先日。近所の本屋にて、目に留まった文庫本を立ち読みしていた時。
突然聞こえた大音声。
「だから、男同士が恋愛してる話ってのがあるんだよ!!」
いったい何が起こったかと、思わずビクッと怯える当方。
少し身を乗り出して見てみると、サブカルチャーの棚の前で、
床に座り込んでる一団。高校生くらいの男子、5~6人。
どうやら、その内の一人が、発した台詞の様子。
それでその彼、外聞もわきまえず大声で、
友人たちの誰も聞いてなさそうな説明をし続ける。
「で、そういう話を「ビーエル」っていうんだよ!
び・い・え・る!! ぼ・お・い・ず・ら・ぶ!」
……何もわざわざスタッカートで、一音ずつ言わんでも……。
「でさ、そういう女子ってさ、腐ってるんだって!」
「あ、イヤそうじゃない。説明が悪かったな。「ふじょし」っていうんだよ!」
えーとその。何と言いますか、きみ、その口ぶりは熱心すぎ。
そのテの話が嫌いでたまらないのか。それとも好きでたまらないのか。
実際問題、彼の周りの連中、明らかにビビって遠のいてたし。
あまりジロジロ見ていると、当方が不審者扱いされるので、本屋からは速やかに去ったけど。
傍から見てて、アレはホントーに恥ずかしかった。あらゆる意味で。
……月のない夜には気をつけたまえよ、少年。(苦笑)
それでは。また次回。
突然聞こえた大音声。
「だから、男同士が恋愛してる話ってのがあるんだよ!!」
いったい何が起こったかと、思わずビクッと怯える当方。
少し身を乗り出して見てみると、サブカルチャーの棚の前で、
床に座り込んでる一団。高校生くらいの男子、5~6人。
どうやら、その内の一人が、発した台詞の様子。
それでその彼、外聞もわきまえず大声で、
友人たちの誰も聞いてなさそうな説明をし続ける。
「で、そういう話を「ビーエル」っていうんだよ!
び・い・え・る!! ぼ・お・い・ず・ら・ぶ!」
……何もわざわざスタッカートで、一音ずつ言わんでも……。
「でさ、そういう女子ってさ、腐ってるんだって!」
「あ、イヤそうじゃない。説明が悪かったな。「ふじょし」っていうんだよ!」
えーとその。何と言いますか、きみ、その口ぶりは熱心すぎ。
そのテの話が嫌いでたまらないのか。それとも好きでたまらないのか。
実際問題、彼の周りの連中、明らかにビビって遠のいてたし。
あまりジロジロ見ていると、当方が不審者扱いされるので、本屋からは速やかに去ったけど。
傍から見てて、アレはホントーに恥ずかしかった。あらゆる意味で。
……月のない夜には気をつけたまえよ、少年。(苦笑)
それでは。また次回。