好事家の世迷言。

私「りえ」の感性で綴る、調べたがり屋の生存報告。※今は逆転裁判とFate(共に初期)に集中してます。他は勘弁。

『はじまりの魔女』第13話「初めての急襲」

2017-03-08 | ゲームブック二次創作
曲がりくねった地下道を、走る走る走る。
階段を上った先は行き止まり、と思わせて、短いレバーが壁に隠れている。
引っ張ると岩壁は動いて開いた。

壁に見せかけた扉をくぐると、また扉。
鍵がかかってるけど、今度は木の扉だし、木目から見て脆そうだ。
体当たりすると、ひびが入った。
もう一回ぶつかると、真ん中からキレイに避けた。
蹴り開いて前に進むと、そこは広い円形の部屋だった。

壁に明。中央に椅子とテーブル。
そのテーブルの上――空中で、緑色の服を来た男の人が眠っていた。
身長は1メートルもないから、子供のようにも見える。

あたしが近づいても、いっこうに起きる気配がない。
と思った矢先に、何かが軋む音がした。
小さな投石器(カタパルト)から、何かが飛んでくる。
魔法で対抗しようと思ったけど、間に合わない。

せめて身を屈めようとしたら、その前に顔にぶつかった。
どろっとした液体の攻撃に、早く回復しなきゃと焦ったけれど、何か変。
だって、これの匂い、あたし知ってるもの。
あたしは顔についた物を指で拭って、それから、ぱくっと食べた。
よりによって、すっごく美味しい完熟トマトだ。
……勿体ない事するなあ……。
ジャンル:
小説
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