m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

兵庫県広域防災センター見学

2011-06-07 | 工場見学・社内見学


E-Defenceの見学を終えた後、隣には防災センターがあると教えてもらい、やって来た。
こちらは平常時には地域の防災リーダーや一般の人を対象とした体験型の防災研修、
そして消防学校として人材の育成などが行われていて、
災害時には全県域をカバーする広域防災拠点としての機能を持つという施設。
体験型の見学は10名以上で要予約ということだったが、お願いすると、
ちょうど前に団体の方が体験をされてるとのことで入れていただくことができた。





まずは地震体験を。
起震車に乗車して、ダイニングテーブルセットに座った状態で震度4から阪神淡路大震災の震度7の揺れまでを体験することができる。
ずっと以前に別の防災センターで体験済みではあったが・・
阪神淡路大震災の揺れがこんなに大きく長いものであったとは~とあらためて実感・・
こんなめちゃくちゃな揺れで家が壊れないわけがないよなあ~と
実際にこの揺れを経験した人たちの恐怖を追体験することができた。





もう一つ参加できたのは煙避難体験。
これは実際の消防士の方が訓練を行う施設そのままが使用されている。
ここで私は思ってもいなかった恐怖の体験をすることに・・
写真は体験後の扉を開け放ち煙が抜けた状態の迷路室なのだが、
実際の体験では真っ暗で何も見えない状態で模擬煙(水蒸気)が充満した迷路室の中、手探りで出口を探すのだ。
一見、遊園地のアトラクション風?かと思いきや・・入って5秒くらいで、この体験に参加したことを後悔した・・
中は全く見えない上、手探りでどこへ進んでも壁にぶち当たる、水蒸気で息苦しく・・いつまでたっても出口が見つからない~
誰か助けて~~!死ぬ~~!となった時、
懐中電灯の灯りが見え、係員が助けに来てくれた。
まじで死にそうなくらいの恐怖を味わった私。
消防士の訓練では本物の煙を焚いて訓練することもあるそうなのだが・・
自分なら確実に死にそう・・消防士には絶対になれない、と思った。

本物の煙が充満した中を避難する場合は濡れたもので鼻と口を覆い、一気に駆け抜けるか、
床から10cmほどは煙の溜まってない空間があるので床を這うような姿勢で避難することになる。





煙体験の後、放心状態になった私はこの施設を去ってしまった。

後でパンフを見てみると、ロープ、バール、ジャッキなどを使った簡易救出器具取扱体験や、消火栓取扱体験、備蓄倉庫見学など、
今まで行った防災センターにはなかった貴重な体験もあったようで・・
ひょっとしてお願いすればできたのかなあ・・ちょっと残念だった。

写真はランニング中の消防学校の生徒の方々。
主訓練棟はフリークライミング壁も兼ねている。
中には実火災訓練室や大規模火災燃焼室などもあるようだ。
消防士というのはほんとに体を張らなければならない大変な職業なんだなあと痛感・・






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兵庫耐震工学研究センター(E-Difence)見学

2011-06-06 | 工場見学・社内見学
月曜日、子どもたちの小学校の創立記念日だったので、平日しか見学できない工場見学施設を
久々気合いを入れて探していた。
大和郡山の工業団地のタマノイ酢やハウス食品などを狙っていたが、10人以上の団体が条件というので予約が叶わず・・
検索中に今回導かれたのは兵庫県三木市にある兵庫耐震工学研究センター。





阪神淡路大震災の後、2006年に作られた国の防災化学技術研究所で
世界でもここだけしかないという規模の「実大三次元震動破壊実験施設」がある。
この施設では様々な構造物の破壊過程や新しい耐震技術が研究されているのだそう。





スライドの説明の後は、実際に実験が行われるという実験棟へ見学。
実験棟の中央には震動台が設置されている。
この台の上には最大1200トンの構造物を載せ、阪神・淡路大震災クラス(震度7)の地震を再現することができるという。
1200トンといえば鉄筋コンクリートの6,7階建てのビルに値するのだそう。
こちらは一般企業へも貸し出しがされていて、
ちなみにこの台を実験で使う場合の一日当たりの費用は600万円だとか。





