意)猪ったら猪だ!」一同転がったまま起きられず畳を叩いて更に爆笑。「猪っつってんだろ!」…何座だったんだろなあ。もういい歳だろうなあ。
俺達は、アホ高校を卒業しても元気です。
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