学生と再検討 七・五・三とは?
2011年01月16日
カテゴリー: 書く。
「三歳まで生きられたのはラッキーなんだね」「だから『千歳飴』なのか」と、「子育て支援論」の授業が一時、女子大生たちの声で騒然となった。厚生労働省のウェブサイトにあった「人口動態総覧の年次推移」を、彼女らと吟味検討していた時の話である。
それによると、明治32年度の出生数は約138万7千人。それに対する乳児死亡数は21万3千人余り。要するに、たった百年余前のわが国では、誕生した赤ちゃんの七分の一以上が一歳前に亡くなっていたのだ。ざわめいた後の奇妙な沈黙。統計数値を見つめ、目を潤ませる受講生もいた。
霜月と言えば「七・五・三」だった。子も親もキラキラに着飾り、神社や写真店に殺到する。子どもの手には「千歳飴」。微笑ましい年中行事だが、果たしてそこに、真の意味がどの程度残っているのか。
時代の流れや社会の変化とともに形骸化、空洞化していく祭事も多い。真の「七・五・三」が消滅する危機を、近未来の母親たる女子大生に気づいてもらえたのは幸運だったのかもしれない。
それによると、明治32年度の出生数は約138万7千人。それに対する乳児死亡数は21万3千人余り。要するに、たった百年余前のわが国では、誕生した赤ちゃんの七分の一以上が一歳前に亡くなっていたのだ。ざわめいた後の奇妙な沈黙。統計数値を見つめ、目を潤ませる受講生もいた。
霜月と言えば「七・五・三」だった。子も親もキラキラに着飾り、神社や写真店に殺到する。子どもの手には「千歳飴」。微笑ましい年中行事だが、果たしてそこに、真の意味がどの程度残っているのか。
時代の流れや社会の変化とともに形骸化、空洞化していく祭事も多い。真の「七・五・三」が消滅する危機を、近未来の母親たる女子大生に気づいてもらえたのは幸運だったのかもしれない。





