The Holy Garden 歳時記 2

ガーデナー・サンドニが、秘密の花園の美しい四季をご紹介します。

ガーデンのホスタ 139 Liberty

2014年12月31日 | ガーデニング
リバティ(Machen 2000)

今日で2014年も終わりです。飽きもせずにホスタシリーズをご覧いただいて感謝します。
ガーデンの華とも言えるホスタで2014年を締めくくります。

大型で春は明るい緑色に鮮やかな黄色の幅広覆輪、
夏になると濃い緑色にアイボリーの覆輪に変化します。
名品寒河江の変異種で、色の変化は同じです。
本種の売りは何と言っても春の鮮やかな色彩でしょう。
黄色に萌えます、

John Machen(マッヘン?マッケン?)はヴァージニア州 Mobjack Nurseries(モブジャック?農場)を有しており、
そこで作出された本種を2000年のアメリカホスタ協会(AHS)の大会で紹介し、注目を集めました。
そしてたちまち人気種となり広まりました。
2012年にはAHSの Hosta of the Year とされていいます。
なお、日本にも寒河江から作出された「皇帝」という品種があります。
私はまだ実物を見たことがありませんが、画像ではとてもよく似ていますね。

本種は早くからサイトなどで確認し、思い切って2003年にアメリカのナーセリーから取り寄せました。
日本で出回るようになったのはそれから2~3年後のことでした。

翌2004年、芽数は少ないですが、すでにその特徴が現れています。

        

サイトによると、生長がゆっくりとのことです。
確かに葉は大きくなるのですが、芽数が殖えません。
これは2006年。葉はいちだんとゴージャスさを呈しています。

        

2010年、芽がはっきりと分かれてしまったので、思い切って株分けを実施しました。
そして日当たりの良い場所にテラコッタ植えにしたところ、たちまちすばらしい姿になりました。

        

翌2011年5月。前庭にひときわ輝く絢爛豪華なホスタとして鎮座するようになりました。
この輝きは何回見ても飽きることはありません。
ホスタでこんな美しい黄色が出るのには驚きました。

        

今年の5月下旬です。ゴールデンウイークの華やかさから一転、初夏からは渋い、それはそれで美しい色彩に変化です。

        


来る2015年も、クリスマスローズの頃まではホスタシリーズを続けることになると思います。
今後ともご愛顧のほど、どうぞよろしくお願いします。


コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加

ガーデンのホスタ 139 Leading Lady

2014年12月30日 | ガーデニング
リーディングレディ(Wilkins 1995)

大型で幅広い深緑色の葉にクリーム色の覆輪が入り、やや立性の株です。
ガーデンのホスタの中でも壮大で姿が良いものの一つです。

ホスタの育生家としてはあまり出てこないウィルキンズ夫妻の作出で、
これもホスタ育生家の名の付いたウィリアムラックマン(William Lachman)の実生あるいは突然変異とされています。

1995年秋に通販で購入。最初は地植えにしました。
翌1996年はまあ初年の株の姿ですね。

        

サイトによって生長がゆっくりとか旺盛とかさまざまな記述がありますが、
ガーデンでは相性が良かったのか順調に育ちました。
2009年。

        

その立派な姿に、大鉢に植えるとさぞ見栄えがするだろうと、2010年に移植しました。
これは2011年です。株がやや立性なので、鉢上げでその姿を余すところ無く鑑賞できるようになりました。

        

その後も旺盛な生育で、大鉢に大株となり、ガーデン前庭の主として君臨しています。
今年の5月。色つやもすばらしく、もはやレディではないような。

        

7月にはうす紫色の花を咲かせます。花数も多く、葉とのコラボも素敵です。

        

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

ガーデンのホスタ 138 Lakeside Spellbinder

2014年12月29日 | ガーデニング
レイクサイドスペルバインダー(Chastain 1997)

明るい緑色の中型の葉に鮮やかな白中斑が入ります。
生育早く葉が多くてこんもりとした株姿になります。
出自はこれも「不詳」です。

スペルバインダーとは「人気のある雄弁家」「人気作品」という意味の他、
頭が大文字になると、米国の作家ハロルド・ロビンズの長編小説「野望の十字架」(1982)を指します。

2005年、通販で紹介されたときに初代を入手しました。
これは2006年です。

        