実験棟天井には400トンの重量の物を釣り上げることのできるクレーンが2基。





それほどのクレーンを支えている実験棟の構造はとてつもなく頑強な造りになってるそう。





これが震動台のミニチュア。
震動台を動かす加振機は縦横垂直方向とあらゆる揺れを引き起こすことができるようになっている。

この時期は、メンテナンスの期間に入っているため、残念ながら震動台の上に乗る建物や実験をみることができなかったが
実験は一般公開されているので、予約をすれば公開実験に参加することもできるのだそう。





震度7クラスの地震を起こすには相当なエネルギーが必要。
こちらはそのエンジン室。
環境に配慮して液化天然ガスが使われている。





こちらは発生させたエネルギーを蓄えておくタンク。
ここから隣の震動台へエネルギーを送り込む。





タイヤが200本ついているというこちらの薄緑の台は1200トンまでの試験体を載せ震動台まで運ぶことができるもの。





こちらは3,40年前の鉄筋コンクリートの小学校の建物が二棟。
こちらの建物には実際に震動を起こして崩壊具合が比較されている。





この建物のようにM字に補強材を入れることで、建物のダメージをほぼ防げることができるのだそう。
阪神淡路大震災でも死因のほとんどが倒壊した家屋の下敷きになった為ということから
家庭でも地震対策に斜交いに補強材を入れるのはとても有効な対策だそう。
又家具を倒れないよう固定することも大切。

ここでは世界最高水準の地震対策研究のための施設をみることができて、興奮してしまった・・
そしてすぐお隣には消防学校を兼ねた兵庫県広域防災センター、そして災害時には広域防災の拠点となる三木総合防災公園などもあり
この後、訪れた。









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日本アニマルトラスト・ハッピーハウス

2011-04-03 | 工場見学・社内見学


昨日は日本アニマルトラストというNPO法人がされている能勢の山中にある動物たちの孤児院「ハッピーハウス」へ子どもたちと見学へ訪れた。
飼い主に捨てられたり、保健所で預けられたりと行き場のなくなった動物のケアや治療などを行い、
新しい飼い主の募集に呼び掛けているという団体だそう。
毎日14時からスタッフによる施設の案内があり、私たちも参加した。
敷地内に入るとかわいくて人懐っこい犬たちがしっぽを振りながらじゃれついてきた。

最初に説明があったのだが、こちらの施設は他の施設と違って、
攻撃的だったり手に負えない状態で貰い手は見つかることがないだろうというような動物たちでも
決して殺処分するようなことはしないとのこと。
病気であっても安楽死させることはせず、最後まで面倒を看て天寿を全うさせるという。





こちらは捨てられた親から生まれた子犬のコーナー。
通常こちらへやってきた犬たちは、子孫を増やさないためにも不妊手術がされる。





広い広場を囲むようにずらりと犬舎が並ぶ。
それぞれの檻には犬が数匹ずつ入れられている。
私たちが前を通ると何かを訴えかけるように鳴き、吠える犬たち。
犬たちにはそれぞれに悲しい過去があるという。
飼い主に捨てられた犬たちがこんなにもいるとは・・
現在600頭ほどがこの施設で飼われているのだとか。





こちらの施設はこれほどの動物たちを抱えてどうやって運営されているのだろう?
お聞きすると、全て個人の方からの寄付によりまかなわれているという。
寄付は動物たちのエサであったり、ワクチンや手術に必要なお金であったり。
こちらの煉瓦塀には犬舎を作るに当たって募金をされた方々の名前が刻まれたブロックが積まれていた。





こちらは室内の犬小屋。
小さな檻に入っている犬たちもいるが、ちゃんと順番に外へは出してもらえるそう。





室外の猫小屋も。





アライグマなどの外来種の部屋。
他にも縁日で買ったひよこが大きくなって飼えなくなったというにわとりなども飼われていた。





こちらは老犬の部屋。
この中にはもう手の施しようのない病気の犬もいるのだそうだが、決して安楽死させることなく最後まで大切にケアされる。
その中で思いもよらない動物たちの生命力を感じることもあるのだそう。
又あえて先の短い犬の飼い主になってくださる方もいるという。
一度は捨てられた犬たちもそうやって最後は飼い主に大切にされて天寿を全うできるのは幸せなことだろう。





最後には私たちも一緒に遊べる猫部屋へやってきた。
あっちもこっちも猫だらけ!
猫カフェも真っ青?な猫パラダイスだ~





ここで好きなだけ猫ちゃんたちと交流。
あっちの猫もこっちの猫もみんななでなでしたくなる~
猫好きにはたまらん部屋だ・・





あちこち上るのが好きな猫のためにこんな台も壁に取り付けられていて、





一人?孤独を楽しみたい猫ちゃんにはこんな個室も用意されている。





個室でくつろぐ猫。





猫ちゃんたちを激写!

















