中央線沿い小宇宙

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お父さんのこと その2

2017年04月15日 | Weblog
術後 食事の制限はあるものの食欲もあり体重も少し増えて普通の生活を送れているお父さんですが
抗がん剤治療を行っています。

TS1という一般的な抗がん剤を錠剤で服用して
20日に一回の通院と血液検査を行っています。

本人は医師から説明をうけてはいますが、それほど深刻には捉えていないようで
まずは2年がんばる と明るく楽しそうにしているのが唯一の救いです。

幸い副作用もほとんどなく、術後半年現在 転移の兆候は見られませんが
レントゲンやCTなどは撮っていないので病巣はどこかにあるかもしれません。


私はというと 4-5年に一回くらいしか帰らなかった実家に2ヶ月に一度のペースで帰るようにしています。

実家に帰らなかったのは仕事の事もありますが、母親との関係が悪く 顔を合わせば酷い喧嘩になるからです。
ただ、現在は父の面倒を"一応"は見てもらっている立場なのでそのあたりは嘘でも「お母さんありがとう」と言うしかありません。


今から考えると父が胃がんになったのも長年の冷めきった夫婦関係でのストレスが関係しているのではないか・・とも思います。


うちの地域では9月に伝統的なお祭りがあります。

父は参加する側でしたが、もうこの状態ではきっと無理でしょう。

昨年はちょうど退院後にお祭りだったのですが 私は"最後かもしれない"と
父と一緒にお祭りを見ておこうと考えていました。

しかし色々あって父と見に行くのは来年(今年)にすることにしました。
それは一年後もお父さんが生きている という希望を強く持ちたかったからです。

これからどこにガン転移が出てくるかわかりませんが
次のお祭り、次の正月、とそのくらいのペースで父との思い出を少しでも増やすつもりです。


つづく

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