ジェレミー・ブレット(Jeremy Brett)とグラナダ・ホームズを語る
グラナダ(NHK)版ホームズの鑑賞日記とホームズ役ジェレミー・ブレットに関する情報を発信していきます
 



お待たせしましたー。
今日からテープ「The Best of NPR」のジェレミーのインタビューに入らせていただきます♪

本当に私一人では、このインタビューには手も足もでませんでしたが、Erikaさんのご家族、安寿さんの強力なご協力を得て、皆さんに内容をお伝えできることになりました。本当に有難うございます!!

基本的に日本語部分は安寿さん、英語部分はErikaさんが担当して下さいましたが、英語部分も安寿さんが加筆してくださった所もあります♪

また今回のみ、( )部分の日本語訳を私がしていますが、次回から基本は安寿さん、Erikaさんがすべて担当されています。
(今回、英語できない私は編集で頑張らせていただきます)

では、早速ジェレミーのインタビューをお楽しみ下さい♪



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(※1)ナレータ:英国俳優ジェレミー・ブレット氏は、映画マイ・フェア・レディでのフレディ役で初めて大衆の衆目を集めるにいたりましたが、テレビの視聴者にとって、彼が本当のスーパスターとなったのは、英国文学史上最も愛される、サー・アーサー・コナン・ドイルが描き出した不滅の探偵シャーロック・ホームズの役を演じた時でした。

(※2)ディア・ストーカー・キャップをかぶるこの探偵の役を演じて欲しいと、依頼された時、ブレット氏は最初断ったそうです。「その役は死ぬほどすでにやられているではないですか。また別のシャーロック・ホームズを演じるなんて、チャレンジングな事なんて残っていないですよ。」と言ったそうです。でも、プロディーサらは、諦めず、粘って説得を続けました。そこで、ジェレミー・ブレットは、一旦その話を持ち帰り、サー・アーサー・コナン・ドイルの正典を読み返してみたそうです。そして、ジェレミー・ブレット氏の気持ちを変えたのは、作者のドイルだったのです。



(※1、※2・・・実は以下のインタビューが短縮されて、冒頭の説明文になりました。

 Interviewer: When Granada Television first asked Jeremy Brett to play Sherlock Holmes, the British actor was not particularly enthused.
Jeremy: I remember I drove away from the dinner, when I was asked. I went with my son David. And he said “Dad, if you don’t want to do it…” and I said “No, I don’t. I really don’t want to do. I think it’s been done. I think it’s been done so many times. I just think it’s an old chestnut. I don’t know… I can’t see any point in trying to do it anymore.”

インタビュアー:グラナダが当初ジェレミー・ブレットにホームズ役を提案したとき、特に乗り気ではなかった。

ジェレミー:ディナーからの帰り道、運転している僕に尋ねてきた。息子のデビットと一緒にいたんだが、彼はこう言った「Dad、もしホームズ役を演じたくないんなら・・」。僕もこう返事した、「もちろん、演じたくない。だってホームズはもう何度も作られすぎている。新鮮味がないと思う。これ以上何かやってみようと思えるものが見つからないよ」

Jeremy Brett did not think he had the stuff to play Sir Arthur Conan Doyle's famous detective. At the time he was a romantic lead in Shakespeare and wooed Audrey Hepburn as Freddy in the film My Fair Lady. Besides, Sherlock Holmes had been portrayed by some of the finest actors of the century. William Gillette, Ellie Norwood, Arthur Wontner and of course Basil Rathbone, intimidating competition. But Jeremy Brett eventually changed his mind and just now doing his sixth series as Holmes. The Casebook of Sherlock Holmes for here at this week on PBS stations across the country as part of the ‘MYSTERY!’ series. What p (brought to?) the changed was Brett’s re-reading of the entire canon. The 54 short stories and 4 novels written by Doyle about Sherlock Holmes.