三毛~~





このブサかわゆさがたまらん~





西洋絵画の中でこんな顔の猫を見たことあるなあ。。









なんだか猫離れした顔立ちの猫。
この猫が私のお気に入り。









凛々し過ぎるお顔・・





子どもたちも猫に夢中~





特に息子はまったりと猫とたわむれてた。。









帰り際には息子は鼻水と目の充血、かゆみが止まらなくなり・・実は猫アレルギーだったということが判明;





お気に入りの動物がいれば飼い主になることはできるのだが、
誰でもがすぐ飼い主になれることはない。
スタッフとの面談があってちゃんと責任をもって飼えると判断されてからなのだ。
中には三味線の皮目的で猫を貰いに来るという人もいるというのだから・・

ここへ来ると決して安易な気持ちで動物を飼うことはできないと思わされる。
ペットを飼おうと思ったら一度ここへ来てみてよく考えてからにした方がいいかも。

又日本アニマルトラストでは東日本大震災での被災地域のペットたちの一時保護受け入れなどもされているそう
迷い犬、迷い猫の掲示板も。


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岸田ラムネ

2010-06-13 | 工場見学・社内見学


エーデルワイスミュージアムを出て、車を走らせた途端、私の目に飛び込んできた消え入りそうな「ラムネ菓子」の文字。
皆に、「今、ラムネ菓子って書いてあったんやけど、工場かなあ??」
と気になるそぶりを見せたら、皆察知?してくれ、Uターンして行ってみることに。
うれしい!
旦那と車で走っていても、こういうのは80%以上は却下されるんで、今までいろいろ気になるものを泣く泣く見逃してきた。
その点、この仲間は興味の対象が結構かぶっているので楽しい。





一方通行の道をぐるりと回ってきてあった気になる入り口。





「ラムネ菓子売ってます」の札が下がってる~
早速中へ入ってみることに。





大きなパレットにできたてのラムネが積まれている。
ご家族で?営まれている小さなラムネ工場だった。
奥ではちょうど一台の大きな機械が動いていてラムネ製造中だった。
年季の入ったなかなかいい機械だったのだが、ここは撮影はご遠慮をと言われたので写さず。
「岸田ラムネ」、聞いたことあったが、ここで作られてたんだなあ~
ほんのり温かいできたてのラムネも試食させていただけた。
(ラムネはできたてよりしばらく置いたものの方がおいしいのだそうだけど。)





小さな販売コーナーには、スーパーで買うよりお手頃価格になったラムネが売られていたので皆で購入。





以前、この異食文化の会でラムネ作りにもチャレンジしたこともあり、
その時ラムネ作りを教えてくれたラムネフリークのIさんがここのこのコインのような動物ラムネが一押し!
というので皆で買ってみた。
Iさんいわく、ここのラムネはコーンスターチがほんの少しダマになり舌に残るザラザラ感がいいのだ!とのこと。
なるほど、なめらか過ぎず素朴な手作り風のラムネだなあ。
お店のおばちゃんには包装ミスがあったラムネを一袋ずつおまけに頂いて、皆で満足感にひたりながら福島方面へ向かった。

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エーデルワイスミュージアム

2010-06-11 | 工場見学・社内見学


異食文化の会、初の遠征?で、「エーデルワイスミュージアム」へ訪れた。
ここはヨーロッパの歴史的な製菓道具類が約5000点展示されているというミュージアム。
この会の皆ならきっと興味を示してくれるに違いない~と期待して、
メンバーのKさんの運転で連れてきてもらった。
エーデルワイスミュージアムは尼崎の本社工場4階にあり、大人一人200円の入館料、要予約で見学することができる。





四階でエレベーターを降りて目に飛び込んできたベルギーやドイツ、イギリスなどヨーロッパのアンティークのお菓子の木型。
この木型に我々(私?)はすでにノックアウトされてしまった。





この動物たちの木型を見よ!
なんて!かわいいんだ~~
どの木型のデザインも素朴で愛らしく美しいものばかり・・





そして館内へ。
所狭しと並ぶお菓子の道具たち。
こちらはチョコレート型。
チョコレートの起源は約1400年前のメキシコのマヤ族によるもので、
17世紀にスペインからヨーロッパ全土へ広がったそう。
当時は苦い液体だったが、やがて砂糖やミルクが加えられ、現在のような板のチョコレートが登場するのは19世紀に入ってからだそう。
チョコレートはやはりベルギーが本場だそうでこちらのエーデルワイスでもベルギーから輸入し、菓子作りに使用しているのだという。






こちらはパン職人の部屋を再現したもの。
銅でできたボールや型などなど・・どの道具も美術品のように美しい~





ねずみなどの害虫から守るパンを保存していた棚。
店頭などに置かれてたそうだけど、なんと豪華な・・





こちらもパンキーパー。
淡い水色のホーローがとってもかわいい!





