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奥能登国際芸術祭2017【最終章】

2017年10月21日 | 地球温暖化・地球高温化
とうとう明日が最終日。

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能登半島先端の珠洲市で開催中の奥能登国際芸術祭2017も、明日の10月22日(日)が最終日です。
日帰りで2日通っただけで、その魅力に捉えられました。
これまでのブログ記事で紹介できていない作品を、紹介します。

*冒頭写真【33】リュウ・ジャンファ「Drifting Landscape」
奥能登を代表する風景の見附島をバックに大量の漂着物?
いいえ、珠洲焼と景徳鎮のやきもので表現されています。


【9】小山真徳「最涯の漂着神」
砂浜海岸に作られたこの作品、実はさらに驚きが隠されています。現地でのお楽しみに!


【10】岩崎貴宏「小海の半島の旧家の大海」
旧家の1階に塩を敷き詰めて海を表現した作品。塩を使う発想に驚きです。


【27】川口龍夫「小さい忘れもの美術館」
旧のと鉄道飯田駅の作品。忘れられた鉄道、忘れられた駅舎、忘れられたホーム‥


【22】金沢美術工芸大学『スズプロ』「静かな海流をめぐって」
飯田港に近い旧家が会場。


ここの座敷には「奥能登曼荼羅」。緻密な筆づかいで奥能登を取り巻く日本海が描かれています。


【31】石川直樹「混浴宇宙宝湯」
1階は現在も営業する鵜飼温泉宝湯、その2階と3階が会場ですが、かつては宴会場、芝居小屋、旅館、そして遊郭だった場所に‥。


【32】アデル・アブデスメッド「ま-も-なく」
旧のと鉄道鵜飼駅での展示。
「人の記憶から忘れ去られ、手つかずとなった旧鵜飼駅に、静かに佇む1台の列車。そして列車を貫く一筋の光。この場所の止まった時間が動きだし、“まもなく”なにか起こることが暗示される。」(HPより)


【29】眞壁陸二「青い舟小屋」
海のすぐ傍、舟小屋での作品。外から差し込む光で、浮かび上がる絵画が刻一刻と変わります。


この素晴らしい芸術祭も明日で終了。心に残る作品群でした。
そして何より感動したのは、奥能登の自然と地元の方々のやさしい表情です。

2 コメント

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Unknown (Pearsword)
2017-10-22 20:27:12
 こんばんは、Repuさん。
 珠洲でこんな素晴らしいイベントがあっただなんて、日曜日の夜にブログを見たので、ひとり残念がりました。
 珠洲は僕も大好きな景勝地なので、そこで行われているアートフェスティバル、是非行ってみたかったです。
 来年以降も開いてくれないかなあ……。
 
Pearswordさんへ (Repu)
2017-10-22 20:47:52
ああ、残念でしたね~。素晴らしい芸術祭でしたよ。
トリエンナーレ、と聞いているので、次の開催は3年後ということのようです。
次回を私もとっても楽しみにしています。

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