れんげそう岐阜☆不妊サークル・レポート日記 http://www.geocities.jp/rengesougifu/

岐阜の県花《れんげそう》(milk vetch)の花言葉は、私の幸せ・心が和らぐです。気持ちをこめて・・・

第465回2017年5月25日(木)

2017-05-25 | レポート日記

参加者 6名

初めての参加 1名

今日はお友達の紹介で初めて参加して下った方がありました。

れんげそうに来て下ったり、いろいろお話させていただいた方から

不妊の体験を送っていただきました。

了解を得て載せさせていただきます。ありがとうございました。

またおしゃべりできる時を楽しみにしています。(G) 

 

 

            不妊治療をやめて

 初めて病院を訪れたのは結婚二年目の時、「病院で排卵日を教えてもらえば妊娠できるよ。」と友人に言われたからでした。まさか不妊治療をする事になるなんて思いもせず、最初の頃は待合室にあったマタニティの通販雑誌を見ていましたが、数ヶ月で妊婦さんを見るのも辛くなりました。まだ若かったこともあり、真剣に悩みを聞いてくれる人は周りにいませんでした。

タイミング指導で夫と気持ちがすれ違うようになり、病院で相談すれば「そうやってすぐ人工授精をやりたがる人がいる。」と怒られ、泣いて相談した母には「頭がおかしくなったんじゃない?」と言われました。勇気を出して参加したれんげそうでも、最初に言われた言葉は「若いよね。」でした。自分の事で精一杯で不妊治療をされている方々の年齢を考えたことがありませんでした。自分が悩んでいる事がまわりを不快にさせる。不妊だと思ってはいけない。悩んではいけない。夫の「知り合いには7年子供ができなかった人もいる。」という言葉は私には我慢が足りないと言われたようで本当に苦しかったです。

転機になったのは内膜症の手術で入院したことです。一週間、毎日仕事が終わってから片道1時間かけて病院に通ってくれた夫との時間はとても大切なものでした。同室だった抗がん剤治療の方、糖尿病の妊婦さんと仲良くなり、色々な話をさせていただきました。円陣になっていて看護士さんに笑われてしまったほどです。手術することは正しいのか、家族に心配をかけてまでやるべきことなのか、色々考えさせられました。健康に暮らせていることが当たり前になっていました。そして、多くの妊婦さんが入院されていることに驚きました。私は妊娠がゴールではないことをわかっていませんでした。退院する時、みなさんから「次は出産で病院に来られるといいわね。」と温かい言葉をいただきました。

残念ながら手術後も妊娠することはありませんでしたが、自分の気持ちを整理し夫と足並みを揃える大きなきっかけになったと思います。その後、人工授精と体外受精を繰り返しましたが結果は出ず、夫が始めた仕事を応援するため8年で不妊治療をやめることにしました。

「治療で卵巣が疲れている。40代の卵巣だ。だから20代に妊娠しなくちゃいけない。」26歳で結婚した私には先生が最後におっしゃったこの言葉の意味がよくわかりませんでした。

 不妊治療はやめましたが内膜症の治療で今も婦人科にお世話になっています。必ず聞かれる「妊娠はもういいの?」という質問。内膜症の治療に専念しますか?という意味だと思いますが、私も「今は自然に待っています。」と言えません。それを聞いて先生が何と言うのか、怖いのかもしれません。でも不妊治療をやめて婦人科の印象は変わりました。「頑張ってきたね。」と言ってくださった先生もいらっしゃって、少し気持ちが楽になりました。

 ご年配の方に「今は辛い時だと思うけど長い人生から見たらほんのひと時。いつか”そんな時もあったね”と話せる日が来るわよ。」と励ましていただいた事があります。夫婦でそう思える日が来るといいな。出会えるかわからない子供の事より目の前にいる家族を大事にしたいと思うようになりました。自分の悩みが原因で疎遠になってしまった友人もいますが、改めて大事にしたいと思った友人もいます。そして、何も言わず治療をさせてくれた夫に感謝しています。

「私じゃなかったら(あなたには)子供がいたと思う。ごめんね。」と話した時、「そんな事考えなくていいぞ。」と優しく言ってくれた事が大きな支えでした。きっとすごく子供が欲しかったのに静かに見守ってくれてありがとう。今は夫の仕事が夫婦の夢です。次は私が応援する側になって彼を支えていけたらと思います。

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