陶器でできた出産祝い用の赤ちゃんの形をした型など。
陶器の型も味わいがあっていいなあ。
ヨーロッパでは今でも陶器製のプディング型、ビスケット型、スポンジ型が使われているそう。





こちらはもっとも高価な銅製のクグロフ型。
銅板を使って職人が匠の技でコツコツと打ち出して作ったもの。
クグロフはフランスのマリーアントワネットの好物といわれ、
フランスやオーストリアのクリスマスには欠かせないものだそう。





生地を挟んで直火で焼き上げるワッフル型。
ワッフル型の原型は聖体拝領の時に信者が食する薄焼きせんべいからきてるとのことで、
焼き面には聖体が図案化されているものがあり、ワッフルの始まりは宗教と深く結びついていたことがわかる。
ちなみに日本のゴーフルはワッフルのフランス語訳だそう。





うわぁ~このパイカッターもいいなあ。





麺棒も、陶器製のものからガラス製のものまでいろいろ。





お菓子の会社の景品として作られたビスケット型のインク壺。
ほ、欲しい~。





館内にも菓子木型がたくさん。
ヨーロッパの木型の中でもベルギー、ドイツ、オランダで作られた菓子木型の中には
美術的に見ても傑作が多いそうで中には16世紀の古いものも残っており、
補修されながら200年以上も代々大切に使用されてきたものもあるのだそう。





キャンデー製造機。
みかんなどのフルーツ型がかわいい。





そして最後のコーナーにはお菓子を入れるブリキの缶のコレクションも。





お菓子のパッケージ。

まだまだすばらしい展示品はたくさんあったがきりがないのでこの辺で。
お菓子道具ひとつひとつを見てもどれも職人の魂が込められた美しい細工が見られ、
それに敬意を表して代々にわたって大切に使い続けるお菓子職人の姿も垣間見え、
ヨーロッパのお菓子文化の奥深さにあらためて感動させられた。


この後は福島方面へランチに向かった。






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つまようじ資料室

2010-02-02 | 工場見学・社内見学


富田林寺内町の散策を終えた後、河内長野方面へ来たらいつか行こうと思ってた「つまようじ資料室」へ行くことに。
河内長野は日本一のつまようじの生産地。
最近では中国の輸入物のつまようじにほぼとって代わられ、日本での生産は減少の一途をたどっているが、河内長野では三社がつまようじの生産を続けている。
その中の広栄社という会社が毎週土曜日に開けているつまようじ専門の展示室。
閉館間際にお邪魔してしまったのだが、社長さん自ら展示品の解説やつまようじについての興味深いお話をしていただくことができた。

写真はつまようじの生産工程と製造に使われる機械。





河内長野で採れる黒文字を使った楊枝。
お茶席などで使われる黒文字は今でもこの河内長野で製造されているそう。





卯木というもともとのつまようじの原木。
現在は白樺が主流だそう。





つまようじの発端となった歯木は木の枝の端をブラシ状にしたもの。
アフリカ諸国などで今でも使われている歯木。
なんとこの歯木には、虫歯予防、歯ぐきの引き締め効果もあるフッ素やタンニン酸が含まれていて、練り歯磨きにはこの歯木の抽出液を使ったものもあるという。






最盛期では河内長野でも年間700億本のつまようじの生産が行われ、世界シェアの50%近くを占めていたそうで、日本のイメージが強かったつまようじ。
そのころ外国で輸出されたつまようじには「サムライ」や「キモノ」「サヨナラ」という
日本をイメージするネーミングがされていた。





世界各国のつまようじが並ぶ・・

そもそもつまようじって食べ物を突き刺すものだとばかり思っていたが、
それとは別に歯の手入れをするためのものがあるのだ。
現在、よく見る輸入物のつまようじは丸く、物を突き刺すためのものでそれを歯に使うと歯茎を傷めてしまう。
こちらの会社ではデンタル用に三角のつまようじを製造されているそう。





