さらばスリランカ -最愛の地、最愛の人たち-

　スリランカ、ここは光り輝く島

　子供たちの未来を見つめる目は輝いています。
　ここで暮らす人たちの心は美しく光っています。
　この国の未来は光輝いています。

　この日本から遠く離れた素晴らしい国で、家族３人でしっかり根を下ろし、生活できたことが、父ちゃん一家の誇りです。
　ママと心に感謝。
　
　父ちゃん一家が、日本とスリランカの架け橋として少しでもお役に立てたのであれば、こんなに素晴らしいことはありません。
　
　父ちゃん一家はこの国が大好きです。
　そしてこの国の人たちが大好きです。

　この国のすべての人々に感謝。
　いつか必ずこの光り輝く国に戻ってきます。

　また、お会いしましょう。

これまでのご愛読ありがとうございました。

　”みんなの父ちゃん　スリランカ滞在記”をご愛読の皆様。

　３年８ヶ月に渡り続けてきましたこのブログもあと１回で最終回となります。
　これまで皆様から励ましをいただいたり、貴重なコメントをいただいたり。
　本当にありがとうございました。
　稚拙なブログでありますが、延べ１５万人の方にご訪問いただきました。　振り返ってみると、書いた記事は８００回弱にも上りました。

　「一人でも多くの日本人にスリランカと国際協力について知ってもらいたい」という目標は、そこそこ達成できたのではないかと思っております。

　このブログを通して多くの方々とお知り合いになれたことも私にとっては大変ありがたいことでした。
　日本からご旅行にいらっしゃったついでに、お会いさせていただいた方。
　ランカに住んでおられる方々とも出会うことができました。

　皆様には大変お世話になりました。

　父ちゃん一家は、帰国してしまいますが、またどこかでお会いできることを楽しみにしております。

送別サッカー

　最後の日曜です。

　全日本サッカー部とコルピティアユナイテッドの送別試合をしてくれました。
　中国チームも急遽参加してくれて、３チームで試合をしました。

　たくさんの仲間が集まってくれました。
　試合の結果は・・・・そんなことはどうでもいいですね。
　素晴らしい熱戦でした。

　父ちゃん、全日本とコルピティアユナイテッドと両方に出場させてもらいました。
　楽しい時間でした。
　万感の思いが込み上げてくる試合でした。

　試合が終わり、そして記念撮影も終わり。
　全日本のみんなからはビールかけで祝福され、胴上げされ。
　ホントにありがとうございました。
　
　コルピティアの仲間達に挨拶に行くと、みんなが父ちゃんのところにワッと一斉に来てくれて、一人一人と握手し、抱き合い。
　涙が溢れてきました。
　とめどなく。

　”Why？”（なんで泣くんだよ？）
　（何でだかわかんねーよ、そんなの。涙が流れてくんだよ。）

　言葉を発することができなかった。

　でもみんな父ちゃんの気持ちを十分に分かってくれたと思う。
　素晴らしい仲間達。

　もう一度、言いたい。
　本当にありがとう。
　
　スリランカに来て、本当に良かった。
　みんなとめぐり合えて最高だった。
　人生で一番、輝いていた３年８ヶ月だったと思う。

　必ずここに帰ってきます。
　また、会いましょう。

帰国直前にみんなが心配すること （その２）

　父ちゃん一家も、着々とは行きませんが進んでます。

　日本への資金送金は、試しに預金の一部を送ってみました。
　こっちの銀行にFAXを流すだけで、その日のうちに日本の銀行口座に入金されてました。
　しかも手数料等、全く掛かってません。
　素晴らしい。

　家のデポジットも返ってきました。
　契約書の中に、人事異動になった場合は契約を解除でき、出国日の2週間前までに米ドルで返金することを書いておいたのが良かったです。
　出国前10日前にしっかり返ってきました。

　引越し荷物も現在必死にママが詰めてくれてます。
　金曜に取りに来るそうです。

　車もおかげ様で売れました。
　広告を流したのですが、７件ほどの問い合わせ電話をいただきました。
　日本人の乗っていた車は、丁寧に使ってるので人気あるみたいですね。
　
　メイドとドライバーは後任に引き継ぐことになりました。
　２人とのめちゃめちゃお勧めなので、末永くお付き合いください。
　
　今までかなりランカには困らされてきたので、かなり心配してましたが、意外と困ることは無いです。
　
　皆様、ご安心ください。

