幸せについての考察 【桐棺三寸】

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2004-11-29 | 日記 Ⅰ

『不動Vで5年連続賞金女王 宮里は1打差の2位』 (共同通信)

「谷亮子選手は、1日に腕立て伏せを1000回やる。」(3000回説もあり)
こう聞いてあなたはどう思うでしょう。

「よ~し。私もがんばるぞ!」と思う人もいるかもしれませんが、
大半の人は、
「すごいと思うけど、ヤワラちゃんはスポーツ選手だからね。」
「私は一般人だから、そんな必要ないよ。」
というところでしょうか。
或いは、「へぇ~」「だから?」と思うかもしれない…。

冒頭の、女子プロゴルファーの不動選手は、
「サラリーマンの人は、1日8時間働く。だから、プロである私が8時間練習するのは当たり前。」
と言うそうです。

一般人は、「あの人は特別な人だから」と思い、そこにある「何か」を見習おうとはしない…。
特別な人は、「あの人は一般人だから」とは思わず、そこにある「何か」を見習おうとする…。

一般人である私たちが、スポーツ選手並みの運動量をこなす必要は確かにないでしょう。
しかし、それに匹敵する「何か」をしているのだろうか…。
私たちの「日常」は、その知名度は別にして、はたして谷選手や不動選手の「日常」に匹敵するほどのものなのだろうか…。

どこを見て生きようが、確かに自由でしょう。
しかし、自分より低い所ばかりに目をやって、「ムカついたり」「安心したり」してるのって、どうなんでしょう。
けっこう気付かぬうちに、日頃見てるほうに、自分自身も行ってしまうような気がします。

私は出来るだけ高い所を見つめていたい。
しっかりと、地に足はつけたまま…。

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コメント (2)
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