梅様のその日暮らし日記

その日その日感じた事や世間で話題の事について自分なりの感想や考えを書いていきます。

リングリングサーカスが潰れました

2017-01-25 15:32:31 | 日記
  アメリカの有名なサーカス、リングリングブラザーズが廃業したという話です。象に芸をさせるのが虐待に当たるという、動物愛護団体の抗議を受けて、象の芸をやめたところ、観客が入らなくなったからだそうなのです。

サーカスにおける象の芸は、虐待とのグレーゾーンのような気がしないでもないのですが、もしこれを虐待と分類するのであれば、犬の本能を押さえつける盲導犬などは、間違いなく虐待に入るような気がします。ある盲導犬は、ご主人のために理想的な行動をとってくれるそうですが、一度盲導犬としてのハーネスをはずすと、辺り一面を駆け巡り、その辺にいる人達すべてにすり寄って愛嬌を振りまく陽気な犬に変身するのだという話を読んだことがあります。この犬は、ハーネスを付けられている間は本能も自分の持って生まれた人懐こい性格も抑え込み、ひたすら調教された通りの行動を取ることに徹している訳です。警察犬などについても同様な事が言えるのではないでしょうか。

一般に盲導犬は自分を押さえてひたすら調教された通りの行動を取り続けるために、ひどいストレスを抱え込み、普通の犬より数年早く死んでしまうそうです。犬の散歩というのは、ある程度犬の本能に合わせて、気ままに歩かせる部分もあるわけで、それが一切許されない盲導犬の場合、犬の幸せを考えれば、虐待以外の何物でもないでしょう。理由はともかくとして、人間様の勝手な都合で自分を全て押し殺して奉仕させられる訳なのですから。

私は週に二日、中国の早朝講座に出席するために、朝5時に家を出ます。すると必ず、近所の農家(だった家)の庭先から、犬の声が聞こえて来ます。それは、散歩の時間が来たから連れて行って欲しいという、犬からの訴えなのです。吠えるというよりは、「お願いします!時間になったので散歩させてください!」という、甘えを含んだ、訴えの声なのです。

散歩はお婆さんの担当です。お婆さんは、犬に首輪と縄は付けたまま、しかし縄を握ることなく、犬が自由に歩くままにさせています。犬の方も、お婆さんを先導するかのように先に立って歩いて行きますが、決して一定以上お婆さんから離れることはありません。そんな形で朝のひと時を楽しみ、テリトリーの巡回を終えると、満足して家に帰るようです。これなどは十分に犬の人権(犬権)を尊重した扱いだと思います。この犬は突発的な事故や急病にならない限り、天寿を全うできるのではないでしょうか。
 
   逆に鎖につないで自由を奪いながら散歩「させる」なんてやり方は、犬を奴隷扱いする虐待になるでしょうし、犬の意思に反して「お手」だの「お回り」といった芸を教え込んだら、ある意味でそれも虐待になるのではないでしょうか?いや、それ以前に、世界中にある動物園は、大草原やジャングルで生活するはずの動物を、狭い檻の中で飼育しているのですから、途方もない虐待に当たることでしょう。
   
これを更に演繹すると、一定の年齢に達すると無理やり小学校に入学させられるのは児童虐待に当たるのではないでしょうか?運動神経の鈍い子を、ビリになると分かっているのに、運動会で徒競走に出場させるのは、本人にとってはこの上ない屈辱で、虐待ではないでしょうか。数学が苦手と分かっている子に無理やり数学を教え込もうとし、点数が悪いといって、他の科目が出来ているにも関わらず退学させるなどというのは、章かな虐待であり、人権侵害なのではないでしょうか。

  考えてみたら、誠にきりがない話に広がって行きます。動物愛護団体とか草食主義者、元へ、菜食主義者の皆さんの行き過ぎた正義感と抗議活動に耳を貸し過ぎると、いい部分を聞き入れすぎると、いつの間にか収拾のつかないことになりそうな気がしますが、如何でしょうか。
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