梅様のその日暮らし日記

その日その日感じた事や世間で話題の事について自分なりの感想や考えを書いていきます。

ミュージカル「カフェイン」を見る

2016-11-05 16:37:20 | 日記
  ハロウインの余波か?読者が2名などという日が続いたので、しばらく静観していました。また、気分が勉強の方に向いていて、ブログに向いていなかったこともあり、数日放置していました。

   今日は「ZEPPブルーシアター六本木」というところに行って来ました。六本木と東京タワーって、ものすごく近いんですね。本当に手の届きそうなところにあります。この年になって初めて知りました。さて、いわゆる「東京」に行くと、私の方向感覚が全く通用しなくなります。今回も、路頭に迷いそうな気がして来たので、迷わずその辺に立っていた機動隊のお兄さんに道を聞きました。お兄さんの指示に従って道をたどると、簡単に到着することが出来ました。

   途中に、東洋英和女学院という、お嬢様スクールがあります。私立なので土曜も授業があるらしく、私が通りかかった時には、沢山の女子高生が下校しているところでした。この学校は幼稚園から高校まであるのですが、この時間に帰路についているのは高校生です。何と言えばいいのでしょうか、私が生涯を捧げて来た都立高校の生徒とは、全く違います。リッチな家庭環境に恵まれ、偏差値も高い彼女たちからは、貧しさから来る屈折とか、成績不振による悩みといったものが全く感じられません。おバカな女子をこの上なく愛する私がもしこの高校に勤務したら、三日と勤まらなかったのではないかという気がします。

   5分ほど歩いたでしょうか、「ZEPPブルーシアター六本木」には意外と簡単に着くことができました。機動隊のお兄さん、ありがとう。しかし到着してみると、初めてのつもりが、以前にも来たことがあるという気がします。駐車場にずらりと並んだアメリカンスクールの送迎用マイクロバス、これは間違いなく見たことがあります。今年の正月に川栄李奈を見に来たのが、正しくここでした。あの時は自分の勘に任せて道に迷ってしまい、あらぬ方向からたどって、かろうじて到着していたのでした。

   本日の目的は、ミュージカル「カフェイン」。少女時代のサニーと、ビッグバンのソンジェが出演します。以前、見てもいない内から、こき下ろすだけこき下ろしたので、責任を取って、この目で直接確かめるということにしたのです。ソンジェがなんぼのものかは知りませんが、サニーが少女時代の人気投票で常に下から2番目だということは知っています。さて、彼女の実力は、いかなるものなのでしょうか。同じ少女時代のメンバーでもヒョヨン(これで合っているでしょうか)は、韓国国内で何回かミュージカルに主演し、迫力ある発声を身に着けていいるのですが・・。

   結論から言えば、サニーは声がとてもきれいですし、発声も優れているような気がします。しかし残念ながら、ミュージカルとしては声量が足りません。ソンジェはと言えば、息継ぎの度に肩が大きく上下し、必死に声を出そうとしていることがわかります。しかし、この公演に向けて、ミュージカル的な訓練を十分積んできたようには見えません。元KARAのジヨンのミュージカルでは、彼女が猛訓練を積んだ片鱗が見えたのとは大違いです。それでもサニーは、息継ぎの度に肩が上下したりはしません。そこはさすがに一日の長を感じました。

   これは本当にミュージカルと言って良いのでしょうか、一般にイメージされるような、激しい歌と踊りは展開しません。特にダンスの場面はほとんどありません。登場人物は最初から最後まで、サニーとソンジェの二人だけです。ジヨンの時とは違って、本格的なミュージカルの専門家との共演でなかった分だけ、どこか甘さが残ってしまったような気がします。

   1,000人ほど収容の観客席は、ガラガラではありませんが、かなり空席があったように思います。私の席は6列13番だったのですが、前の5列目は1番から14番までの内、14番しか客がいませんでした。出演者が本来持っている人気のレベルと、上演された劇の水準を勘案すれば、やむを得ない結果なのではないでしょうか。終了後に行われるハイ・タッチ会もパスして帰る人の姿が目立ちました。残って待ってまでサニーやソンジェととハイタッチしたいか・・・。まあ、しかたないでしょうね。

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