好事家の世迷言。

調べたがり屋の生存報告。シティーハンターとADV全般の話題が主。※只今、家族の介護問題が発生中です。あしからず。

発煙筒とルービックキューブ。

2014-08-11 | 物語全般
映画『幕末高校生』を劇場へ見に行く。

予告編の時点から、軽い雰囲気だろうとは予想してたが。
実際は、その予想をも超えていた。

「江戸無血開城」さえ行われれば、他は誰が何をやっていようが大丈夫!
史実通り!めでたしめでたし!……って、
まさか今時、ここまで単純な、時間論を拝めるとは思わなかったよ……。

それにこの話、「平成の21世紀」ならではのネタがほぼ皆無。
せっかく、スマホのアプリというアイテムを使っているのに。
時間移動のシステムを説明する画面も音声もない。
単に起動装置とカウントダウンタイマーでしかない。

人々が跳ばされた先、歴史のタイミングがそれぞれズレているのは面白いと思った。
(ある人は1年前、ある人は半年前……と)
だが、それならどうして、元の時間に帰る時に、
「四人全員がスマホを中心に集まらないといけない」のか。
その説明も一切ない。

呆然と眺めるエンドロールにあった「原案」の文字が頭に引っかかり、
後で調べて確かめて短編小説『名残の雪』(by眉村卓)の存在を知った。
いずれこっちの感想書きます。断然面白いので。

それでは。また次回。

この記事についてブログを書く
« DS版『言祝し編』雑感。 | トップ | ジャンプ(37・38号)私的雑感。 »

物語全般」カテゴリの最新記事