ところが、植えた場所が悪かった(地植え)のか、初代は2年ほどで消えてしまいました。

そして2010年、たまたま店頭で見かけたので2代目を入手できました。
初代での失敗を教訓に今度は鉢植えに。

        

こちらは生長著しく、2年でこんな姿に。

        

今年2014年です。
緑の発色と中斑の白のコントラストが良く、また葉が多くこんもりと良い姿になっています。

        

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

ガーデンのホスタ 137 Lakeside Rhapsody

2014年12月25日 | ガーデニング
レイクサイドラプソディ(Chastain 1995)

今日はクリスマスですね。Merry Christmas! 平和が全世界にあるように。

中大型の分厚い頑丈な葉で株は立性、青緑色に黄色の覆輪が入ります。
斑や色に際立った特徴はありませんが、株の姿がなんとも高貴です。
ラプソディは、音楽をやっているひとには馴染みのある言葉だと思いますが、
「狂詩曲」という意味で、ピアノ曲ではフランツ・リストの「ハンガリー狂詩曲集」が有名です。
本種は名前のように豪華絢爛さと気品さの両方を有しています。
出自はやはり「不詳」・・・やっぱり公表してないのかな?

ガーデンにはレイクサイドシリーズが日本でも出回るようになった時にやってきました。
2003年です。
これは2004年の画像。株にあったテラコッタに植えましたが、
気に入ってくれたのか初年から見栄えしました。

        

本種はガーデンと相性が良いようでどんどん生長してくれました。
2007年の姿ですが、本当に「格好いい!」です。

        

株が鉢いっぱいになったので2008年に株分けを実施。
しかし今年は、もう株分け前より大きくなっています。

        

そして花も白で優雅。葉も花もガーデンのトップクラス!

        

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

ガーデンのホスタ 136 Lakeside Premier

2014年12月23日 | ガーデニング
レイクサイドプレミア(Chastain 1994)

中大型で明るい緑色の幅広い葉にクリーム色のやや幅広い覆輪が入ります。
葉は頑丈な感じです。
出自は不詳とのこと。前にもレイクサイドシリーズの品種群には最近のものでも出自が不明なものが多いと書きましたが、
本当に分からないのか、チャステイン女史が公表しないのか?ですね。

特に変わった品種ではありませんが、レイクサイドシリーズ一連の雰囲気があるのが不思議です。

ガーデンには2003年に来ました。地植えにしました。
最初から大苗だったので、翌2004年からできあがった状態でした。

        

植えた場所が今ひとついうこと(桜の根元)もあり、その後の生長が悪くなりました。
2006年はこのような状態でした。

        

それで翌年別の場所に移植(養生)したら元気を取り戻しました。
これは2008年5月。

        

そして上記写真を撮った当日、鉢に植え替えています。

        

その後一部の例外を除いてご多分に漏れず順調な鉢植えの生長となりました。
昨年(2013年)です。

        

本種全体なのか、この株の性質なのか分かりませんが、
夏にバーン現象(葉焼けのようになる)が出ます。
トウギボウシ(sieboldiana)の血が入っているかもしれません。


コメント
この記事をはてなブックマークに追加

ガーデンのホスタ 135 Lakeside Paisley print

2014年12月22日 | ガーデニング
レイクサイドペイズリープリント(Chastain 2006)

中型で幅の広い緑の波打葉に独特の紋様のクリーム色の中斑が入ります。
ペイズリーは、スコットランドのグラスゴー南方の町の名前で、
そこで生まれた有名な紋様(ちょっとミジンコみたいな形)がペイズリープリントです。
その紋様に似ているのでこの名前がつけられたと思います。
管理人は25年ほど前にしばらくスコットランドに滞在していたのですが、
この町は訪れたことはありませんでした。

2006年登録の新しい品種ですが、ご多分に漏れずレイクサイドシリーズの出自不詳種です。
膨大な品種群なので、突然新しい葉が出てきても何の交配なのか分からないのでしょうか。

ガーデンには昨年(2013年)に来たばかりです。

        

今年は少し葉が多くなりました。また特徴ある紋様も現れています。
明るい緑色もきれいです。

        

最近のホスタの中ではユニークな姿で、
これから充実させていきたい品種です。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

ガーデンのホスタ 134 Lakeside Looking Glass

2014年12月21日 | ガーデニング
レイクサイドルッキンググラス(Chastain 1997)

