1月の末に母の3回忌と父の23回忌の法事がありました
いつものように家族全員が参加してくれて、8人乗りのワゴン車をレンタルして行ってきました
金曜の夜に出発したのですが、土曜日の朝早くにスカイツリーに上って、そのあと、横浜の中華街に取ったホテルに入り
中華街を散策し、と言いたいところでしたが、春節で中国の人がものすごーい人人人で途中で息子と孫がいなくなり、必死で探したらホテルに戻っていた・・・って
まったく、人騒がせな息子です(まったく反省せず、逆に切れていましたけど)
翌日は逗子のお寺で法要を済ませ、そのあと会食
会食も始まりが遅かったので、終わったのが4時近く
それから岩手に帰って、自宅についたのが夜中・・・
長ーい週末でした
法事に集まってくれたおじさんやおばさんは皆父のことを本当に世話になった、いい人だったと口をそろえて話していましたが
私にとって、父は物心ついた時にはお酒を飲むと気が大きくなり声も大きいけど、お酒を飲まないと口数の少ない優しい人
そして、知らない人とでも、すぐに仲良しになってしまう人のいい人
でも、私はお酒に飲まれてしまう父が大嫌いだった
だから父に似てお酒は好きだけど、お酒に飲まれないように、楽しい飲み方をしようとずっと思っていました
そんな思いがあったので、いい人だったというおじさんたちに向かって、思い切り父が本当は嫌いだったと言ってしまったら、
おじさんたちはそんな姿見たことなかったな、そんなこともあったのか、と少し会場が静かになってしまって、あー、やっちゃったなって思いました
別にお酒は飲んでいなかったのですが、でも今思うと、父といろんなこと真剣に話したことなかったなーって
どんなこと考えて生きてきたんか、子供のころのこととか父のことも母のこともどんなことを考えて生きていたのか
子どものくせに何にも知らないなーって
そして、もう、話を聞くこともできないかーって
所詮、私は自分のことばかり考えて生きてきたから、両親に対しての興味がなかったのかも知れません
でも考えてみれば、自分のルーツなわけだからね
私は父のお酒が好きなところと、車の運転が好きなところ、そして、誰とでも意外に仲良くなれるところが似ているかも
母に似ているところは、すぐに怒ること、あとはあまり似ていないかも、あ、顔は最近似てきましたね
そんなこと、帰ってきて通常の生活に戻り、出勤の車の中で思い出しては涙が出たりして
感情失禁のようになる時がたまーにあります、歳なのかも・・・
法事という、亡き人のことを思い出す供養だから、これでいいのかもしれませんね