　（おわり）

帰国直前にみんなが心配すること （その１）

　帰国するとなるともうここには来ないわけです。

　あたりまえですが・・・・

　帰国日までにしっかり終えないといけないことは仕事以外に結構ありますよね。
　
　-アパートなどの契約で支払っているデポジット（預け金）の返却
　-電気、水道、ガス、電話代などの清算
　-引越し用荷物のパッキングと送付
　-こちらの銀行に預けてある資産の日本への送金
　-車の売却
　-使っていたメイドやドライバーの再就職先探し
　-日本で住む場所の確保
　-おみやげ物の購入
　などなど。。。。

　仕事を片付けるのに忙しい中、こっちもちゃんとやらないと。（汗）

　ほとんどの方が、この国から本帰国する経験は初めてだと思いますので、上手く行くかどうか心配です。

　（つづく）

帰国を伝えました。 （その３）

　マスターの話を聞いて仲間たちも理解したみたい。

ファウジー「なんとかならないのか？」
ラル「スリランカのために仕事してるんだろ。」
ラトナシリ「会社ごと無くなるのか？」

　ナウシャドもデューリンもアヌラも。
　仲間たちが集まってきた。
　大騒ぎにはならないものの、彼らの気持ちが伝わってくる。

　なんだか胸が苦しくなってきた。
　どう答えたらいいんだろうか。。。。。

父ちゃん「決まったことなんです。会社は無くならないよ。」

　そこでNoordマスターが言いました。

マスター「じゃ来週カクテルパーティをしよう。」

父ちゃん「それより日本人サッカー部が送別試合を計画してくれてるから、日曜に試合をしませんか。」
マスター「わかった。日曜の夕方に。」

父ちゃん「グランドとかは。」
マスター「心配するな。」
マスター「サッカーもパーティもスリランカ側で全部準備するから。」

　帰国前最後の日曜日、大好きなコルピティアユナイテッドの仲間たちと、日本人サッカー部の仲間たちとサッカーの試合です。
　これぞ父ちゃんにとってスリランカで一番最後にすべきことですね。

　（おわり）

帰国を伝えました。 （その２）

　ちょっと拍子抜けの父ちゃん。

　そしたらNoordマスターが、

Noord「ところでいつ日本から戻ってくるんだ？」
父ちゃん「えっ？戻ってこないんですけど・・・」

Noord「休暇で日本に戻るんだろ？」
父ちゃん「・・・・・・」

　全然、伝わってない。（汗）

父ちゃん「休暇じゃないです。転勤なんですけど。」
Noord「はぁ？？？」
Noord「仕事が全部終わったってことか？」
父ちゃん「まぁそういうことですね。残念ながら来週が最後です。」

Noord「なんでだ？ずっとスリランカにいてくれるんじゃないのか。」

　マスターが回りにいる仲間達に、シンハラ語で説明します。
　なんだか突然話がヒートアップして来ました。

　（さらにつづく）

帰国を伝えました。 （その１）

　これまで仲良くしてくれたコルピティアユナイテッドの友人たちにも帰国を伝えなくては。

　なかなか言い出せなくて、土曜の練習のあと、Noord（ヌー）マスターに話をしました。

父ちゃん「マスター、来週も土曜日練習ありますよね。」
Noordマスター「あるよ。来るだろ。」
父ちゃん「今度の練習が最後になるんです。24日に日本に帰ります。」
Noordマスター「ああそうか。ところで、日本人チーム日曜に練習してるんだろ。」

　えっ？？？ビックリしないの？
　意外とあっさりしてるねぇ。

　予想していた反応と相当違って、ちょっと落ち込む父ちゃん。
　心のふれあいができてたと思ってたのは、一方的な思い込みだったんだね。たぶん。。。

　（つづく）

中小企業振興 （その２）

　参加者からも白熱した意見・コメントが出されました。

　その中でちょっとビックリしたのがあります。
　あるコンサルタントがコメントしたのですが、、、

コンサルタント「中小企業振興に関して、政策を決めるトップレベル（政治家など）、我々のようなミドルレベル、そして現場の３つがそれぞれしっかりやらなくてはならない。」

　う～ん、確かにそうですよね。

コンサルタント「ミドルレベルは今日もしっかり議論するなど充実しているが、トップレベルが全然ダメなんだ！！」
　
　なるほどぉ、って、それはもしかして大臣批判？？？
　と思ったら、それに対して大臣がコメント。
　
大臣「I totally agree with you.(全くその通りですね。)」

