好事家の世迷言。

私「りえ」の感性で綴る、調べたがり屋の生存報告。※今は逆転裁判とFate(共に初期)に集中してます。他は勘弁。

謎解きを求めるのは、ある種の病だ。

2017-07-27 | その他ミステリ
『痾』(by麻耶雄嵩)、読了。

『貴族探偵』を機に、他の麻耶作品も一通り読んでしまおうと決めた。

『痾』は、『翼ある闇』『夏と冬の奏鳴曲』に続く、麻耶氏の3作目。
そもそも「痾(あ)」というタイトルからして奇矯である。
世のあらゆるリストでの五十音トップを狙って名付けたのか?
というのが我が第一印象。
表紙見返しに、題名の意味は読めば分かると書かれていたが、
最後まで読んでもやっぱり分からなかった。
普通に「病」に類する語でもいいんじゃないの?と。

内容自体は、比較的読みやすい。
烏有とメルカトル、それから木更津との関わり。
トリックについては、メインこそぶっ飛んでたが、
周辺の小ネタは筋が通っていて納得できた。

ただし、この本をこれから読むという方は、
くれぐれも『翼ある闇』→『夏と冬の奏鳴曲』→『痾』の順にしてほしい。
『痾』では、『翼ある闇』と『夏と冬の奏鳴曲』の顛末が、
ある程度バラされてしまっている。ご注意を。

それでは。また次回。
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