The people with no name

いつだって、名も無き愛しいもの。

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ナイトメア オブ バーベキュウ

会社でバーベキューをやる事が決まった。


2、3年ぶりくらいだろうか。



会社でバーベキュー・・・・・・・・・・。


嫌な、というか、とても辛い記憶が蘇ります。

初めて会社のバーベキューをやった時のこと。

場所はとある海岸でした。

メンバーは社内の5家族。


飲み食いも一段落付いた頃、ふいに社長からの提案。


「ビーチフラッグをしよっか」



はぁ!??



社長以外の野郎共4人は困惑の表情を見せる。


社長のさりげなくも強制力を秘めた発言を否定する程の理由はもちろん無い。

また、休日の浮かれ気分もある野郎共は、その後の恐怖を想像する深慮さなんてあるはずもなかった。



お遊びとは言え、つい全力で張り合う野郎共。


ああ、男って・・・・。



ビーチフラッグ終了。


お疲れさん的雰囲気を破る社長の一言。



「次、相撲ね。」



それでもなお、体力には少々自身を持ってる野郎共は、それがもたらす結果に気付かずにいた。




再び全力で闘う野郎共。


これ以上に無いって程の全力だ。


お遊びだが、お遊びでは無いのだ。


それが男ってモンさ。


ああ、男って・・・・。




やがて相撲大会も終了。


余談だが、私が優勝。

会社では私が1番ペーペーなのだがそんなの関係ない。

こんな仕様もないところで意地を張り合う野郎共に乾杯!だ。




そして更に、本日は終了モードをうち破る社長の一言。




「今度は腕相撲ね。」




野郎共の闘いに終わりは無いのか!?





ちなみに私は準優勝。

会社の最強戦士であるH本さんには歯が立たなかった。






この日は疲れたなんてもんじゃ無かった。

体力を120%使った上に全身筋痛&スジの痛み。

悟空が初めてベジータと闘った後くらいに満身創痍の私だった。


もちろん、次の日から仕事。

辛かったよ。

しばらくダメージが抜けなかった。






というわけで、会社のバーベーキューは、私にとってはトラウマ的な催し物であった。





でも今回は取引先の業者も来るし、んなことやんないだろう、きっと。


と、不安を消すために自分に言い聞かせる私。



本当は知っていながらも、気付きたくなかっただけだったのだろう。


夏の悪夢が確実に近付いている事を・・・・・。




                           −つづく−