ジェレミーは、コナン・ドイルが作ったこの有名な探偵を演じる素質が自分にはないと考えていた。当時、シェークスピア物で主役を務めていたし、「マイ・フェア・レディ」ではオードリーに求婚するフレディー役であった。さらに、ホームズといえば、既に素晴らしい役者によって演じられていた。ウィリアム・ジレット、エリー・ノーウッド、アーサー・ウオントナー、そしてもちろんベイジル・ラスボーン。凄まじい競合相手だ。しかしジェレミーの気持ちを変えたのは、ホームズの60篇の原作だった。今週、PBSの「Mystery」では、「シャーロック・ホームズの事件簿」シリーズが放映される。ジェレミーの気持ちが変わったのは、54の短編と長編4つを読み返してからのことだった。)



And then, I discovered all sorts of things that I could do if I had had the opportunity to do it. So I said,,,, “yes”. It was enormous ,,,to meditate. And the certain amount of fear, and an element of excitement. We approached the scripts. I said “would you asked me to do Sir Arthur Conan Doyle’s Sherlock Holmes. These aren’t Sherlock Holmes’ Doyle stories. The adapters have gone so far away. And the script editor said “Jeremy, you’re here to act. Just get on with it.” And I tipped the table over and my Dover sole landed in his lap.

ジェレミー:(正典の中に)、もしも自分がホームズを演じることになったら、出来そうなことをたくさん発見したんです。それで、「YES」と承諾することになりました。でも、本当に大変でした。考えることは山のようにあったし、怖くもありました。そして、わくわくする面も。脚本も検討しました。で、私は、こう言ったのです。「それで、私にサー・アーサー・コナン・ドイルのホームズを演じてほしいのですね。この脚本は、ドイルの書いたホームズの話ではないですよね。脚色が強すぎていると思うのですが」
そして、脚本家は「ジェレミー、君は演じるために、ここにいるんじゃないのかね。つべこべ言わずにとにかくやってくれよ」で、私は、テーブルをひっくり返したんで、私が食べていた舌びらめが彼の膝にすっ飛んでしまった。(インタビュアーの笑い)

And that was the beginning of the tussle. I used to take the whole canon with me to every beginning of each film. And fight for Doyle. After about a year and a half, I said, “Listen, if you don’t start taking care of me, I may lose interest.” Because it was such a tussle. But then Granada Studio stepped in, and some remarkable and wonderful and gave me two weeks of rehearsal instead of the one. So in the first week I could fight for Doyle, and in the second week, I could work with my fellow actors. And that’s basically how it has been ever since.

それが、そもそもの始まりだった。撮影の初めには、正典をいつも持っていったものです。それは、ドイルのための戦いみたいなものでした。一年半たったころ、とうとう私は言ったんです。「少しは私のことを考慮してくれないと、やる気をなくすよ」って。なんといっても本当に大変でしたから。それで、グラナダが取り持ってくれて、素晴らしいことにリハーサルに、一週間ではなく2週間も取ってくれたんです。そのお陰で、初めの一週間は、ドイルのために(自分の役作りに)使え、もう一週間は共演者との調整に使うことが出来たのです。そのやり方は、それ以降ずっと続くことになりました。


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私一人では到底内容など分かりませんでしたが、「そんなことを喋ってたんだ!」ともう感動ものですよー
本当にErikaさんとお嬢さん、安寿さんに感謝、感謝なのです!有難うございました

で、インタビューの内容なんですが、この中でインタビュアーが笑っているシーンがあって、何で笑ってるんだろうと思っていたら、今回頂いた英文と訳で判明しました。ジェレミーが「テーブルをひっくり返したんで、私が食べていた舌びらめが彼の膝にすっ飛んでしまった」からだったんですね!
そりゃスタッフに「つべこべ言わず演じろ」と言われれば、プロ意識の強いジェレミーなら反発するに決まってます。その時のジェレミーの何らかの動作で、舌平目が飛んでいっちゃって、笑っていたんですねー。
こんな難しい表現、とてもじゃないけど聞き取れないので、本当に理解できて嬉しかったです。

