梅様のその日暮らし日記

その日その日感じた事や世間で話題の事について自分なりの感想や考えを書いていきます。

「努力はきっと報われる」

2017-09-20 07:44:38 | 日記
  世界には自分と同じ人間が4人いると、どこかで読んだことがあります。DNAの数には限りがあるので、人間の数を考え合わせると、そうなってしまうとのことです。

  昨日の中国語個人レッスンの先生は、城東で私が転勤したその年に受け持ち副担をしたクラスの女子、部活は女バレで現在は小学校教諭の子と瓜二つでした。先生は中国ハルピンの出身という若い女の子でしたが、顔が似ていれば話し方もそっくり、性格もそっくりという印象を受けました。年齢も恐らくほぼ同じなのではないかと見受けました。

  この間このブログでも、「波長が合う」ということについて書きましたが、この日のレッスンは正にその状態に入り、まずは30分ほどの自由会話練習、早い話が雑談なのですが、から入り、テキストを少しずつ進みました。ただし途中できっかけを見つけては「雑談」に転じ、講師の方もおしゃべりを苦にしない性格なので、テキストはあまり進みません。どうやら私に対する指導方針として、かなり基本は出来ているので、できるだけ話を引き出して運用能力を高めるようにという指示が、講師たちの間に伝えられているようです。

  そのおかげで昨日は恐ろしくリラックスムードでレッスンが進み、テキストを先に進めるどころか、ほとんどが雑談に終始してしまったような気がします。緊張感がないと、当然気楽に話ができることは、当然の成り行きです。気がついて見れば、普通に中国語で雑談している自分がそこにいて、思わず「たかみな」こと高橋みなみの格言を思い出してしまいました。
...

      「努力はきっと報われる。」

  その裏には私自身の血のにじむような努力が隠されている(笑)訳ではありますが、年齢を言い訳にしたりせずに努力を重ねれば、それなりの成果と進歩があるということですね。

  毎朝通勤電車の中でスマホ・ゲームで遊んでいる皆さんも、その時間を英語の習得のためにでも割けば、それなりの成果が上がるのにな、と、いつも思っています。一英語教師として言わせてもらうなら、日本人が英語が話せないのは、学校の教育のせいなどではなく、本人に努力をする気が無いからなのではないでしょうか。

  昔アメリカ軍が日本語ができる語学将校を要請するために設けた学校は、徹底していました。軍隊ですから完全に統率された空間で日本語を教わることになります。全寮制で、授業時間は1年間で3,000時間。これが米軍が考えた必要授業時間でした。

  これに対し、現在日本の公教育の場で設定されている英語の授業時間は、中・高を合算しても1,000時間程度、しかも期間は6年間です。1年間で3,000時間と6年間で1,000時間。学校で消化できる英語の時間などたかが知れています。一学期にならった英語など、夏休み期間に全部忘れることが可能でしょう。

  外国語をマスターしたければ、自分で自分を拘束して膨大な努力を積み重ねなければなりません。それが出来る人だけが、外国語をマスターできるのだと思います。私は目下今更ながらにそのことを我が身で人体実験しているところです。

      「努力はきっと報われる。」

と信じながら。

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