　あらー、認めちゃった。
　話の分かる大臣なのか、波風を立てることを好まない大臣なのか分かりませんが、これからもしっかりよろしくお願いします。

　（おわり）

中小企業振興 （その１）

　父ちゃん、シーギリヤのプロジェクトだけをやってるわけじゃないですよ。

　他にもたくさんのプロジェクトを担当させていただいてます。
　その中でも個人的に力が入るのが中小企業振興。

　この国の貧困を削減するためには、経済活動を活性化させることが大切で、その一番大事な原動力はなんといっても中小企業です。

　昨年の12月から派遣していただいている専門家と二人三脚で、ランカの中小企業が抱える課題や、ニーズなどを調べ、プロジェクトを形成するために頑張ってます。

　今日、企業開発・投資促進省のマノ大臣にも出席していただき、ワークショップを開催できました。
　参加者も、すっごく前のめりで参加してくださり、白熱した議論が交わされましたよ。

　この国の明日の姿を変えるその一助となるプロジェクトをランカと日本で共に作っていって欲しいです。

　（おわりにしようと思ったけどつづく）

引越し業者さがし

　引越しするには引っ越し業者を探さなくては。

　なんでもかんでもいい加減な対応ばかりでかなり苦労させられたスリランカ。
　ちゃんと荷物が日本に壊されずに、無くならずに、届くのだろうか・・・・

　と心配になりますよね。

　それがですよ。
　意外とその点、スリランカはやります。

　前に、父ちゃん一家がハイドパークからモナークにアパートの引越しをしたときも、激安でちゃんとしっかりやってくれました。

　今回もまずは３社に見積もりをお願いしたところ、某日本の宅配便会社の関係社は来ませんでしたが、地元の会社２社はちゃんと時間通りに見積もりに来ました。

　Don Carolis社は、同僚が以前使っていて実績はあります。
　Horison Relocation社は父ちゃんが前に使った会社で、こちらもしっかりやってくれました。
　
　見積り額は、ほとんど一緒。
　
　日本までしっかり荷物、送ってくださいよぉ。

スパイクお渡ししました。

　支援していただきました皆様、ありがとうございます！！

　報告が遅くなってすみません。
　昨日と今日、マータレとカルタラに行ってご寄付いただいたスパイクを子供たちに渡してきました。

　今回は、コロンボで約１０足、マータレで約１５足、カルタラでは約２０足とトレーニングウェアを寄付しました。

　これまでの分とあわせると、合計８０足を超えたと思います。

　子供たちみんなすっごく嬉しそうでした。
　バーゲンに殺到するオバちゃん軍団みたいに、殺到する場面もありましたが。。。
　大事に使って欲しいですね。
　楽しくサッカーをして欲しいです。

　父ちゃん、日本に帰国してしまいますが、この活動は引き続き続けていくつもりです。
　どうやって運ぶかが、引き続き問題ですが。

　皆様、今後ともよろしくお願いします。

（注）この活動は父ちゃんの全く個人的な活動であり、父ちゃんの会社、日本政府の援助とは全く関係がありません。全責任は父ちゃんにありますのでご注意ください。

日本人学校、ご来館 （その２）

　博物館の設備も一部を除いて一見ほぼ終わったように見えます。

　実はもう少し作業は残ってますが・・・（汗）
　オープンの準備も整って、オープニングセレモニーが行われれば、まもなく皆さんをお迎えします。

　ただこれが問題なんですねぇ。

　大統領も出席していただけるなんて話も。。。
　だとすると日程の調整もなかなか難しいし、警備とかも大変そうだし・・・

　いつになったらオープンできるのだろうか？

　帰国前にオープンを見届けたかったです。。。。

　（近日オープンを夢見て、おわり）

日本人学校、ご来館 （その１）

　シーギリヤ博物館はまだ正式には開館してませんが・・・・

　昨日、初めての団体客としてコロンボ日本人学校の生徒・児童の皆さんに来ていただきました。
　毎年行っている校外学習の行き先にシーギリヤが選ばれたわけです。

　もちろん大切なお客様としてお迎えしましたが、せっかくなので博物館員の研修を手伝ってもらいました。
　ありがとうございます。
　子供たちも国際協力の立派な一員ですね！！

　博物館内の視察のあと、国際協力についての講話も聴いてもらいました。
　ちょっと難しい内容だったかもしれないけど、分かってくれたかなぁ？？

　（つづく）
　

明日、道路閉鎖されます。

　最近、やたら軍事パレードが多いような気がする。

　明日もまた軍事パレードが開かれるそうです。
　そのため、朝７時から昼の１時まで主要道路が閉鎖されるとのこと。

　父ちゃんのアパートの前のゴールロードももちろん閉鎖。

　明日と言えば、、、、、
　心は学校で校外学習、父ちゃんは出張。

　ママは心を学校まで送って７時までに家に戻らなくてはいけないので、６時に出発するそうです。
　父ちゃんも７時前には出張に出発。

　いやー、大迷惑なんで、やたら道路閉鎖するのやめてください。

　お願いしますぅ。