からたちや椰子の刺、まぐろの尾びれなど自然の素材そのままを利用した楊枝などもあった。





美術工芸品のような楊枝の展示も。
こちらはロシアの七宝飾りがついたもの。





中国の真珠などの宝石をちりばめた楊枝。





フランスではこんなかわいいくるみのケースがついたナイフ付き楊枝。





こちらもフランス製、象牙の歯のケアセット。





ヨーロッパの貴族が腰にぶら下げていたという銀製のアクセサリー。
この中にも楊枝や耳かきは必需品として入っていた。





最も古い青銅の楊枝。
紀元前から楊枝が使われていたとは~
まだまだたくさんの展示品があったがこれくらいで。

つまようじ資料室、それほど期待していたわけではなかったが
楊枝の歴史から、製造工程、世界の楊枝、美術品としてもすばらしい昔の楊枝などなど楊枝についていろいろと知ることができておもしろかった!



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ATCエイジレスセンター

2009-06-24 | 工場見学・社内見学


INAXギャラリーの後は、南港のATCへ。
ATCの11階にある「ATCエイジレスセンター」へ子供たちと共に社会見学へやってきた。
ここは日本で唯一の福祉・介護・健康関連の体験型常設展示場なのだ。
家族みんなで様々な体験をしてみた。

まずは車椅子体験から。
車椅子に乗って設置されたコース上を通ってみる。
コース上には段差や石畳、ドアなどが設置されているのだが、普段何気なく歩いているような段差でも車椅子だと結構気になったり、通りにくかったりするということがよくわかる。





さまざまな種類の車椅子の展示。
パラリンピックなどで使われているテニス用やバスケ用の車椅子も。





そしてこちらは高齢者擬似体験コーナー。
足に特別な装具をつけ、腰をかがめて歩いてみると気分は高齢者。
足がなかなか思うように上がらなかったり、と階段も大変だ。





こちらは「世界一の癒しロボット」としてギネスブックに認定されている、たてごとアザラシの赤ちゃんをモデルにしたというパロちゃん。
なでたり、話しかけたりすると声を出して喜んだりと反応が返ってくる。
なんと、ほんのり温かい体温設定までも。
病院や高齢者向け施設などで活躍してるそう。
このロボットは一体、35万円だとか。





目の不自由な方やお年寄りの為に一工夫された商品なども。
点字つきのものや触ると分かるものなどなど・・





この電子レンジのような機械は、なんと、カロリー計算機だそう。
作った後の料理を入れるだけでカロリーが分かるという、画期的な機械。
病院や企業などの食堂で使われているという。
価格はさすがに300万円とお高い。





こちらは話相手になってくれるロボット。

この他にもユニバーサルデザインの家具や電動車椅子や介護用リフトなどいろいろと最先端の介護や福祉関係の設備を見ることができた。
我が家の家族は今のところは幸い健康でいるので、これらの機器とは今まで無縁だったが、障害のある方や高齢者の立場に立ってみるというなかなかできない体験ができる貴重な施設だなあと思った。



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古江浄水場見学

2009-06-08 | 工場見学・社内見学

実家のある池田市で水道週間のイベントとして古江浄水場の見学ツアーをやっていたので訪れた。
浄水場の見学は以前、守口にある庭窪浄水場へ訪れて以来二度目。

池田市では昭和13年、今から70年ほど前に水道ができたそう。
見学ツアーはまず水道についてのビデオを見て、その後浄水場の施設を案内してもらった。




こちらはこの浄水場の管理を毎日24時間行っている中央管理室。




この浄水場は全国でもとても珍しい階層式浄水場となっていて屋上に沈殿池がある。




沈殿池ではPACという薬品を使って水の中の小さなゴミや泥を固まりにして沈める。
このハチの巣状のものは泥を沈みやすくさせる傾斜管といわれるもので、
やや斜めになったこの筒を沈殿池に取り付けるだけで、随分と沈殿が早まるのだそう。




そして二階にあるろ過池。
アーチ状の扉の中はそれぞれ砂の層があり、その上から水を通して更に小さなゴミを取り除く。




下には粗め、上には細かい目の砂の層。
こんな砂でゴミが取り除けるとは~ずいぶん簡単で原始的な方法なんだなあ~と。
庭窪浄水場では活性炭やオゾンを使っての浄水が行われていたが、こちらの猪名川の水は十分きれいな水なのでそこまでしなくても大丈夫とのことだった。