グラナダTVとの最初の接触に、ジェレミーが息子を連れて行ったのは有名なお話ですよね。
そして、最初は乗り気じゃなかったホームズ役、「テンペスト」の舞台の間に原作を全て読んで、ホームズの魅力に惹かれたことなど、ファンの皆様なら憶えてらっしゃるエピソードも数多く出てきましたね

今回はまだまだ導入部分。これからジェレミーはもっとホームズの役作りについて深く語ってくれます。
次からも、このインタビューの続きをしていきますので、お楽しみくださいませ♪


りえ(rie_002@goo.jp)






コメント ( 3 ) | Trackback ( 1 )


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コメント
 
 
 
ありがとうございました (安寿)
2006-03-28 00:43:35
りえさん



ご出産前で大変なときに、私の拙稿をUPしてくださって

ありがとうございました。



でも、ジェレミーのインタビューを皆様にご紹介するお手伝いができてよかったです。



これからも、ジェレミーの英語の文献、資料があれば

ぜひぜひ、ご紹介するお手伝いをさせていただければと思います。



インタビューの中で、ジェレミーの声は、本当に微妙にその時の彼の気持ちを反映して、トーンが変わるのです。ウットに富んだ冗談を言っているかと思うと、熱っぽく、自分の演技作りを語ったり、悲しみをこらえて、声自体も低くささやくようになってしまったり、、、、、



本当に、ステキな声でした。品があって、それでいて、どこか少年のような、子供っぽいところがあって。





安寿



 
 
 
ありがとうございます! (恋病)
2006-03-29 00:36:29
「The Best of NPR」のインタビュー、とても楽しく読ませていただきました!!

コナン・ドイルの書いたとおりのホームズ物語を作り出すまでには、ジェレミーさんの「舌平目をプロデューサーの膝ににすっ飛ばす(!)」などの努力のおかげなんですね~。だからこそ、グラナダ版ホームズは素晴しい作品になったんですね。ジェレミーさん、かっこいい~~。



Erika様とErika様のご家族、安寿様、そしてりえ様、翻訳等お疲れ様ですっ。 英語がちんぷんかんぷんな私が、こうしてジェレミーさんの事を色々と知ることができるのは、みなさんのおかげです。 なんとお礼を言ったらいいのでしょうか。。。 感謝してます!

 
 
 
お返事遅れました。すいません。 (りえ)
2006-04-03 19:10:41
>安寿さんへ



本当に今回は安寿さんとダブルErikaさんにお世話になっています。有難うございます♪

でもこうしてみなさんと協力し合えて、ジェレミーのインタビューをアップできるのはとても嬉しいです。

いつも一人で作業しているので、こうしてファン同士みなさんでなんか力を合わせれるって楽しいです

(って、私はお仕事してないので偉そうに言って、申し訳ないですが・・・)



それにしても、安寿さんは確実にジェレミーに惚れ込んで下さっているようですね!

外見ももちろん素敵でスマートですが、内面もまた魅力的な人物ですから、どんどん魅せられてくださいませね



>これからも、ジェレミーの英語の文献、資料があれば

ぜひぜひ、ご紹介するお手伝いをさせていただければと思います。



こんな事をお書きになったら、本気にして送っちゃいます。だ、大丈夫でしょうか。

もし、お暇になられたら、またご協力頂ければ嬉しく思います♪



またインタビューの続き、宜しくお願いします。





>恋病さんへ



インタビュー、楽しんでいただけたようで良かったです



本当に私一人では全然聞き取れなかったので、こうして内容が明らかになって嬉しいです。

まさか英語、日本語ともご紹介できると思わなかったので、本当に公開できて幸せです。



これからもインタビュー続きますので、ペースはスローですが(すいません)待っていてくださいねー♪
 
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