いろんな夫婦

神戸で対面鑑定をしている　占い師りょうです。
長年連れ添ってきた夫婦には、どうやら色々あるらしい。
私には未体験なことなので話を聞くことしかないのですが
これが結構おもしろい。
そこの夫婦にしかない約束事やら、二人だけの習慣
長年連れ添った結果、もう一緒の空気さえ吸いたくない！
という話まで多種多様です。

連れ添ってきた結果、二人の関係性がどんなものであったかを
確認するのは概ねにして子供が経済的に独立した後が多い模様。
子供が手を離れたといっても、やっぱり学生さんのうちは
経済的にお金がかかりますし、その間は旦那さんが働いている
場合が多いですからね。
改めて夫婦だけの時間を持つ機会が多くなるのは子供が独立して
からということになるのでしょう。

さて、私の周りに面白い夫婦が3組います。
そのうち2組は端で見聞きする限り良好な夫婦関係です。
しかし1組はいわゆる「熟年離婚」の危機にあります。
この違いって一体何なんでしょうね。

良好な2組には暗黙の了解で奥さんと何らかの習慣がありました。
結婚してから毎晩一緒にお風呂に入る。←これは凄い！
家では会社の話は一切しない。←家では奥さんの話を聞くに徹する！
お弁当は絶対に食べきる。←作ってくれた人への無言の感謝！
他にも色々とあるようですが、家での過ごし方は対子供ではなく
対奥さんであったようです。
一方、熟年離婚の危機に瀕している夫婦は対子供に関してしか
共通事項がありませんでした。
夫婦での習慣や約束事というものがなかったのですね。
付き合っていたときや結婚当初はお互いに好きであったのですが
気づけば奥さんの鬱憤が何十年分も蓄積されていたというわけです。
何十年間も、奥さんの話を聞く機会がなかったのでしょうね。
そのうちに奥さんにしてみれば、訴えても仕方がない・・・という
諦めの境地に行き着いたとのこと。
旦那さんからすると寝耳に水ということで、ある日いきなり
奥さんからの三行半をくらい大慌てとういシナリオです。

結婚する時は誰もが一生に一度のこと！
この人と添い遂げる！
という気持で籍を入れるのでしょう。
しかし、実際はそれがゴールではなくスタートなんですよね。
何十年後、二人の軌跡を振り返った時に「この人と一緒でよかった」
と思えるかどうかは、日常の積み重ねなんですね。
そういや、誰かがいいこと言ってました。
「結婚生活は一番近い他人（結婚相手）とどれだけ思いやりの
　キャッチボールができるかがポイント」
やたら納得しました。
これからも面白い夫婦ウォッチングをしてみますね。

りょうの占いHPはこちら→remain ～こころのありか～