この後は次亜塩素酸ナトリウムを加えて消毒し、安全な水道水にして一旦浄水池に溜められる。




こちらは水質計測室。
さまざまな計測器で常に水の状態をチェック。
ここでは生きた魚も使って川の水に危険なものが入り込んでいないかも観察されていた。
帰りには府営水道の水や蛍光マーカーペンなどのお土産も頂け、約1時間の見学を楽しめた。

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オキフーズ工場見学

2008-12-24 | 工場見学・社内見学


淡路島のダントー(株)でマジョリカタイルを見せていただけ、興奮冷めやらぬ私だったが、実は満足していたのは私だけでその他の家族は皆退屈し、更にお腹をへらせていた。
そういうこともあるだろうかとこの後の行程に練り物製品を製造販売するオキフーズの工場見学を予定していたのだ。

オキフーズは明治40年創業の老舗蒲鉾店。
こじんまりとした工場だったが、工場見学にやって来た、と言うと気軽に中へ入れていただけた。
大体午前中に製品が作り終わるようで、「今製造中なのはちくわだけ」ということでちくわの出来上がるまでを見せていただいた。

ちくわの原料のすり身。





すり身がくるくる回りながら串に巻きつけられてベルトコンベアーで流れていく。





最初は15分くらいじっくり時間を掛けて焼き、ここで最後に一気にこんがりと焼き色をつける。





出来上がったちくわが手作業で箱に詰められる。





早速出来上がった焼きたてのちくわを試食に頂いた。
まだあたたかくておいしい!
この後、福良港にあるというオキフーズのショップでお土産を購入。





お正月用のかまぼこか?カラフルなかまぼこも並んでた。
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幸南食糧(精米工場)見学

2008-08-21 | 工場見学・社内見学


大阪府の食育事業関連のイベント、精米施設のある幸南食糧工場見学へ子供たちと訪れた。
府庁前集合でバスにて松原市にある工場へ。
まずはこちらの工場の社長さんの挨拶と精米工場の工程のビデオなどを見せてもらい、見学へ。
ここは全国から送られてきた玄米の低温倉庫。
米が傷まないように18~20℃に温度設定されている。





玄米を処理する為に袋から出しているところ。
普段白いお米しかあまり目にしない子供たちなので、白いお米になる前の段階の玄米を見てさわらせてもらう。





そしてこれは無洗米を精米した後にできたぬか。
無洗米は環境にやさしい(汚水の原因にならない)、水と洗う時間の節約(普通三合洗うのに4.5ℓの水が使われる)、簡単便利、栄養は生米と一緒、そしてうまみ層が残っているので美味しい、などと良い特徴があり、無洗米ってなかなかいいかも?!と思わされた。





パッケージされたお米が機械によりきれいに積み上げられていく。





ここで取り扱われているお米など。
多くの種類のお米を取り扱っているため、混じり合ったりしないように検査は厳重に行われているという。





米とは関係ないが、会社の敷地にある葉書の木。
正式名「多羅葉」というインド原産のこの木が葉書のルーツとなった木だそうで、昔はこの葉っぱに鉄筆などで字を書いていたのだそう。
この厚めの楕円形の葉は傷つけると文字が浮かび上がるという。
今でもこの葉に120円切手を貼ると葉書として使えるとか。





そしてこちらの会社で開発されたという新品種、「夢ごこち」と「夢かおり」が掛け合わされた「夢いっぱい」が作られてる水田へ見学へ。
他のお米よりずいぶん早く、もう稲穂が実っていた。





ここはめだかやエビも住める安全な水田ということで、用意されていためだかとエビを子供たちに放流させてもらった。





そして最後に米の食べ比べを。
同じ条件で炊かれた米、日本産の夢いっぱい、日本産夢いっぱいの無洗米、タイ米、カリフォルニア産こしひかり、中国米、イタリアのカルナローリ(リゾットやパエリア向き)があり、どれがどれかを当てるクイズ形式での食べ比べ。

私が一番美味しいと感じたのは日本産夢いっぱいの無洗米だった。
あとは間違えまくり・・
たった一人、全問正解だった人がいたが・・





最後にお土産を。
そのまま炊ける玄米ご飯と玄米を使ったお菓子。
体にいいと言われる玄米、これで一度ためしてみよう。


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