利休の茶室日記

侘び寂びを求めて、何を思う

迷うとき

2007-05-29 | 心に残る言葉
「迷うときは、損をとれ」
作家・三浦綾子さんが、「太陽はいつも雲の上に」で提言している言葉

何故、迷うのか
それは、自分中心にものを考えると、真理やルールとぶつかることが多くなる
自分中心の感情をすっぱり捨て去ったとき、おのずと迷いは消え、
「損をとれば」大方は正しい道を選んだことになる、と三浦綾子さんは教えてくれる

昨日の研修で「あなたは誰のために働いているか」という質問があった
問われた者は「自分のためだけど、それだけではないかな」と回答
普段、そういうことを自問自答しながら働いているわけではないが、一度しっかりと考え、自分の生き方として整理しておきたいと思う
なぜなら、たくさんの人と共に働くときに、働き方にとまどうことがないようにしたいからだ

あらためて、誰のために働くか?
家族のため
愛する人のため
地域住民のため
明日生きるすべての人のため
誰かのために生きることの方が力が入ると私は思う
それが自分のためにつながっている
自分本位ではないところに目標がある

「損をとる」ことの大きな価値を求めていきたい


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