『コナン』では、何か事件が起これば、
まず小五郎が迷推理を炸裂させ、
その暴走をコナンが制するのがお約束。
被害者がウミヘビに咬まれた今回もまた、
小五郎は事故だと断定する一方で、
コナンは事件としての真相を見破る。
ゲストキャラ同士の呼び方をきっかけに、
彼らの詳しい関係を言い当ててみせるのだ。
また、ウミヘビの毒に倒れた被害者が、最終的に助かった点も評価したい。
もしあのまま亡くなっていたとしても、自業自得ではあるけれど。
『六月の花嫁殺人事件』同様、タイトルには偽りアリだが、
おかげで読後感は悪くない。
だがしかし、そんなコナンよりも、
小五郎の方の能力が跳ね上がる時が、たまにある。
彼の身内や友人が、事件の当事者になった時だ。
『小五郎の同窓会殺人事件』は、その典型的な例である。
今回もまた、最後の最後が真骨頂。
現場に居合わせた英理の気持ちを、
知らないようで実は知ってたという、スマートな結末。
この夫婦はこんな風に、たまに深く心を通わせるくらいの距離が、
ちょうど良いのかもしれない。
それでは。また次回。
まず小五郎が迷推理を炸裂させ、
その暴走をコナンが制するのがお約束。
被害者がウミヘビに咬まれた今回もまた、
小五郎は事故だと断定する一方で、
コナンは事件としての真相を見破る。
ゲストキャラ同士の呼び方をきっかけに、
彼らの詳しい関係を言い当ててみせるのだ。
また、ウミヘビの毒に倒れた被害者が、最終的に助かった点も評価したい。
もしあのまま亡くなっていたとしても、自業自得ではあるけれど。
『六月の花嫁殺人事件』同様、タイトルには偽りアリだが、
おかげで読後感は悪くない。
だがしかし、そんなコナンよりも、
小五郎の方の能力が跳ね上がる時が、たまにある。
彼の身内や友人が、事件の当事者になった時だ。
『小五郎の同窓会殺人事件』は、その典型的な例である。
今回もまた、最後の最後が真骨頂。
現場に居合わせた英理の気持ちを、
知らないようで実は知ってたという、スマートな結末。
この夫婦はこんな風に、たまに深く心を通わせるくらいの距離が、
ちょうど良いのかもしれない。
それでは。また次回。