好事家の世迷言。

私「りえ」の感性で綴る、調べたがり屋の生存報告。※今は逆転裁判とFate(共に初期)に集中してます。他は勘弁。

袋とじを開く前の物語。

2017-02-24 | その他ミステリ
『生者と死者』(by泡坂妻夫)、一度目の読了。

『猫の舌に釘をうて』以来、「ブッキッシュ」という言葉は大好きだ。
書籍という形だからこその、その媒体(メディア)ならではのトリックこそ至高。

この度の『生者と死者』も、例えば電子書籍では成り立たない。
と言うより、新品の文庫本を買って手に入れなければいけない。
他の人の手に触れた物では断じていけない。

何故なら、文庫本の全てのページが厳重に袋とじになっているから。
最初の時点で読めるページは、たったこれだけ。

16・17、32・33、48・49、64・65、80・81、96・97、112・113、128・129、
144・145、160・161、176・177、192・193、208。

以上、25ページで完結する短編が一つきり。

喫茶店に現れた謎の美青年は、手品のような魔法のような不思議な力を
周囲に見せた後、立ち去る。
……という物語が、袋とじを開いたら消え失せ、全く別の物語が現れるという。

というわけで。今はまず、短編の余韻を味っておく。
果たして、どんな新しい物語になるのかな……。

それでは。また次回。
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