濃い緑色の中型照り葉で、太い葉脈が入るユニークな姿です。
深緑というより黒緑の方が表現がふさわしいかもしれません。
一見ホスタというより、室内の観葉植物の仲間のようです。

韓国に自生する yingeri(フギレギボウシ)のハイブリッドとのことで、
まあ改良種のようなものですね。
フギレギボウシは、韓国の原種として比較的最近(1989年)ジョーンズ(S.B.Jones)によって著され、
植物収集家のベリー・インジャー(こう発音するのか? Barry Yinger)から名付けられました。
本種の親として画像で見る限りよく似ており、また花にも特徴があってその姿から
「スパイダーフラワー」と呼ばれています。

ホスタを多く扱っている店主から「変わった品種がある」と紹介されてそのユニークな姿に惹かれて購入しました。
2011年です。最初から大苗でしたので、その特徴がすでによく現れています。

        

2012年には花も咲きました。親のフギレギボウシとよく似ていて、
確かに「スパイダーフラワー」とはよく表現したものです。
紫に白い縞の入ったきれいでユニークな花です。

        

今年の株。とても充実しましたが、何故か花は咲きませんでした。
本種の名前は、その光沢のある葉がサングラスのレンズを彷彿させるからとのことです。

        


コメント
この記事をはてなブックマークに追加

ガーデンのホスタ 133 Lakeside Dragonfly

2014年12月20日 | ガーデニング
レイクサイドドラゴンフライ(Chastain 1997)

特徴ある細長い中型の葉で、緑のクリーム色の覆輪が入ります。
その葉の形からまさに命名どおり「トンボ」を連想させます。
あるサイトでは、地植えにした姿を横から見ると大きなタランチュラを彷彿させると記述しています。
登録年が比較的最近なのに、出自は「不詳」なんです。
気がついたらこんなホスタが出ていた、のでしょうか?何と何と交配したのか忘れたのでしょうか?
レイクサイドシリーズには出自不詳が多い気がします。

ガーデンでは2009年に導入、翌2010年の姿です。
すでにトンボの羽のような葉の特徴が出ています。

        

今年の姿です。
これは4月下旬の画像ですが、この頃は葉の幅もやや広く、
また色も黄緑に黄色の覆輪になっています。

        

6月にはがらっと様子が変わります。
葉は伸びて細くなり、中斑の色は緑濃く、覆輪はホワイト。
ずいぶんと雰囲気が違うものです。

        

生長早く、特徴ある姿で、コレクションにお勧めです。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

ガーデンのホスタ 132 Lakeside Cha Cha

2014年12月18日 | ガーデニング
レイクサイドチャチャ(Chastain 1994)

レイクサイドシリーズの代表的な品種で、ガーデンにもっともはやく来たレイクサイドです。
ホスタを植え始めた頃、海外のサイトなどで名前が面白くまた非常に高値だった本種を見つけました。
数年後日本でも売り出されて購入しました。
中型の立性で、明るい緑色から黄色、ゴールドに変化します、
わずかにクリーム色の覆輪が入ります。
本種はこの独特の色合いが特徴です。
出自はファシネーション(Fascination)とオオバギボウシ(montana)の交配からです。

植えたのが2005年、翌2006年です。
上品な黄緑色の端正な姿をしています。

        

他の品種とは逆に、鉢植えから地植えに替えて生育が良くなりました。

2008年。植え替えたばかりの株。
この頃の緑色もきれいです。

        

2009年の8月。夏になると本種独特の飴色になります。
この色は本種の売りと言っていいでしょう。

        

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

ガーデンのホスタ 131 Lakeside Black Satin

2014年12月17日 | ガーデニング
レイクサイドブラックサテン(Chastain 1993)

レイクサイドシリーズでももっとも深い緑色でしょう。
光沢があり、名前のように黒光りさえ感じます。
中型の幅広の頑丈な一色の葉です。
縦の筋がくっきりと出て、葉はやや波打ちます。
ventricosa(ムラサキギボウシ)のハイブリッド(実生としているサイトもある)なので
親の血を受け継いで紫色のきれいな花を咲かせます。

ガーデンには2005年、通販で購入しました。
購入時はしっかりとした良さそうな苗だったのですが・・・。

        

翌年は何だか危なげな雰囲気。

        

これを最後に消えてしまいました。
あっという間で、ガーデンには馴染まずじまいでした。
最近は見かけませんが、また見つけたら再入手したいですね。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加